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2019年5月11日 (土)

文楽5月公演の記事を東京新聞に

 3日の東京新聞の朝刊に文楽5月公演に関する記事を書いた。三味線の鶴澤燕三さんをインタビューしたもので、東京では15年ぶりの通し狂言となる『妹背山婦女庭訓』について。今回、燕三さんが担当する「芝六忠義の段」にスポットを当てたものだ。

 『妹背山ーー』は長編で、その中でも文楽版ロミオとジュリエットともいわれる「妹山背山の段」や、後半の酒屋の娘お三輪の激しい恋の悲劇が注目を浴びがちで、それらの段が単独で上演されることも多いのだけれど、“「芝六忠義の段」は、ある意味、蘇我入鹿討伐にまつわるこの長い物語の中核をなす段で、それだけにやりがいもある”と語る燕三さん。息子が処刑されると思いながら興福寺の鐘を聞いている母親。そこで鳴る三味線は鐘の音を模して、母の心の葛藤も表している……以前に見たときはそこまで意識しながら三味線を聞くことはできなかったので、今回はぜひ注目しながら、味わってみたいと思っています。

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