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2015年8月26日 (水)

感劇話その234 6月の舞台『草枕』のこと @シアタートラム

感劇は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 夏のうちに今年前半のカンゲキを振り返っておくべく、今日もやってます。
 6月にシアタートラムで観た『草枕』。 昨年の『グッドバイ』に続く、シスカンパニーの“日本文学シリーズ”第二弾である。このシリーズは、毎回日本文学の名作を一つ取り上げ、劇作家・北村想氏が原作に新たな発想を加えて作り上げるお芝居で、演出は前作に続いて寺十吾氏だった。前作『グッドバイ』では傾いた電柱が連なったりする背景など、懐かしくあたたかみのある舞台に魅了されたが、今回は日露戦争の時代の山あいの温泉宿の、レトロでどこかミステリアスな空気が充満した空間だった。寺十吾さんの演出、味わい深い。宿の女主人、那美を演じたきょんきょん。「私は私」を気負いなく演じている感じでよかった。そして、男女5役を演じ分けの浅野和之さん、サイコー。とくに茶屋の老婆と宿の下女という二人の女性役は光ってたなぁ。意外性があるからよけいにアトラクティブなのか。下女なんて文楽に出てくるおたふく顔のお人形みたいで、ほんとにかわいいんだもん。

Photo

きょんきょんは二役



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