« 感劇話その221 10年目……。 | トップページ | 感劇話その223 『三人姉妹』@シアターコクーン   »

2015年4月 6日 (月)

感劇話その222 六本木で歌舞伎_ 『地球投五郎宇宙荒事』

感劇は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

  昨日から、1月〜3月のカンゲキを振り返っております。2月最初の週はクドカンの演出による六本木歌舞伎『地球投五郎宇宙荒事(ちきゅうなげごろううちゅうのあらごと)』に行ってきました。“地球投げ”は、亡き勘三郎さんの言葉をきっかけに考えられたテーマだということで。地球投五郎というのは人の名前です。てことは、やっぱり「地球投」が苗字ってことなんでしょーね。ストーリーは、海老蔵演ずるこの地球投五郎が、獅童演ずる駄足米太夫(『スターウォーズ』のダースベイダーに見立てた適役)から地球を守って対決する、というもの。 今回の舞台となったEXシアターは歌舞伎専用の劇場ではないので、特設の“花道”が、舞台の下手だけでなく、客席を横断するようにもう一つ設置されていた。ここを『暫(しばらく)』の扮装で海老蔵が歩くときには、花道がかなり客席に接近しているので迫力満点。大太刀を二本掲げながら引っ込んでいくところでは脇のお客さんの頭にぶつからないだろうか、などと違う意味で緊張してしまった。
 クドカンの脚本は相変わらず言葉遊び的な要素や小ネタが随所に散りばめられて楽しい。邦楽で演奏されるダースベイダーのテーマや、映画『未知との遭遇』のあのメロディを『暫』の「しーばーらーく」の台詞になぞらえているのもおもしろかった。そして、与駄(ヨーダの見立て)の役を熱演した、初代子供店長こと加藤清史郎くんにも惜しみない拍手が送られていたのでありました。

10411037_763728957056987_5978867542♪横に走る花道、見えますかしら......。

« 感劇話その221 10年目……。 | トップページ | 感劇話その223 『三人姉妹』@シアターコクーン   »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 感劇話その222 六本木で歌舞伎_ 『地球投五郎宇宙荒事』:

« 感劇話その221 10年目……。 | トップページ | 感劇話その223 『三人姉妹』@シアターコクーン   »