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2012年12月29日 (土)

感劇話その191 今年が終わってしまう前に…...

感劇は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

  とりあえず今日の午前までに仕上げた原稿で、年内の作業は終わりにした。去年ほどじゃないけど、結局、今年の年末もなんだかんだ忙しかったな……。そんなわけでもう29日。今年が終わってしまう前に、未アップのカンゲキ話を一挙にまとめておきます。

124日(火)/志の輔独演会@目黒パーシモンホール

 「ハナコ」と「徂徠豆腐」の2席。どちらも何度か聞いているが、「徂徠豆腐」はとくに好きな噺なので何度聞いても嬉しい。最初の頃は、どちらかというと学者(荻生徂徠)のキャラクターのほうにココロ惹かれることが多かったけれど、最近は七兵衛(豆腐屋さん)の味わい深さも沁みてくる気がする。衆議院選挙前ということで、マクラに志の輔流選挙速報の愉しみ方(前にも似たようなマクラを聞きましたが)をたっぷりとやってくれたんだけど、今回の選挙も8時と同時に当確がたくさん出ていたから、志の輔は楽しめたのかどうか……って、行った人にしか意味わかんないと思いますが、説明すると長くなるので割愛します。ごめんなさい。

129日(日)/狂言「横浜狂言堂」

 横浜能楽堂で毎月第二日曜日に行われている「横浜能楽堂」は、狂言2曲を解説付きで楽しめるお手軽公演。茂山家ということで久しぶりに行ってきた。曲目は「仏師」(茂山千五郎さん)と、「察化」(茂山千三郎さん)。「察化」は太郎冠者が主人の伯父さんと間違えて名うての詐欺師(察化)を家に連れてきてしまうお話。察化を穏便に帰すために相手をする太郎冠者のおとぼけぶりが笑える。

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午後2時から1時間半くらいで終わるので、気軽に楽しめる。なかなかいい企画だな〜と思います。





♬1215日(土)/文楽十二月公演

 12月は毎年文楽鑑賞教室と本公演の2本だてなんだけど、例によって本公演のみ行ってきた。『苅萱桑門筑紫轢(かるかやどうしんつくしのいえづと)』と、『傾城恋飛脚(けいせいこいびきゃく)』。『苅萱......』では、勘十郎さんのつかう娘ゆうしで(ゆうしで、は娘の名前です)や蓑紫郎さんの石童丸の姿がきれいだった。呂勢大夫さんの艶のある声も響いた。『傾城......』は新口村の段のみ。これは以前、マーティ・グロス監督の映画で観たことがあったのだが、考えてみたらライブで見たのは初めてだったかもしれない。玉也さんの孫右衛門、罪を犯した息子との別れの悲しさがよく出ていた。

 余談だけど、今回の演目は落ち葉や雪など、舞台の天井からはらはら落ちてくる物が多いシーンが続き、私の席は最前列だったので、上からどんなふうに“はらはら”が落ちてくるのかがよくわかった。紅葉した落ち葉が蓑紫郎さんの頭に着陸するというハプニングもあった。というか、よくあることなのかもしれないけれど......当然ながらご本人は両手を使っているのでどうにもできない。足使いさんも当然、両手は塞がっている。どうなるのかな〜と思っていたら、左使いの人が頃合いを見て、空いている右手でさりげなく落ち葉を落としてあげていた。当然と言えば至極当然なんだろうけど、個人的には十年余り文楽を見て(聞いて)きて、初めて見たシーンだったので、なかなかおもしろかった♪。

 以上、今月のカンゲキを駆け足で振り返りました〜。来年はどれだけカンゲキがあるかしら……来年も行くどー♪。

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プログラムの表紙も、凛々しいゆうしでの姿。

 

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