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2012年11月13日 (火)

感劇話その189 浮気といえども品格を保ち……?__「ござる乃座」狂言会「花子」 

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

  先月末に観た野村萬斎さんの狂言会「ござる乃座」の話です。場所は久々の国立能楽堂。

 お目当ては、大曲「花子(はなご)」。観劇通の友達、かよちゃんが“これぜったい観に(聴きに)行きたい”とおすすめしてくれたので。狂言の大曲とは、いってみればある程度の経験を積んだという指針になる登竜門みたいな演目のことだ。野村家では大曲「釣り狐」が卒業課題のような演目であり、「花子」は、さらにその先の修士論文にあたる、というふうに説明されている。

 話の内容は、妻に嘘をいってなじみの遊女・花子に会いに行くという、ちょー砕けた浮気話なんだけれど、それはそれ、品格を保ちつつ、謡(うたい)や舞を優雅にじっくり披露することが大切なんだそうで。お目当ての萬斎さんの謡はもう、その豊かな歌声に多くの女性客がうっとり〜♡、という感じだった。かなり豪華で格調高そうな装束にも惹き付けられました。にしても、浮気相手のところに行くために涙ぐましい努力をする夫に対して、嫉妬深い妻の逆襲……時代が時代だけに内容は素朴なものだけど、600年前の室町時代も、ハイテクな現代でも、人間がやっていることって、ぜんぜん変わってないんだなあと、また改めて思い知らされた次第にござりまする。

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いつもプログラムを無料で配布してくださるのもありがたい♪。


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