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2012年9月 2日 (日)

感劇話その186 テンションあげあげ。森山未來の『ヘドウィグ』 

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 昨日は8月のカンゲキを一気にまとめてアップしたわけですが、昨日の昼間はまた新たな観劇をしておった。森山未來の『ヘドウィグ&アングリーインチ』@渋谷O-east。想像以上によかったわ〜。
 オフ・ブロードウェイで誕生したロック・ミュージカル『ヘドウィグ……』はこれまでにも三上博史、山本耕史主演で上演されている、ということくらいしか事前の知識はなくて、オリジナルのストーリーはほとんど知らずに出かけて行ったのでありましたが、今回はオリジナルをベースに、3・11以後の日本を舞台にアレンジされたものになっていた。立ち入り禁止区域の壁の向こう側で生まれたヘドウィグが、自分の片割れである本当の愛を探して彷徨い続ける……。
 未来くんは、ご自慢のダンスはもちろん、歌もいけてて♡、驚いた。両性具有のような(正確には、性転換手術の失敗で女性になり損ねたという設定)妖し気なキャラクターもぴったりで、マリー・アントワネット並みのもりもりのブロンドヘアに、露出度高いタイトな衣装と10センチ以上の真っ赤なハイヒール姿で階段を上り下りする激しいダンスアクションもさまになっていて、ものすごいパワフル。最後までエネルギッシュに狭いステージを縦横無尽に駆け回るだけでなく、いきなりスローな曲になっても肩で息をすることもなく、乱れずクールに歌い切る、その身体能力は圧巻。
 ヘドウィグと、ロックスターのトミー(れっきとした男性)の二役をしている未來君。妖しく悲しいヘドウィグの衣装のときは筋肉隆々に見えたのに、トミーになると、華奢なつるりんとした肉付きに見えた。それがなんか不思議で……ヘドウィグのときは身体に少し輝きのあるファンデーションを塗っている感じだったし、衣装も身体にぴったりしたものだから、筋肉が強調されるのかなあ……わからん。男性のトミーのときは上半身を露出して、下半身は黒いたっぷりした撒きスカートにも見えるようなパンツだったんだけど、真っ白な上半身の筋肉はすべらかで、もりもり感は感じられなかった……視覚の妙なのか。この舞台を観て、三上&山本バージョンのヘドウィグも見たくなってしまった。

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メイクもイケてました♪。

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