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2012年9月 1日 (土)

感劇話その185 夏のカンゲキおまとめその4 『珠響(たまゆら)』@ヒカリエホール

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 ちょっと前にインタビューさせていただいたギタリストの村治佳織さんがご出演されるコンサート「珠響(たまゆら)」に行ってきた。尺八(藤原道三)、和太鼓(英哲風雲の会)、囃子(亀井広忠、田中傳次郎)、ピアノ(稲本響)という、異種の楽器を操るアーティストたちが出演。第一部はそれぞれの演奏で、第二部には歌舞伎の市川猿之助の朗読も加わって、お能の「鉄輪(かなわ)」を題材にした楽曲をメンバー全員で競演するという、とても斬新な構成だった。
 ソロのライブを聞く機会がなかなかないジャンルの音楽を一度に体験できるというのはとても貴重な機会だったと思う。囃子の大鼓はお能や狂言の舞台で聞くことがあるし、藤原道三さんは以前、取材させていただいたこともあるので尺八も体験済み。和太鼓のライブはかなり久しぶり、という感じだったが、それらが一堂に会するといったいどんな音色になるんだろう、ましてやそこにギターとピアノ??と、正直、想像がつかなかったが、意外と素直にすんなりと耳に入ってきたのは新鮮な驚きだった。そしてゲストの猿之助さんは、さすがにスターらしく、ひときわ大きい拍手を集めておりました。とてもユニークな企画なので、今後も続けていってほしいなと思いました。

201208291021001


今回のコンサートテーマは「念」だった。無念、情念、雑念......。


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