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2012年7月14日 (土)

インタビューと原稿……、

 今週はずっとインタビュー原稿をやっている。短めの原稿を3本。うち一つは水曜日に仕上げて提出した。残り2本は週明けに提出。それぞれのテープおこしをしながら、いろんなことが頭をよぎった。たまたま3つ続いたから、というのもあって、比較しやすかったということなのかもしれないが、改めて、会話のキャッチボールの難しさというのか、おもしろさというのか、不思議さというのか、そんなことを感じて、インタビュー取材というのは、たとえば渓流にかかる古いつり橋のような、実に危ういバランスで成り立っているものなんだなあと、改めて思ったのだった。こんなふうに小難しいこと書いているのも変だけど……。よくしゃべってくださる人、口の重い人、陽気な人、ちょっと気難しい人、ぽんぽんと言葉が飛び出してくる人、自分の言葉を捜し当てるまで熟考する人、心を開いてくれているようでじつはぜんぜんそんなことない人、その逆の人……ほんとにいろいろである。一期一会の難しさ、だからこそのおもしろさ、をかみしめている今日この頃。

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2012年7月 7日 (土)

渋谷……

 大学は渋谷駅から徒歩約10分の場所にあった。家も仕事場も渋谷から電車で20分以内のエリア内で移動。行きつけのクリニックも、なじみの飲み屋も渋谷にあったりして、今に至るまでこの街をなんだかんだ右往左往している。このン十年ですっかり変わった景色もあれば、未だに変わらない景色もある。でも大半はどんどん変わってきている。
 何度となく映画を見た東急文化会館はなくなってヒカリエという新しいビルが建ち、その周辺も徐々に変化を遂げている。中学生の頃、パンダを見に初めて東京に来た際、一足先に東京に居た母親と待ち合わせたガード下の横断歩道は、東横のれん街と東急文化会館を結ぶ位置に、いまもかろうじてあるようだけれど、あそこもいずれ再開発でなくなってしまうのかな。
 先日、ヒカリエの小山登美夫ギャラリーでデビット・リンチ展を見た帰りに同じフロアのカフェに寄り、渋谷の東急東横店や東横線ホームを見下ろす窓際に座った。

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東横線が地下鉄副都心線とつながる工事が進められている渋谷。何十年もおなじみのこの景色も、近いうちに大きく変わっていくんだろう......。



 それから、別の日。気候が良かったので原宿から渋谷まで歩いて、宮下公園を通ってみたんだけど、駐車場の上にこんな緑豊かな空間が広がっているなんて、恥ずかしながらこの年になるまで知らなかった......。

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この先にフットサルのコートやクライミングウォールがあったりする。







 何十年もあっちこっち行ったり来たりしているつもりでも、意外に知らない場所もたくさんあったりする。あたりまえだけど……。特に大好きな街、というわけではないんだけど、なんだかんだ縁もあるので、未だにちょっと気になる街ではある。
 

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2012年7月 6日 (金)

海の幸……、

 先月のとある週末、5月に行った宮城3人旅行の反省会と称して、また3人で集まった(うちらは勝手にぶーふーうーの会と呼んでいるんだが)。ふーの家にて、家飲み。その日に合わせて、旅行の際に買い物をした塩竈水産物仲卸市場の佐藤商店さんからまた魚を取り寄せたら、お宝のような海の幸が箱一杯に到着……。

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イカ、ウニ、つぶ貝、ほや、ホタテ、小あわび、白身、マグロの中落ち......。粒揃いのウニはアップでご披露。




 佐藤商店さんは、ご主人と奥様の気さくな人柄に惹かれ、現地で買った魚も貝もとってもおいしかったのでアゲイン、ということになった次第。というか、市場で働いている人たちはみなさんとても元気でやさしくて、微々たるものだけど復興の手助けにと思って買い物をしに行った私たちのほうが逆に元気づけられて帰ってきたような……さらには、今回、宮城で出会った人たちは、みなさんそんな感じだったのだ。
 同じく塩竈の、仮設の「みなと復興市場」の共栄丸水産さんの松島わかめも、しゃきしゃきしてちょーうまい♪。松島湾で養殖しているわかめの棚の中で、唯一震災の津波の被害を免れたという共栄丸水産さん。直売ほか釣り船も出していたようだが、そちらは震災で全壊。まだ再開の目処はたっていないということだったが、明るく美人な奥様とお話しして、今年の1〜2月に収穫したという松島湾の塩蔵わかめを購入した。

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旅行の際に佐藤商店で買って、宅配にしてもらったもの。手前の袋はほっき貝。右は復興市場の共栄丸水産さん。



 ただ、市場では塩竈の近海物をたくさん買いたかったんだけど、風評被害のために、近海ものは穫ってもなかなか売れない、とのことで種類は少なくて、青森や北海道産のものが多いという現実は、ちょっと切なかった。私たちにできることは、ただ現地で消費することしかなく……。
 約ひと月ぶりに塩竈からのおいしい便りに舌鼓を打ちながら、楽しかった旅の思い出とともに3人でいろんな話をして、またいろんなことを考えた。塩竈の、三陸の、東北の海に1日も早く平和が戻って、海が幸せになって、その幸せをたくさんの人が享受することができますように。

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2012年7月 5日 (木)

感劇話その181 舞台も良いのだ♪

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 5月末の話なんだけど、演出家のマキノノゾミさんにインタビューした。掲載は来月なので詳細はそのときに改めて。
 じつは私、マキノさんの舞台を1度も見たことがなかった。すると、偶然にもちょうど先月、氏の演出された舞台が公演中だったので、取材前に行ってみることに。演目は、『ローマの休日』。そう、あのヘップバーンの映画『ローマの休日』の舞台化である。初演は2010年で、今回は再演。映画としてあれだけ有名な映画を舞台にするって、いったいどんな感じなんだろうか、と、いろんなことを考えながら劇場に足を運んだのだけれど……正直、これがとってもよい舞台だった♪。
 3人の役者だけで舞台を展開させるという大胆な演出で、映画は何度となく見て話もしっかり知っているはずなのに、最後には思わず涙……上質の舞台に仕上がっていて、とても新鮮な驚きだった(この作品で、マキノさんは第36回菊田一夫演劇賞を受賞している)。グレゴリー・ペックの役は吉田の栄ちゃん(舞台大丈夫かと思ったけど、予想以上に良かった。栄ちゃん、心配してごめん)、親友のカメラマンは小倉久寛(相変わらずいい味出していた)、アン王女は荘田由紀(気品があって清々しい)。みんないい感じだった。
 翌週、インタビューの際に、既に映画として確立している作品を舞台化することの大変さや醍醐味、なんかもいろいろと語っていただいて、原稿にも少なからず書かせてもらった。というのも、この夏、マキノさんはまた『十三人の刺客』という有名な映画作品の舞台化に挑戦しているのだ……。今回は、いったいどんな舞台になっているのか、今から楽しみ♪。

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アン王女の役は、ダブルキャスト。初演では朝海ひかるさんが演じたそうで、そっちも見たかったなあ♡。

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2012年7月 4日 (水)

こんなこともあんなことも……

 去年の初めから(準備段階から入れるとその数ヶ月前だけど)編集&ライターとしてがっつり関わっていた博物館ガイドの雑誌の仕事が、先月末に最後の担当号の校了を迎え、1年数ヶ月のお務めもなんとか無事終了。まるで社員みたいに毎日のように通っていた制作会社のデスクからも撤収し、また普通のフリーの生活に戻っている。次の仕事の原稿締め切りまではちょっと日があるので、ここ数日は、とりあえずうだうだする日々。
 暇になったから、この1年でさらに無秩序になった家の中を一気に片付けるとか、クローゼットや本棚や冷凍庫の中身を断捨離するとか、いろいろやることはあるんだろうけど、いまはただ、何をするでもなくただのんびりと時間を過ごしている。ソファでわらびの横に寝て、ごろごろしながら午前中にゆっくり新聞を読んだり。ちょっと早い時間からゆるゆると夕飯のおかずをつくり始めたり。明るいうちから馴染みのお店にちょっと顔を出して1、2杯飲んで帰ったり。なんか、そういうの久しぶりで、ちょっと嬉しい。
 ちょうど時間ができ始める時期に合わせて、先月末、梅を漬けて、梅干し作りに挑戦している。師匠は毎年の味噌の仕込みと同じ、よくいく台湾料理屋のママさん。
 このママは毎年梅干しを作っているのだが、数ヶ月前に「どう、今年、やってみる? それなら一緒に梅を買っておくから」という彼女の言葉に背中を押されて決断。先週、立派な梅が手元に届き、師匠のご指導と、ネット情報を参考に、とりあえず漬けている。小田原の立派な大粒の梅で、漬けた翌日から梅酢が上がってきてちょっとびっくり。なにか気になることがあるたびにママに電話して教えを仰ぎながら、今のところは順調に浸かっている。毎日浸かり具合をチェックするたびに、キッチンにほんわり香しい梅の香りが漂って、幸せな気持ちになる。数日後には赤シソを入れて本漬け、という流れなんだけど、どうなるかなあ……どきどき。
 1月に仕込んだ味噌も、もうすぐ食べ頃で、いまは最後の熟成期間。放っておいてもいいんだけど、念のために週1回ずつチェックがてら、ちょっと混ぜている。カビもぜんぜんついてないし、手触りもほわっとしていい感じ♪。色も徐々に濃くなってきている。味噌や梅干しを見守るなんて、仕事に追われまくっていた去年の今頃からは(去年の今頃は取材でウィーンにいってたんだわ……)想像もつかない過ごし方だけど、今はそれが心地よかったりするわけで。しかし、梅干しはほんとに初めてで、手探り状態なので、うまくいくかどうかは……とりあえずがんばりまっす♪。

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梅は2キロから挑戦。お味噌はいい色になってきた。既に味見がてらちょっと取り出して、きゅうりにつけて食べたりしている。

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2012年7月 2日 (月)

無事に21歳に……。

 今年も半年終わってしまった。6月後半はまたぜんぜんブログの更新ができなかったが、いろんなことがありました。中でも、わらびが無事に21回目の誕生日を迎えたことは、バタバタの毎日の中でも、なにより嬉しいことだった。まだまだ元気。自分の足でしっかりトイレに行き、ソファの高さならまだジャンプもできる。歯も全部ある。食欲もある。頭はたぶんときどきぼけているみたいだけど、鼻はとてもきくし、キッチンで魚を焼いているといつの間にか足下に寄ってきている。時々鼻血が出て、病院の薬のお世話になるけれど……でもあとはほとんど、特に変わった様子はなく、毎日、誰よりもマイペース♪。がんばってます。

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何故だかお菓子に異様に興味を示す今日この頃(でも、食べませんが)。

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