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2012年1月22日 (日)

感劇話その173 1月はやっぱり志の輔らくご in パルコ

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 今年もお正月はパルコの志の輔らくご。一昨日、雪→みぞれが上がった夜に、えっちらおっちら渋谷の坂を上って行ってきた。今年も満席だ〜。
 1席目「タイムトラブル」。授業に40分も遅れてきた教師。その理由は、試作中のタイムマシンに乗って宮本武蔵が自分の部屋にやってきたからだと……アホらしさに生徒が一人、またひとりと教室を出ていく中で、武蔵とのやり取りを淡々と語る教師。そして、最後まで席を立たなかった、ただ一人の生徒とのやりとり……。楽しいショートストーリーだった。終わると、巌流島に戻って行った武蔵の様子が影絵で映し出される。この絵柄がなかなかポップで、バックに流れるのはサディスティック・ミカ・バンドの「タイムマシンにお願い」。うきうきしてくる演出だった。
 2席目「メルシーひな祭り」。何年ぶりかで聞いた話だけど、ストーリー展開がわかっているにもかかわらず、聞くたびに改めて爆笑し、ほろりとさせられる、志の輔の名作の一つ。話し終えると高座の後ろのついたてが開き、現れたのは、噺に出てきた商店街のメンバーによる人間ひな壇……パルコ劇場での志の輔らくごならではの立体的演出。そうか、こういうひな壇なんだ〜♪と、改めて親近感が増します。それにしても、たぬきの置物がでかくてびっくり♪。
 仲入り後、3席目「紺屋高尾」。吉原のナンバーワン花魁「高尾」にひと目惚れした染物職人の久蔵。あこがれの高尾に会いたい一心で、3年間一生懸命働いて貯めた18両のうち、15両を持って吉原へ。さて、久蔵の恋の行方は……。久蔵の誠実さや久蔵の親方の心意気が沁みる、好きな噺です。これは、談志師匠もよく演じた噺のようなので、追悼の意味もあるのかしらと勝手に推察。その後、このパルコの客席に談志師匠が聞きにきてくれたときのエピソードなどを話してくれた。ちょっとしみじみ。
 やっぱり志の輔はいいなと、聞くたびに思う。今回も、いっぱい笑ってちょっとほろりとして、顔の筋肉がいっぱいほぐれました♪。パルコでの志の輔らくごはもう17年も続いているそうで。それでふと振り返ってみたら、自分は今年で7回目だった。いまやすっかり年中行事の一つになっている。

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ここ数年は、1ヶ月通しで同じラインナップになっている。

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