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2011年12月31日 (土)

来年は笑顔で!

 今年も残すところあと数時間。
 今年は大変な年だったけれど、私自身もなんだか忙しさの波に揺さぶられて揺さぶられて、ずーっとバタバタで、あれよという間に大晦日……このブログもなかなかアップできなくなっておりました。こんな1年を象徴するように、年末年始もまだ落ち着きません。願わくば来年はもう少しゆったりと、のんびりできる日もたくさんありますように。そして、みんなが笑顔でいられる年になりますように。


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わらびも元気でがんばっています♡。

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2011年12月10日 (土)

感劇話その170 せつない親子の情愛に涙__12月文楽公演「奥州安達原」 

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 今年の文楽も、もう最後の月になってしまった……早いなあ。毎年、12月公演を見終わったら、あれよあれよという間に1年が終わってしまう感じで……意味もなく気ぜわしくなるこの時期はちょっと苦手。しかし、劇場にいる時間はその時間をしっかり、ゆったり楽しみたいもんだ……。
 てことで今回の演目は、時代物「奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)」の二段目と、三段目の切場(クライマックスのこと)の部分。この話は、八幡太郎義家らの奥州征伐によって敗れた安倍一族の残党(主に安倍貞任、宗任兄弟)のリベンジを軸に展開する大作で、ストーリーはけっこう複雑、しかも登場人物の立場が二転三転するので、一部分を見ただけではなかなか内容はわかり辛いと思われる。以前は三段目の切場だけを見たのだが、やっぱりいまいち話の全体がつかめなかった。しかし今回は、二段目の「外が浜の段」と「善知鳥(うとう)文治住家の段」も上演されたことで(なんと「外が浜の段」の上演は21年ぶりだそうで)、貞任、宗任の立場や、三段目に出てくる人たちとの人間関係が、以前よりはずっと理解できたのがよかった気がする。
 三段目のいちばんの見せ場はやっぱり、貞任の妻である袖萩と娘のお君、さらに袖萩の母、浜夕との情愛を描いた部分だろう。貞任とかけおちみたいなことをしたために勘当の身となっている袖萩が、噂で聞いた父の身(やがて切腹する)を心配するあまり、数年ぶりに両親の住む御殿を訪れる。しかし袖萩は長年の苦労がたたって既に目が見えず、小さな娘に手を引かれながら、雪の中で御殿の門の外までたどり着き、じっとたたずむだけ。両親、とくに父親はその存在に気づいても、武士の家の体面もあってか、娘を冷たく無視してしまう。凍えそうになる雪の中で発作をおこした袖萩を気遣い、自分の着物を脱いでかけてあげる、娘のお君。目が見えない袖萩はそれに気づかず、しばらく経って裸同然の娘に気づき、驚嘆し、嘆く。その有様を見ていた浜夕は、たまりかねて自分の着ているうちかけを脱ぎ、門の中から外に投げる……一連のこのシーンは何度接しても涙なくしては見られない。
 仕方のないことではあるが、全体を通して武士の生きざまだから男目線で書かれている話で、女子供については悲劇でさえも軽く扱われがちなこの話の中にあって、母子三代のやりとりをこまやかに描いたこの部分はとても見ごたえがあり、悲しい名場面だと思う。勘十郎さんの遣う袖萩は、その狂おしさが丁寧に表現されていたと思った。
 それにしても、これは文楽の中でも大河ドラマ的作品の一つだと思うのだが、私はまだ結末を見たことがない。いつか最後の五段目も上演されるのだろうか……。

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袖萩とお君

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2011年12月 9日 (金)

美味しいもの、いっぱい♡。

 深まる秋から季節は一気に冬本番になり。しかし、ぐぐっと美味しさの深まるお料理が楽しみな季節にもなってきた。というわけで、最近いただいて美味しかったものをつらつら思い出しながら……。

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フードコーディネーターの廣松さんのお宅でいただいた大根と鳥手羽の煮込み、さんまのコンフィ。





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廣松さん家にはヌーボーの会で行ったんだけど、結局5人でこれだけ飲みました......。ま、私の担当量はそんなに多くありませんが








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大学時代の女子友で青山の「セレブ・デ・トマト」でトマトづくしのディナー。これは、デザートの「完熟トマトのブリュレ、バニラアイス添え」。アイスの上に乗っているのはチョコではなくて、バルサミコのソース。






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切ってみたら蜜がたっぷりだった“ふじ”。










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いつも行く近所の台湾料理屋さんで好きなメニューの一つ、ほっき貝のナンプラー和え。この日は「いいほっきが入ってますよ」というママのお言葉どおり、ぷりっぷりで甘かった♪。






 今月はこれからもなにかと外食が続くけど、逆流性食道炎の予防のためにも暴飲暴食と、食べてすぐ寝る、のは避けなきゃ〜、とつくづく思うのであります。

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2011年12月 7日 (水)

感劇話その169 身の切れるような寒さの「鰍沢」ほか__月例三三独演@国立演芸場

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 仕事は色校の再校を戻して、ちょっと一段落。そんな日の夜、久しぶりに三三の独演会に行ってきた。私が独演会にいくというと、落語通のIさんが「三三は冬がよく似合う」という言葉をくださったのだが、ほんとに。というのも、今日いちばん心に残った噺は「鰍沢」。これはクライマックスではスリルとサスペンスを感じさせ、ハラハラドキドキしてしまう人情噺だが、大雪の中で身体の芯まで冷えきって、やっとみつけた家で火に当たるときの、寒さの表現がほんとに、顔の皮が凍る一歩手前だったみたいなしぐさがほんとに、身の切れるような寒さがすごーーく感じられて、とても印象深くて、秀逸だった。今日は家元(立川談志)が天国にいってしまってから初めて行く落語会だったけど、やっぱり三三さん、いいわあ。もと吉原の花魁だったお熊の語り口はほんとに艶っぽいし♡。
 最初はろべえさんで、三三の1席目は「やかん」、次が「位牌屋」。仲入りで最後が「鰍沢」という今日の流れだった。「やかん」は、どんなものにも変なこじつけのようなうんちくを語る隠居の噺で、「位牌屋」は筋金入りのケチな人の噺。どちらもクセのある人物が出てくるが、うま〜くおもしろく語って、聞き応え十分。しっかり堪能しました〜。おかげさまで、ぐぐっと冷え込んできた帰り道も、心は満ち足りてほっこり、だった。
 余談だけれど、「位牌屋」のケチ噺の一部は、大分の民話で有名な“吉四六さんのとんち話”からとった話をアレンジしたもの、ともいわれているらしい。大分県人は誰でも知ってる吉四六(きっちょむ)さんだけど、古典落語にまで取り上げられているなんて、大分県出身者としては、なんかちょっと嬉しかったりして

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今夜も充実の三席

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2011年12月 4日 (日)

感劇話その168 ファンタジックな宝塚__「アリスの恋人」@日本青年館

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。)

 私が宝塚を観るのは、基本、小池修一郎演出の作品だけ、なんだけど、なにしろ親友のBが熱狂的宝塚ファンなもんで、誘われると時々、小池作品じゃないものも観に行ったりしているのが現状。今日はその一つ、というわけで。ただし、前に観た「スカーレット・ピンパーネル」でショーヴランを好演した明日海りお(Bのごひいき。私もBにならって“みりお”と呼んでいますが)がちょっと気に入って、で、そのみりおの単独初主演作品、というので、行ってきたわけなのでした。
 ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をモチーフにしたオリジナル・ストーリーということで、みりおは、お話の続きがかけずに苦悩するルイス・キャロルの役だった。相変わらずかわいいみりおは歌ものびがあってよかった、だけど髪型はもうちょっと短い方が、よりよかったんじゃないかと、いらんお世話だけど思ってしまいました。みりおのほかに気になったのは、アリスの愛希れいか(この人、最近まで男役だった転向組らしいんだけど、フリルのスカートとかすごい似合って着こなしてたし、高音の声もきれいだった)、帽子屋の柴門ゆりや、ナイトメアの星条海斗、赤の女王の愛風ゆめ、などなどでした。会場には女子中高生とおぼしき若い女の子たちもけっこう多かったんだけど、たしかにこういうかわいらしいファンタジックなラブ・アドベンチャーものは、中高生が観ると胸キュン♡で、より楽しめるんだろうなあと思いました。衣装も全般的にラブリー系で、でも赤の女王とかレイブン(どちらかというと位置としては敵役なほう)なんかはミニのドレスでゲームのヒロインやコスプレ系な匂いもして、なかなかおもしろかったっす。

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こんなラブリーな宝塚もたまにはいいかも

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2011年12月 3日 (土)

わらび、検査にいく。

 今日は午後1時から6時まで取材でじっくりお坊さんのお話を聞いた。予定では5時までだったのが、話がはずんでおさまらず、終わってみたら6時頃……さすがに終わったらどっと疲れてきた。
 先週の土曜日の夜、わらびがひどいくしゃみとともに鼻血を出したのでびっくり仰天、鼻血は初めてのことだったので救急に行こうか迷ったが、すぐに落ち着いて元気に食べているので、様子を見て、結局翌日、かかりつけの獣医さんのところへ。ウィルス感染か、あるいは鼻の中に腫瘍ができている可能性、とのことで抗生物質をもらってきた。食欲その他いつもと変わらず元気なのでひとまずは安心しつつも、腫瘍だったらどうしようと思いながら毎日2回お薬(顆粒)をご飯に混ぜて食べさせている。今日で1週間になるが、あれから鼻血はなく、至って元気に過ごしている。そろそろ薬がなくなるので担当の先生に電話したら、調子が良さそうなら薬は飲みきってそのまま様子を見るようにして、またひどいくしゃみを何度もするようなら連絡してください、とのことだった。
 なんといってももう20歳だから、人間で考えても身体のあちこちがおかしくなってきてもおかしくない年齢。むしろ、ここまで大病もせずにきたことが珍しい、といっていいのかもしれない。でも、まだまだ、もっともっと元気に長生きしてほしい。今年は忙しくて外に出ている時間が多く、そのためにわらびのことをしっかり見れてあげられない日が続いていたから、自分で反省もした。これからはもっとしっかり、ちょっとでも日頃と違うようなことがないか、じっくり観察してあげないと、と、想いを新たにしているのでありました。

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診察台の上で、隣の部屋のわんこの声を気にするわらび。ちょっとブレブレ......。

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2011年12月 2日 (金)

一周年……、

 12月2日は骨折記念日なんである。去年の12月2日、駅の階段でこけて左足首付近にひびが入って。次の日の取材は急きょ、別の方に行っていただき、約1ヶ月の松葉杖生活に突入し……と、今思い出しても人騒がせな師走だったなぁ……。今年は穏やかにいきたいもんだ、と思いつつ、洪水のために先月行くはずが今月になってしまったバンコク取材とかがあったり、もいっこ出張入りそうだったりして、なんだかんだやっぱりざわざわしてるかも……でも、なればこそ身体だけは壊さないように、人に迷惑をかけることにはなりませんようにと願う、今日この頃なのであります。


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