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2011年11月26日 (土)

感劇話その166 バック・トゥー・ザ・秋のカンゲキ__その1/柳家花緑独演会“花緑ごのみ” 

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 なんとなんと、今年もあと1ヶ月ちょっとで終わり????? はぁ…………。いろいろと大変だった今年を振り返るのはまだ少し早いけれど、仕事に関していえば、今年は忙しかったなあ……てか、まだ終わった訳じゃないけどね。だからブログの更新もなかなかままならず、ライブに行っても感劇話がアップされないままこんな時期にまでなってしまったわけで。忘却の彼方にいってしまう前に、いいかげんアップしておきます。ということで、その1は、9月末に行った花緑さんの独演会から。
 今回の花緑ごのみは、洋服姿で椅子に座って行う“同時代落語”。ここ数年、花緑さんは、古典落語は従来通りの着物と座布団のスタイルで、そして、ニュースや事件のネタをもとにして作る新作落語は洋服で椅子に座って、と、噺によってスタイルを分けている。今回は、2席とも新作の同時代落語なので、終始洋服姿。私は今回で3回めになるけれど、これまで見た(聞いた)なかでいちばんよかったし、花緑さんにとってもこのスタイルがいい感じで板についてきたように思った。放送作家の藤井青銅さんのつくる話もとても洒落ている。1席目は「揺れる想い」。ニュースで見た東北大震災のボランティアの男性に一目惚れした深窓のお嬢様。お嬢様の想いを叶えてあげたいと、代わりに爺やが被災地に赴き、男性を捜す……というストーリー。ところどころに「崇徳院」など、古典落語を思わせるネタをちりばめて、古典好きにも、お、っと思わせる作りになっている。ハッピーエンドにほっこりできる。
 青銅さんと花緑さんのトークショーを経て、2席目は「はじめてのおつかい」。小惑星イトカワの観測に行き、約60億kmの旅を終えて帰ってきた探査機「はやぶさ」のミッションを“はじめてのおつかい”に仕立てたもの。はやぶさくんのおつかい話でまさか涙するとは思ってなかったけれど、正直、じんときて涙が止まらないクライマックスでした。いいじゃん、同時代落語、と思わせる充実の内容で、花緑さんますます絶好調だな〜と思っちゃいました。

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同時代落語、今後も楽しみです♪。

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