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2010年8月31日 (火)

スティールドラムに魅せられて……、

 ついに今日で猛暑の8月が終わる。しかしまだまだ9月も暑いらしい......。昨日は15時から等々力で打ち合わせの後、夜は新宿に、スティールドラムのバンドのライブに行ってきた。カリブ海の島、トリニダード・トバゴからやってきた「レネゲイズ・スティールドラム・オーケストラ」のコンサート。
 スティールドラム(スティ―ルパンともいう)はドラム缶から作られた打楽器。生で聴くのは初めてだったが、予想を遥かに超えた豊かな音色に圧倒されっぱなし。曲目も、カリブのカリプソっぽいものばかりかと思っていたら、とんでもない。1曲目はいきなりバッハのG線上のアリアで、これがスティール缶から出される音とはとても思えない、豊かで繊細で、パイプオルガンのような柔らかさがあって、旋律を奏でる音はクラリネットのような管楽器やピアノを思わせるかのように、どこまでもクリア。バッハはほかにも「トッカータとフーガ」を演奏、ワルツ、スタンダードポップス、レゲエ、そしてライオネル・リッチーの「All night long」まで、レパートリーの広さにも驚いた。レゲエナンバーは私の愛する「No Woman No Cry」だったからさらにカンゲキ。賑やかでエネルギッシュなナンバーからしんみりと聴かせる曲まで、変幻自在な音の世界にすっかり引き込まれてしまった。アンコールには総立ちになった場内が一つになって、スティールドラムの響きとともに「スキヤキ」の大合唱。これがまたなかなか、胸にしみました。
 レネゲイズは1945年に設立されたトリニダード・トバゴ最古のスティール・バンドの一つ。国内のカーニバルで開催されるコンテストで9回も優勝するなど、お国を代表するスティール・バンドなんだそうだ。15人のメンバーはみんなめちゃくちゃ陽気で、飛び跳ねたり、踊ったりしながら演奏する様子もすごく自然で、かっこいい。思わず帰り道、スティールドラムのカルチャースクールはないのかな〜? と、夫に尋ねたりしていた私でありました。コンサートツアーはもう終わってしまったけれど、レネゲイズの詳細はこちら
 

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2010年8月29日 (日)

外食1週間……、

 この1週間は外に出て人と会うことが多かった。8月はけっこう仕事が一段落して時間ができる人が多いのだろうか。なんだかんだ久しぶりに会う人と食事の予定が入り、気がついたらけっこう毎日のように外食だった。年末でもないのに。そこで今日は、お仕事仲間の編集者小川フミオさんのブログを真似て、今週の外食を振り返ってみます(小川さんのように毎回ゴージャスにはいきませんし、写真を撮り忘れたお店もありますが……)。

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24日火曜日は、編集者Kさんと約1年ぶりに会ってランチ。銀座の「泥武士キッチン」で有機野菜の焼き野菜と玄米ご飯のセット。余談だが、同じビルの1階にあるファンケル化粧品は中国人観光客にものすごい人気で、いつも観光バスで多くの中国人観光客が押し寄せ、大量に買って行くらしい(中国関連の仕事をしている友人himeちゃんからの情報でした)。


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火曜日夜は妹とご飯。自由ヶ丘の「トラットリア・チーボ」で。これは薫製した鯖にチーズを載せて焼いたもの。下は長いも。カジュアルな雰囲気でおいしいイタリアンのお店。わりと近くなのでけっこう行っている。ランチもおすすめ。



 25日水曜日は夜、仕事の打ち上げで代々木の「カフェアライブ」にてローフード三昧。写真撮ってみたけど、暗めになってしまったので残念ながらアップできません。
 26日木曜日は写真展の後、のりちゃんこと写真家の山口規子さんと1年以上ぶりにランチ。エビスガーデンプレイス内の焼き鳥屋さんで、高菜わっぱめしと焼き鳥のセット。元文春写真部ののりちゃんとは雑誌「クレア」の時代からのおつきあいで、一緒に海外取材に行ったことも何度か。今回、彼女は写真展のお手伝いをしているとのことで、休憩時間にあわせて会場の近くでランチした。相変わらず元気満々ののりちゃんだった。

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27日金曜日は友人みっちゃんと3〜4ヵ月ぶりに会ってランチ。緑が丘の「コルニーチェ」にて。




 白身魚とトマトとオリーブのパスタや(しっかり食べなきゃ夏バテするよ、というみっちゃんの言葉に奮起して)牛テールのグリル、など。お店はランチの後、雑誌の撮影が入っているとのことだった。ここは数年前にそれこそ小川さんから紹介してもらって以来、ちょくちょくランチに行っているお気に入りのお店なのだが、雑誌に出たら予約とかとれないお店になってしまうのかなあ……と、ちょっとわがままなつぶやき。
 その夜は、茅場町の「徳竹」で中高の同級生のhimeと数年ぶりにご飯。このお店は以前、仕事の打ち上げで初めて行き、なかなかよかったので今回2度目。himeのお勤め先が大手町なので、そこから近いエリアで探して、思い出したので行ってみた。みょうがとじゃこのサラダ、焼き茄子のおひたし、サンマのお刺身、キビナゴの一夜干しなどをいただく。ビールと焼酎で。なんだかすごい繁盛していて、お店も近々、近くに移転するということなので、お客さんが増えてきっと今より広い場所になるのかなあと思った。
 28日土曜日は元会社の同僚と女子会。夜は家で軽めに野菜中心で。

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そして本日29日日曜日は、編集者仲間のB子と麗子とで、博多に旅行して来たB子のお土産をもらう会。学芸大学の「よね津」で。



 左は初めてのチャンバラ貝。うまかった。シッタカみたいな味といえばよいかしら。小肌とオクラの酢の物も、すごいキレイ。夏野菜の煮こごりや名物の鯨カツもいただいた。相変わらず美しく、それでいて気取らず美味しいお料理の数々。酢の物のお酢がまた美味しくて飲んじゃった。ほっとできるお店の一つ。
 とまあ、年末でもないのになんだかんだ会食が続いた1週間でありました。一つひとつは美味しかったし、楽しい時間だったけれど、さすがにこれだけ続くと正直、身体もちょっと疲れ気味。たまたま重なってつながったとはいえ、今後はもう少し予定を入れる際に考えないといけませんな、とぷち反省。明日からの週は出る予定が少ないので、お腹も休めそうです。

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2010年8月28日 (土)

お家で女子会……、

 今日はもと会社の同僚のお家に昼から集まって女子4人でご飯。自分たちで食べたいものをなんとなく担当分けして持ち寄り、ゆるゆる、まったりした時間を過ごした。会合場所となったmarumoさんのお家は、亡くなられたお母様の介護のためと3世代が同居するための目的で数年前に改築した3階建て。バリアフリー仕様はもちろん、気学の専門家が設計&コーディネートしたという“気の流れをよくする”お家の中を隅々まで拝見させてもらい、さながらお宅訪問の渡辺篤史になった気分で、お〜、わ〜! といちいち歓声を上げてしまいました。でもほんとに、居る間はすごく心地よかったので、きっとあのお家にはいい気が流れているんだろうなと思う。
 知り合って約26年のアラフィ4人。仕事の環境も似たような感じだし、さすがに同年代だからか、身体の悩みも共通する部分があったりして、心置きなくいろいろ話ができる。外のお店で自分が作れない美味しいものをいただくのもいいが、こんなふうに出来合いのものや手作りをそれぞれ持ち寄って、ゆるゆると過ごすのもなかなかいい。こういう楽しみ方は女子(アラフィだけど)ならではかもしれないね。そういえば私のほかは3人とも独身(バツなし)で、といって独身主義ではないようで、会う度に「いい人いたら紹介して〜!」といわれるのだが、アラフィのいい女3人(エディトリアルデザイナー、編集者、テレビ制作関連)に会ってみたいと思われる独身男性の方がいたら、私までメールください。年齢は問いません。

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掲載誌

 昨日発売された「文芸春秋スペシャル」秋号でお仕事させてもらっています。今回の第1特集は「ゼロからはじめる幸福論」。いろんな人たちが考えるさまざまな幸福のあり方が出ていて、なるほどなあと思ってしまいます。私も60代とか70 代くらいになったら、自分は幸福なのかどうか、来た道を振り返ってみたりするようになるのかなあ……。

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第2特集「60年代の青春」には唐十郎や梶芽衣子さんの若き日のポートレイトも。

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2010年8月27日 (金)

女性の元気……、

 オオタファインアーツで開催中の「80年代の草間弥生展」最終日に滑り込む。
 夏の疲れか、ランチどきに飲んだビールがきいたのか、ギャラリーに向かう1〜2時間前からなんだかちょい気持ち悪く頭が重い感じがしていたのだが、草間さんの点描画のような画面を見ていたら、さらに頭がぐるぐるしてきて、でも数分座っていたら嘘のようにスッキリしてきたのでほっ。これも草間マジックやろか……。
 お馴染みのペインティングに加え、初めて見るビニル素材を使ったオブジェの類。私が会社をやめてフリーランスになった頃、草間さんはこんな作品を作っていたんだなあ……としみじみ見る。撮影禁止の表示が見当たらなかったので、写真撮ってもいいですか、と聞くと、いいですよ、というので数枚撮りました。

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黒い木みたいなのも、白いイソギンチャクみたいなのも、お花のオブジェです。





 夜は同級生のhimeちゃんと数年ぶりに会食。彼女はずっとテニスにはまっていて、去年からはランニングにも目覚め、今年の東京マラソンでついにフルマラソンを初体験、見事完走したというすごい強者。昔は私の方が部活組で彼女は帰宅組だったのに、今はすっかり逆転。昔と全然変わらないすらりと締まった彼女の体型を見るにつけ、我が身の情けなさが身にしみるというもので……。
 ところでそのhimeは、最近すすめられて自転車も始めたらしい(スポルティーフのような細いタイヤのタイプを既に購入したとか)。トライアスロンに出るつもり? と私が聞くと、まさか!?? と言っていたが、意外と来年のどこかの大会に出ているかもしれない。彼女ならきっとそれもあり? と思わせるような、なんかうらやましいくらいさっそうとした女性なんだもん。もちろん、himeはお仕事もバリバリやっておられます。

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2010年8月26日 (木)

おんな と 女房


 東京都写真美術館に「おんな」展を見に行く。戦後から現代に至るこの65年間を元気にたくましく生きた日本の女性たちの姿が並んでいる。いわば、写真で見る戦後女性史。
 想像以上に中身の濃い、見応えのある内容だった。とくに、目当てにもしていた土門拳、木村伊兵衛、田沼武能らのモノクロ写真には多いに引き付けられた。農作業の僅かな休憩時にあわてて子供に乳を与える農家の嫁さん、たくましくも笑顔がかわいい農村の娘。いちばん衝撃的だったのは、21歳の養蚕農家のお嫁さんの手。たしか桑の木を育てる作業に従事しているお嫁さんだったと思うけど、手のひらも指のひらも、まるで干涸びた田んぼのようにびっしりとひび割れで覆われている。作業の過酷さ、生活の過酷さが痛烈に胸に迫って来るようだった。こんな手になってしまった21歳のお嫁さんは、いったいどんな表情をしているのか、顔も見てみたい気がした。やっぱり他の写真の農家のお嫁さんたちと同じようにたくましく明るく笑っているのか、あるいは辛い表情をしているのだろうか……。
 アラーキーの有名な陽子さんの写真(舟の上で眠っている様子の写真)もあったし、昨年亡くなった稲越功一さんが撮った美空ひばりの写真もなんとなく感慨深く拝見した。会場内には70歳以上と思われる自分の親のような年代のご夫婦がけっこう多く見られ、一緒に歩んできた時代を振り返るかのように、一つひとつの写真の前で立ち止まりながらじっくり見ている姿がとても印象的だった。こういう写真展はもっとたくさん開催してほしいなと思ったし、モノクロのドキュメンタリー写真って、やっぱりいいなあと改めて思った。
 写真展の後、鴬谷に移動して、書家の石川九楊先生を取材。話の中で、女房という言葉の語源が、もともとは朝廷や貴族に使えた女性の使用人で、ときには主の妾のような、遊女的勤めも果たすような立場の女性であった、ということを初めて知った。房、とは部屋、つまりそういう女性たちにあてがわれた部屋、のこと。この「女房」に由来する言葉が現在では妻の別称として用いられているというわけである。へえ〜、(主に由来の後半部分に関して)なるほど〜と驚く私は、「おいおい、(あなたのような仕事に関わる人なら)それくらい知っていてくれよ〜」と、九楊先生に半ば呆れ顔で驚かれ、我が身の無知をさらけ出してしまったのですが、みなさんはご存知でしたか〜?
 ちなみに、帰って夫に「女房という言葉の語源、知ってる?」と聞いたら、「女の房(ふさ)だから、おっぱいのことだろ」と、ジェスチャー付きで直球で返されました……たしかにそういうのもある意味、わかりやすいっちゃわかりやすいのかもしれんが……。

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2010年8月25日 (水)

日焼け

 今夜は仕事の打ち上げで会食があった。そこでひと月ぶりに会った人から「日焼けしてますね、夏休みどこかに行かれたんですか?」といわれた。もちろん、海や南の島に行ったわけじゃない。お盆には実家に戻って先祖のお墓参りして、夜は家で魚食べてビール飲んでるか、同級生と飲んでいただけ。炎天下、日傘をさしておろおろ歩いていただけ。それでも、いわれてみると確かにうっすらと、顔や腕の肌の色が濃くなっているかもしれない。これはきっと、日常生活を送っている中で徐々に日焼けした蓄積なんだと思う。南の島には行っていないが、今や南の島以上に暑くなった東京とその周辺で、連日強い日差しを浴びながら生活している。朝はベランダで水やりと洗濯物干し。頭には麦わら帽子を被っても、腕や脚は熱波にさらされている。外出するときはUV効果のあるファンデーションや乳液を塗るが、すぐに汗をかいてとれてしまう。ウォータープルーフの強いファンデーションだと皮膚呼吸ができ辛くなるような感触があるので使いたくないし・・・。日傘をさしていても紫外線は入ってくるし。そんな調子で2〜3週間生活していたら、そりゃ少しは焦げ色もつくでしょう。そんなわけで、残暑はまだまだ続くらしいので、来月の今頃、私はこんがり小麦色になっているかもしれません。

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2010年8月24日 (火)

バッテリーの寿命……、

 私が使っているこのMacはiBookG4。5年前に購入した。このiBookさんがこのところ調子が悪く、使っている途中でまだ電池が残っているにもかかわらず、いきなり終了してしまう、ということがたびたび起こるようになってきた。電池が切れてスリープ状態になるというのではなくて、突然カチャリと終了。次にはボタンを押してゼロから立ち上げないと使えない。今は入稿の時期じゃないからまだ直接的なトラブルはないが、原稿書きの時期になってしょっちゅうこんなことが続くのは困る……私の周りのMacユーザーたちは、日頃から“5年が買い替え時”といっているから、うちのiBookさんもついにどこか故障してきたのかしら……。
 ということで昨日の午前、まずはアップルのサポートセンターに電話で問い合わせ。状況を説明し、電源につないでいるときにはそのトラブルが起こらないことを伝えると、まず電池の故障が疑われ、それだとバッテリーの交換ですめば安いが、システム異常の可能性もなくはないので、ウェブベージを見て自分でさまざまにチェックするのが不安なのであれば、めんどくさくなければやはりアップルストアに持ち込んでいただいたほうが……とのこと。アップルストアは渋谷か銀座だからむちゃくちゃ遠いわけでもないし、私の場合、自分であれこれ操作しながらチェックするのは不安なので、持ち込むことに。渋谷のほうが近いのだが、あいにく昨日も今日も予約がいっぱいらしい。銀座のほうがちょっこしあいている時間があるというので、銀座に予約。てことで、今日アップルストアにiBookさんをお持ち込み。
 2階のジーニアスバー(マンツーマンで質問や技術サポートを受け付けてくれるところ)周辺は、さながら病院の受付周辺のような混み具合。iPodの相談、iPhoneの相談、そして私のようなMacの相談など、大勢の人がズラズラと呼び出し待ち。病院で薬待ちの時間が表示されるように、予約待ちの人の名前がパネルに映し出されている。予約した時間から待つこと20分で、呼び出された。パックンマックンのパックン似のイケメンのお兄さんが、流暢な日本語で対応してくれた。流れはえらい簡単だった。やはりバッテリーを疑われ、システムプロファイラのバッテリー情報の充放電回数をチェック。「あ、やっぱりこれですね」とお兄さん。
 私のiBookの充放電回数は1067だった。充電と放電を繰り返していくほどにバッテリーは消耗していくわけなんだけど、お兄さんによれば、充放電300回で新品の時の半分の容量、ということで、つまりそれが寿命の一つの目安……なんと私の1067という数字はその3倍以上というわけで、バッテリーはとっくに寿命を迎えて、消耗し切っているという、そういうわけなのでした……そんな弱りきったバッテリーさんをさらに酷使しまくっていたということになるのかな……ぜんぜん知らず、バッテリーさんごめんなさい……。逆にいえば、これまでよくがんばってくれましたということで。感謝、感謝
 対処法としては、バッテリーを交換するか(1万6000円くらい)、電源をつないだままで使っていれば、いきなり落ちることはなくなるということなので、選択肢は2つ。でもまあ、“Mac5年は替え時”説も頭をもたげてきて……そろそろ次を考えてみようかなあとも思い始めた今日この頃なのでありました。しっかし銀座、今日もあづかった〜

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2010年8月23日 (月)

待機中はカウチ族……、

 金曜日の校了作業の続きというか、最終確認のために電話やファクスでやりとり。連絡がいつ来るかわからないので基本は自宅に待機。なので、連絡がない時間帯は録画したままハードディスクにたまりにたまっている番組をまた一つずつ消化していった。
 今日見たのは、NHKスペシャル『無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃』、『プロフェッショナル仕事の流儀〜市川海老蔵スペシャル』、映画『20世紀少年』……見事に脈絡なし。『無縁社会……』は、今年1月末という、かなり昔の番組で見そびれたままになっていたのだが、奇しくも今、所在不明の高齢者の問題が噴出している時期だけに、衝撃度がさらに大きかった。誰にも知られることなく、引き取り手もないままに亡くなっていく高齢者が増えている日本の現状。ある男性は、亡くなる半年前までしっかり派遣労働をしていて通帳に預金もあり、ある程度社会と接点をもっていたようなのにもかかわらず、死後数日経ってから発見された。身元も判明して親族がいるにもかかわらず、長年疎遠だったからとか同じお墓に入れられないなどの理由から、無縁墓地に埋葬されたり、業者によって遺品を整理されたりしている人も多い。仕事に追われ、結婚しないまま高齢になって一人暮らしをしているある女性は、合同墓地を生前契約し、「一人で孤独に生きてきたから、お墓はたくさんの人と出会えるところがいい」という。子供がいない私の場合、もし夫に先立たれたら、彼女のようなケースも大いにありうるのだから、ほんとに人ごとではないよな〜と思った。親の居所や安否は何十年も確認しないまま、振り込まれる親の年金はちゃっかり頂戴し続けているなんて言語道断だけど、そこまで酷いケースばかりではないにしても、いつから日本はこんな“無縁社会”を生み出してしまったのだろうか……。
 海老蔵。これも正直、予想以上に見応えがあった。『勧進帳』の弁慶を演じる前夜にその重圧から家出してしまったというエピソードはつとに有名だが、今回は、家出から夜中に戻って一睡もしないまま舞台で弁慶を演じた後の海老蔵のインタビュー映像が登場。葛藤の中にいる20代の若者の表情がありありと映し出されていた。当時と比べると、たしかに十数年も経ってはいるから当然なのかもしれないが、年月の問題だけではなく、今の海老蔵の顔つきが変わっているのがよくわかり、説得力があった。私は毎月歌舞伎を観ているわけではないが、たしかにここ数年、海老蔵さんが舞台に出ると、華があるのは明らか。演技の技術みたいなことはよくわからないが、たとえば今年の5月の花形歌舞伎でも、彼が演じた『寺子屋』の松王丸は圧倒的な存在感があったと思う(そういえば、この日の歌舞伎のことって感劇話に書きそびれていたかも……)。

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五月花形歌舞伎は、これでした......。

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2010年8月22日 (日)

ちょっとずつ、だけれど……、

 昨日の朝、いつものように水やりにベランダに出ようとしたら、なんとハイビスカスの花にアゲハチョウがとまっていた。思わずそのまま部屋の窓から傍観すること数分。アゲハはゆったりと花の周りを行ったり来たりして、ひらりとどこかへ飛んでいった。なんかちょっと感動。
 甲子園は沖縄興南高校が春に続いて連覇を達成。夏の甲子園での優勝は沖縄県勢として初めて、というのがとても意外な気がするのだが、今回の興南は圧倒的に強かった。東海大相模との決勝はもっと白熱したゲームになると予想していたので、ちょっとあっけない気もしたが、それくらい鮮やかな勝ちっぷりだったということ。沖縄の盛り上がりはすごいことだろう。春の優勝の際にもこのブログに書いたけれど、私は沖縄びいきなのでこういう沖縄っ子たちのがんばりは、とっても嬉しいし、感動させてもらった。興南高校、おめでとう。
 そして昨夜は多摩川の花火大会もあった。我が家からもけっこう見えるので、妹夫婦を呼んで、花火見ながら乾杯。お酒が飲めない義弟は最近もっぱらノンアルコールビールで乾杯。この手のゼロビール、味は似ても似つかないのだが、グラスに注いだときの様子はまさにビールで、まるで義弟がビールを飲めるようになったかと錯覚しそうなほど。そういうところも売れている要因なのかもなと思う。今年の多摩川の花火はいつもより大きくなっているように見える、と4人が4人とも口を揃えてカンゲキしていたのだが、そうだったのかしら……それとも打ち上げ場所がちょっとこちら寄りに近くなったとか? 多摩川の花火大会はご存知のように、多摩川をはさんで世田谷区と川崎市の二カ所で打ち上げられるんだけど、大きく見えたのはおそらく世田谷区の花火だろう、というのが4人の結論でした。
 甲子園も終わり、多摩川の花火も終わると、毎年夏も終わりだなあという気分になる。日中はまだまだ厳しい暑さだけれど、昨夜はベランダを通る風がいつもよりまじで涼しく感じられたのに驚いたのだが、そんなふうに、ちょっとずつではあるけれど、秋も忍び寄ってきていているのかもしれない。

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フローリングの床に長〜くなるのも、毎年の夏の情景。今年はまだまだこの状態が続きそうだけど……。

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2010年8月21日 (土)

最近の掲載誌

 今月12日に発売された「和楽」9月号で、『水戸徳川家の美と知と心』という連載の記事を書いています。これは先月号から担当させてもらっている企画で、今回のテーマは水戸徳川家にゆかりのある絵師とその作品について。毎回、普段はなかなか見ることができない貴重な遺品の数々を拝見させていただきながら、歴史の勉強をしているみたいな感じで、とても興味深くお仕事させてもらっています。

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詳しくはこちら(目次も見られます)

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2010年8月20日 (金)

ヴィンテージアロハと、校了……、

 午後、二子玉川に「ランド オブ アロハ展」を見に行く。1960年以前に作られたヴィンテージアロハを中心としたお宝のアロハシャツやドレスがズラリ。鮮やかで楽しい柄のデザインを一つひとつ鑑賞するだけでもかなり楽しかったが、加えてアロハシャツの歴史や主な柄のパターンなど、これまでなんとなくわかっていただけだったことが詳しくわかりやすくパネルで説明されていて、いろいろとお勉強にもなり、なかなか有意義な時間でありました。中には、あ、この柄のアロハ私も持ってるぞ〜♪というのもあったけれど、もちろんヴィンテージではなく、定番のコピー商品みたいなものでございます(買ったのは、アラモアナショッピングセンター内のお店だし)。なんか、久々にハワイに行きたくなってしまった。
 その後、夕方から神保町の某社で校了作業。細かい漢字やルビを再確認しながら作業したら、7ページになんだかんだ4時間以上もかかってしまって眼もしょぼしょぼ(途中で何度か目薬点眼)。日常生活ではまだほとんど必要としていない老眼鏡も、校了作業で細かいキャプションなどをチェックするときだけは大活躍になるのだが、なんとなく老眼が進んでいるのか、眼が疲れやすくなっている気がする。老眼鏡のメンテナンスというか、チェックに行ったほうがいいかしら……。
 編集部を出たら21時前。お腹がぺこぺこだったので、仕事終わりの編集者B と目黒で落ち合い、軽く食べてビール飲んで解散。

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ランドオブアロハ展のチラシと、会場で食べたKCワッフルドッグのシール(かわいい♡)

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2010年8月19日 (木)

元気になれるもの……、

 あまりの暑さに、熱中症予防のために用事がない人はなるべく外には出ないほうがいいかも……とまじで思う今日この頃。しかし昨日は陶芸家の徳田さんの個展に行くと決めていたので、夕方、ちょっとだけしのぎやすくなったかな? と思う頃に出かけていった。相変わらず、草間彌生風の前髪カットのボブがばっちりお似合いの徳田さん。多治見に窯がある彼女は、多治見が国内最高気温を記録した日も工房に籠ってこの個展のための制作に打ち込んでいたそうだが、夏バテもまったくしておられないはつらつとしたご様子に、また今回も元気をいただく。日本一の猛暑のさなかに燃えさかっていた熱い熱い窯から生み出された作品の数々を拝見。涼しげなその表情に、なんだかこころがほっこりしてきた。定番の「漆蒔」のカラフルなカップも捨てがたかったが、最新作の“キャラメルとチョコレート”のシリーズが珍しかったので、こちらを2点お買い上げ。
 徳田さんの大学の先輩がオーナーをしていらっしゃるというギャラリーには、テーブルの椅子の上で猫ちゃんが爆睡中。入れ替わり立ち替わり、どんなお客さんが入って来てもドージマムテキでで〜んと寝ている様子はあっぱれだった。聞けばまだ1歳の男の子ちゃんだそうで、身体のはりといい、毛の艶といい、度胸のよさといい、我が家の老猫さんとはやっぱり違うわね〜と、しばしなでまくり。

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ご案内のおハガキ








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右側の写真が最新作のキャラメルとチョコレートのシリーズ





 夜は以前からの約束で編集者仲間と会食。祐天寺に新しくできた発酵食堂「豆種菌(まめたんきん)」へ。発酵食品をメニューの中心に据えたこのお店。25品目お試しコースというのをいただく。発酵豆腐、イカ醬(イカを発酵させたもの。塩辛とはまたちょっと違う味)、本日の活魚麹漬け、鮭の麹漬け焼き、豚の麦麹漬け焼き……などなど、おちょこのような小さな器に盛られた発酵食品が次々と出てくる。どれもほんのちょっとずつ、にもかかわらず、デザートの段になったら(雑穀甘酒とか、果物の発酵シャーベットなど、これも小さいのが5品出てくる)かなりお腹いっぱいに。杉田さんの本作り以来、酵素の効果に注目している私としてはとても興味深いお食事であった。身体の中から元気に、美しくなれそうなメニューがそろっております。ご興味のある方はお試しください。

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見辛い写真でごめんなさい。

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2010年8月17日 (火)

休み明け

 休みも終わり、九州より暑い東京に戻ってきました。今日は37・2度だそうで。渋谷〜原宿〜立川と移動したが、午後2時の原宿は37・2度を記録した大手町よりはもっと気温が高かったんじゃないだろうか・・・熱波というか熱射というのか、とにかく熱く、空気もバターのように包み込むようにあたたかく・・・なんともいいようのない息苦しさでありました。帰省中はちょうどお盆だったので故郷に帰ってきている同級生たちの同窓会やクラス会もピーク。私も、高校のクラス会、お墓参り&墓掃除(母方)、中学の学年同窓会、お墓参り(父方)と日替わりで、いつもはめったにお盆には帰らない自分としては、かなりバタバタとした毎日でした。でもやっぱり、故郷はいいものです。同級生はいいものです。半世紀も生きたことだし、これからは、会いたいと思う人にはそう思ったときになるべく会っておこうと思っています。帰省中はパソコンから離れた日々だったので、昨夜から今日の午前中にかけては、たまりにたまったメールの確認やら返信やらに専念。異様な暑さを除けば、徐々に日常モードが戻りつつあります。

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2010年8月13日 (金)

夏休み中......、

夏休み中・・・、

  数日休みをとって、現在九州の実家に帰っています。写真は、ながまって(秋田弁で、寝そべるとかくつろぐ、の意)タオルケットと同化するわらび......。

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2010年8月 8日 (日)

どこへ行ってもすごい人出……、

 世の中、夏休みだし、8月最初の週末だし、人出が多いことは予想してはいたものの、これほどとは……。今日は東京ビッグサイトのち新宿伊勢丹へと行ってきた。まあ、どちらももともと、いつも多くの人が集まる場所なわけだから、当然といえば当然ですが……。
 東京ビッグサイトで開催中の「癒しフェア」で、ベジタリアンの方々のための雑誌「Veggy STEADY GO!」の編集長と料理研究家のいとうゆきさんと杉田かおるさんのトークショーがあり(テーマはオーガニックライフとか、ローフードのこととか)、件の杉田さんの本の即売会もあるというので、ちょっこしのぞいてきたというわけで。
 それにしても、「癒しフェア」なるイベントのことをこれまでぜんぜん知らなかったのだが、癒しやヒーリング関連の大展示会なんだそうで、エコやリラックスやオーガニック関連商品の販売ブースがあったり、ヒーリングミュージックとか占いのブースがあったり、ヨガのコーナーがあったりと、一種不思議な感じを受けました。個人的には麻のいい感じの色合いのタイパンツ(タイの伝統的なパンツ)を売っていたブースがかなり気になったのだが、なんとなく時間も迫って買いそびれてしまった……タイパンツ、ちょっといいかも。売っているお店をチェックしてみよー。
 ビッグサイトから電車で約30分で新宿へ。お世話になった方への贈り物に洋酒をちょっと見たくて。ここの洋酒売り場はシングルモルトの試飲コーナー(有料)もあったりして、なかなかよい。気になるものをちょっこし試飲させてもらった。しかし、相変わらず伊勢丹の食料品フロアの充実ぶり&混雑ぶりはすごかねー。スイーツもお惣菜も、品揃えに圧倒されて、なんか見ているだけでワクワクしてくる。だからなんだろうけど、ものすごい混雑ぶり。このフロアでは昨今の不況はどこへやら、という感じである。夜は、妹夫婦が一昨年の8月に亡くなった飼い猫ちゃんを偲んで食事会をするというのでそこに招かれて、お豆腐料理をいただく。私鉄沿線の料理屋さんに入って、やっとほっとした。それにしても、もう2年も経つのか……早いもんだ。

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会場入り口(左)とトークショーの様子

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2010年8月 7日 (土)

ちょっこし秋の気配……、

 立秋とはよくいったもので、昨日までの暑さから一転、今日は風もそこそこあって、仕事部屋でもほとんど窓開けと扇風機だけでわりかししのぐことができた。今日は二十四節気の立秋。二十四節気は人間が勝手に区切って決めたものだけど、立秋の日にちゃんと、なんとなく秋の始まりを感じさせるような気候になるなんて、自然ってほんとうに不思議だ……本来の立秋の意味からすれば、この日が今年の暑さの頂点というわけだが、今日は、お、いよいよ涼しさが始まるのかな……という気持ちになるような日でありました。「秋来ぬと目にはさやかに見えねども……」という歌があったけれど、今日は空もなんとなく高くなったように感じられ、ちょっこし(ゲゲゲ風……)秋の気配を目にすることができたような気もします。

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日替わりで咲いているハイビスカス

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2010年8月 6日 (金)

おろおろ歩き......、

 さむさのなつはおろおろあるき......。宮沢賢治は「雨ニモ負ケズ」の中でそう書いているが、私の頭の中にはこのとこら、「日照りの夏はおろおろ歩き......」というフレーズが何度となく浮かんできてしまう。まだまだ続きそうなこの猛暑。太陽の強烈な熱に直撃されながら歩くと、とても上を向くことなどできない。原稿を昨夜仕上げて送ったので、今日は友達とランチして夕方に打ち合わせを一本入れたのだが、訪れた原宿でも渋谷でも五反田でも、街ゆく大人たちはみんなおろおろと、うなだれ気味に歩いていた。子供とか、若者はそうでもないんだけどね。しかしこの時期に1日に二件も人と会う予定を入れると、移動中が暑いのでついつい冷たい飲み物ばかりを飲んでしまう。今日なんかもランチの後でアイスコーヒーを飲み、その約30分後の打ち合わせ先では冷たいお茶を出していただいた。乾いた喉にはとても嬉しいのだけれど、気がつくとすっかり水腹......。夏バテしないように、美味しいからといって冷たいものの飲み過ぎには注意しなくっちゃ。それともあれかしら、熱中症予防として塩分も適度に含むポカリなどのスポーツ飲料を持ち歩いてそれでこまめに水分補給するようにして、喫茶店やカフェでは熱い飲み物を飲むようにすれば、内臓もバテないかしら……。ところで宮沢賢治のあの一節は、冷夏のときは作物のできがよくないからおろおろして途方にくれてしまう、ということなのだろうか......(ぜんぜん違ってたらごめんなさい)。

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一昨日、アイコ4つ収穫。

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2010年8月 3日 (火)

いつの間にか……、

 昨日〜今日と原稿書き。レイアウトがまだ上がらず文字数が確定しないのだが、連載ものなので前回とだいたい同じ感じになるだろうと見当をつけてあらかた書いてみた。レイアウトアップよりも原稿書きが先行しているなんて、私にしては珍しいかも。来週から数日お休みをとる予定なので、そこにズレ込ませたくないという思いもあってのこと。やれるうちにやっておこう、という感じ。行きたい展覧会もいくつかあるので、とりあえず原稿の目処がたっていないと、外に出られないし。
 ところで、キーボードを打っていて意外な発見をしてしまった(かなり遅い気づきのようですが……)。
 「くず(山に自生するつる草)」とか「かずら」にあたる漢字を変換しようとすると、私のマックのワードだと、すべて「葛」の字が出る。たとえば、「かつしかく」も「葛飾区」。つまり、「葛」という、下の部分が(ヒ)になっている漢字が出てくるのだ。でも、資料にある「くず」とか「かずら」の漢字は、下の部分が(ローマ字のLみたいなの)と(人)なのである。意味、わかります? 読みを変えてみたりして何回も試みたけれど、「葛」の字しか出てこない。手元の漢和辞典にはちゃんと、下が(Lと人)の漢字がある……私の漢和辞典や資料の字が旧字で、いつのまにか「くず」も「かつしか」も葛の漢字で表記するようになったのかなあ……と思ったが、今回の原稿にはけっこう何度も出てくる漢字なので、気になってなんとなく調べてみたら、なんと……。
 1983年のJIS漢字コード改定で、(Lと人)の字が(ヒ)の「葛」という字に変更されてしまったのが原因らしいのだ。それで大半のワープロやパソコンで「くず」や「かつしか」の「かつ」を変換すると、すべて「葛」という字になってしまうようなのである。な―る―。じゃあ、私の元原では「葛」になってしまっても、(Lと人)の字が正しいことをちゃんと報せておけば、印刷段階では大丈夫なのかなあ……。とにかく、そんなことになっているなんて知らなかった。1983年って、もう30年近く前じゃないか……。ほかにもそんな経緯で少なからず表記に困っているケースがあるんじゃないだろか、と思ってちょっと見てみたら、やっぱり「通信用語の基礎知識」というサイトで「かつしかく」のところにこんなことが書かれていた(以下、抜粋)。
「……ちなみに葛飾区の葛の字だが、これはいわゆる旧字で、匂ではなく、(勹の中に、Lの上に人)である。JIS C 6226-1978(いわゆる旧JIS漢字)には存在するが、JIS X 0208(いわゆる新JIS漢字)で字体が変わってしまい存在せず、表現できなくなってしまった。しかし、JIS X 0213で再び例字体が変更されたため、表現可能となった。」……なんだそうです。でも、パソコンやワープロの発展を考慮して「葛」の字を使用することにした自治体もあるようだし(たとえば奈良県の葛城市とか)。う――ん……とりあえず、うちのワードではすべて「葛」となってしまうのは確かだ。入稿のときに忘れずにお伝えしないと……。

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2010年8月 1日 (日)

暑さに負けるな。

 わー、ついに8月ですと。暑さにうだっている間に今年も残り5ヵ月になってしまっているのでありました……ほんとに早いわー。どうすんのよ。
 このところ口癖のように暑い暑いと吐き捨てるように文句をいっているのだが、ちょっと待て。よ〜く考えてみたら、先日、国内最高気温の39・4度を記録して以来、連日38度近い猛暑に見舞われているという岐阜県多治見市には、お友達の陶芸家、徳田さんの工房がある。気温38度の日に窯を使ってたりしたら、室内はものすごい暑さ(熱さ)になるんじゃないか〜と思って徳田さんのブログをのぞいてみたら、“毎日お昼の2時前後に、気温が38度を超えました……と町の放送が流れる”とか、“今夜も本焼き窯をたいているので、明日の部屋の気温は……ス・テ・キ”とか、書いてある。う〜、きっと室内気温は50度とか60度近くになっているんじゃないだろか。と、思わず激励のメールを送った。そんな過酷な環境で連日作業している人もいるというのに、34〜35度であづいあづいと吐き捨ててちゃいけないか、と思ったりした。しかもこちらの作業はエアコンつけた部屋でやっているんだからね……。
 たまたま今日、江戸風鈴を作っているガラス職人さんをテレビで見たのだけれど、やっぱり作業場は60度を超えることもあるって言っていたし。以前、取材した刀鍛冶職人の吉原さんの作業場も、ふいごを使って炉に火をおこすと夏場はサウナ以上の暑さだといっていた……。
 おっと、そんなことを書いていたら徳田さんからメールのお返事が。どうやら今月末の個展に向けて、窯仕事の真っ最中のようだ。“本焼の時は、最後に最高温度1250度を1時間キープします。先日そのキープ時間が午後2時あたりになってしまい、その日は自分の仕事部屋に居られませんでした……”とか、"あと少し窯仕事ふんばります。麦茶じゃダメみたいで、初めてポカリのデカボトル買って飲んでます "などとありました……お疲れさまです。この夏、炎天下で工事に従事している人たちだけじゃなくて、火を使う現場で作業している人たちには本当にご苦労さまですといいたい。暑さに負けず、水分と塩分もしっかり補給して、モリモリ食べて、よいお仕事してください。

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