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2010年7月 3日 (土)

感劇話その145 ネタおろしもあって盛りだくさん__生志のにぎわい日和@横浜にぎわい座7/2

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 8強から4強へのワールドカップ。ここにきてブラジルが敗退してしまった……一人退場した後で、なんか機能不全に陥っていたようなブラジル、初めて見た。もちろん、オランダの強さも光っていたけどね。カカも南アフリカを去る、か……。
 昨夜はこの熱戦の前に、にぎわい座に生志さんの落語会を聞きに行っていた。演目は次の通り。
『家見舞い』立川こはる
『千早フル』立川生志
『マサコ』 立川生志
〜仲入り〜
太神楽曲芸 翁家和助
『唐茄子屋政談』立川生志

 久々のこはるちゃん。相変わらずハギレがよくて聞きやすい。『家見舞い』は前に三三さんで聞いたが、今日のはちょっと短くしたバージョンだったかも。でも、開口一番でこれだけしっかりした噺を聞けるのは、なかなかない、かも。しかし、これは何回聞いても「やめて〜」って言いたくなる噺だ。生志の『千早ふる』は、下げなど微妙にアレンジをしているようだった。『マサコ』は昇太作の新作落語のネタおろしだそうで(しかも、昇太が自分以外の人にはまだ誰にも教えていなかった噺、ということらしい……)、初めて聞く噺だったけれど、ブラックジョーク的な部分があるので最初は喬太郎の新作落語かなあ、とか思っていたら、後で昇太と判明。昇太ってこんな噺も作るのね、と思ったらご本人でも聞いてみたくなった。
 曲芸。こういう寄席ならではの芸が見られるのも、にぎわい座の落語会の楽しいところ。包丁を使った皿回しは怖くて目が開けられなかったけど。なにしろ、昨日の席は前から3列目だったので、なにかの拍子で失敗して出刃包丁が飛んで来たらどうしよう、みたいな変な恐ろしさにキンチョーしながら見て(見てなかったけど)いたのでありました。
 そして『唐茄子屋政談』。これは志の輔で聞いたことがある人情噺。私は以前の『井戸の茶碗』同様、生志はこのような噺がすごくいいなあ、合っているなあと思う。もちろん、『マサコ』みたいなのが間に一つ挟まるのも悪くないけどね。生志さんは丸くて安心感のある外見だけれど、ちょっと渋めの武士(役人)とか、人情味のある町人のおじさんとかやらせると、予想以上にいい味を出してくれると思うので、江戸の人情噺をまた聞きたいと思うのでありました。今日の『唐茄子屋……』の親戚のおじさん、それから次々と唐茄子を売ってくれる通りすがりのおじさんも、とてもよかった。ちなみに唐茄子とは、お分かりの方も多いとは思いますが、かぼちゃのことです。

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薄いピンク色(オレンジ系か?)の着物もお似合いでしたぞ。

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