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2010年5月31日 (月)

今日もブルーベリー……、

 このところ、ブログの更新が停滞気味だ。理由は、原稿締め切りが迫ってバタバタしてきたのと、疲れがたまっているのか、夜はすぐに眠たくなってしまうから、です。なので今日も、今朝のベランダのカットでお茶を濁します(?)……。
 ブルーベリーがけっこう色づいていたので今季二度目の収穫。あと数個、青い実が残っているけど、それを収穫したら今年は終わりかな。
 そして、久々のお天気にひなたぼっこに出たわらび。ひなたぼっこのカットはいつも目を細めているから同じに見えてしまうけど、正真正銘、本日のわらびです。

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今日も、皮はほのかに渋く、実は甘酸っぱく......。








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今日も、ひたすらのんびり......うらやましー。

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2010年5月27日 (木)

ブルーベリー収穫

 雨上がりの気持ちよい朝。ゴールデンウイークの終わり頃に買ってきた鉢植えのブルーベリーの木が実をつけて、色づいてきたので3粒収穫。甘酸っぱさと、ほのかな苦みみたいのもちゃんとあって、なかなか。ベランダ菜園は今年もきゅうりのQ太郎が群を抜いてごんごん成長している。ゴーヤもまた今年もやりたいんだけど、ちょっと買いそびれていて、もう遅いかなあ……。

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今年の収穫第一号となりました。

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2010年5月25日 (火)

思いあがり……、

 今日はどっかり1日家にいられる日だった。そしてまた真夏のようないいお天気。しかも湿度は低いので、風が通るとこれが意外とサワヤカだった。朝の水やりの後、洗濯機を回しながら水戸の取材のテープをつらつらおこす。なんか平和。
 でも、やってきたダスキンさんは、「明日っからまた天気がおかしくなって気温も下がるらしいですよ。こんなんじゃほんとに身体がまいってしまいますよね〜」と、珍しくこぼしていた……ほんとに。
 しかし、平和などとはとてもいっていられないことが、世の中ではどんどん起こっている。宮崎の口蹄疫の問題はほんとうに深刻だ。数年前に、北海道・中標津の養豚業の方を取材したことがある。そこでは家族でできる範囲で20頭前後の豚を育てていて、広い豚舎でストレスを感じることなく育った豚さんたちは、味がとてもよいといって、じわじわと人気が広がり、札幌や東京のレストランにも肉を卸すようになっていた。この養豚家のおじさん一家は、いずれ食用にするために、手塩にかけて豚を育てるわけだ。それはもちろん、どの畜産農家の人たちも同じだ。
 中標津のおじさんは、出荷する時期の豚さんには背中に天使の羽が生えてくるのが見えるのだといっていた。いま、宮崎で毎日のように処分されている牛や豚のなかには、当然、まだ天使の羽が生えてくるのはずっと先の仔牛や仔豚もいるのだろう。それにしても、はっきり感染したかどうかはわからなくても、感染の疑いのあるものはすべて処分されてしまうというのは……法律で決められているとはいえ、このニュースが流れるたびにとても辛い気持ちになる。
 でも、先日、私の好きな松井今朝子さんのブログを読んでいて、はっとさせられた。そこには、「……農家の方を気の毒に思うのは当然でも、いずれ殺されて食べられる運命にある牛や豚が、その前に殺処分されることを妙に気の毒に感じてしまうのは、罪深い人間の思いあがりだと戒めるべきなのかもしれない」と書かれていた。たしかに……安易にかわいそうだと思っていた私の心には、とんだ思いあがりがあったのかもしれない。人間は、他の生き物の命をいただいて生きているのだということを、その意味をぜったいに忘れちゃいけないんだなあということを、改めて思い知らされたのでした。

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2010年5月24日 (月)

流されないように……、

 土日と1泊2日で水戸に出張する予定が、数日前に日曜日だけの日帰りに変更になったので、土曜日は出張の資料をさらに読んだりしてまったり過ごす。たまった録画を観るのは短いドキュメンタリーを2本消化したくらいで、またそんなに進まず、であった。なのにワールドカップ関連でBSで11 時間放送とか、夜中にはマラドーナのドキュメンタリーみたいなのもあるとかでまた新たな録画がたまってしまった……なんかこれって、3歩進んで10歩さがる、みたいな感じ??? このままではいかん。ちょっとずつでもこまめに見ていかないと。
 てなわけで昨日は水戸で取材。朝、6時半に品川でカメラマン&編集者と待ち合わせだったので、5時半過ぎに家を出る。チャンピオンズリーグの決勝を見ていたらゼロ睡眠になってしまいそうなので、仕方なくこれも録画予約にして、3〜4時間弱睡眠……これってどうなのよ……電車に乗ってきた高校生男子二人が、「モーリーニョが」、「モーリーニョが」、って言っていたから、そっか、インテルが優勝したのね……と、結果も判明……これってどうなのよ。
 水戸についてからは、雨が心配されたが午前中はなんとなく空も保ってくれたので、外がらみの撮影も、きれいな緑をバックに無事に終了。午後からは室内撮影や対談などをこなして終了したのが18時半。帰り道は常磐道も雨でけむるような降りになっていた。2時間弱で品川に到着し、解散。夫といつもの台湾料理やさんで待ち合わせて9時前から夕飯。仕事中、何度も眠くなってしまったのだが、夕飯の1杯目の生ビールはとってもおいしくて、一瞬シャキッとしちゃった……。
 目を覚まさせてくれたビールは、その後、手足にまわってぐったり重くなり、家に帰ったらぺたりと横になってそのまま爆睡……これってどうなのよ……なんかまずいよねー。流されずに今日からまたシャキッとしなきゃ、と思ったら朝からじとじと雨……いまいちシャキッとはいきませんが、疲れをひきずることだけはないようにしたいので、1日1日こまめに解消していくようなことを(お風呂とか、軽い体操とかストレッチでも、ぜんぜんしないよりはいいはず……)心がけていかないと、と自分に言い聞かせる月曜日なのでありました。

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2010年5月21日 (金)

真夏日、夏野菜を煮込む

 今日は30度近くもあって、堂々の真夏日。ベランダでの朝の水やりも数日前から帽子は必需品だが、今日は無防備な裸足の足元にもじりじりと照りつける日差しを感じるほどだった。仕事部屋の窓も全開にして、原稿の仕上げをせっせとやり、夕方前にはなんとかアップして編集者にメールした。まだ湿度がそんなに高くないから窓全開でよかったが、これがむし暑くなってくると、パソコン作業には除湿がマストな季節になってくる……といっても、これからいったん気温が下がって、その後、じとじとの梅雨がくるんだよね。夏はまだ先……。
 夕飯には、合い挽き肉とみじん切り玉ねぎを混ぜて肉団子を作ってさっと揚げ、それを、トマト、ズッキーニ、玉ねぎ、ピーマン、ベビーコーンなどをことこと煮たラタトゥイユ風の鍋の中に投入。さらに数分煮て、肉団子と夏野菜の煮込みが完成。くったりした野菜にトマトのさわやかな酸味と甘みがいい具合にからまって、思わず白ワインを飲みたくなる味だったけれど、あいにく白がなかったので、ジョニ赤のハイボールで1杯、にしておいた。

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2010年5月20日 (木)

緑の車窓から

 午後から国立(くにたち)で打ち合わせ。久しぶりのJR中央戦に揺られてぶらり。我が家から駅までのほんの数分の道の街路樹でさえ、今の時期はまさに緑萌ゆ、て感じで木々の葉っぱが鮮やかなのだが、今日の車窓からの眺めはまたいちだんときれいな緑がいっぱい。雨上がりということもあって一層みずみずしく、かなり目の保養になりました。
 家を出る頃には朝からじとじと降っていた雨が上がりそうな気配だったのが、国立に降り立ったらカラリと見事に晴れ上がり、駅のロータリーから続く街路樹のたっぷりとした葉が風に揺れて、とても清々しかった。
 ところが、約3時間の国立滞在を終えて戻ってくると、こちら神奈川県の私鉄沿線は相変わらずじとじと雨。聞けば、晴れ渡った時間帯もぜんぜんなかったようで……あの初夏の日差しと爽やかな風は、国立周辺の局地的なものだったのかしら、と思うとなんか不思議な気分になってしまった。でも誓って、国立の晴れはデジャヴなどではありません。


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2010年5月19日 (水)

フルスロットル……、

 このところ、どっかり1日家にいられる日がないまま週末に突入。日曜日はたまった新聞や録画をチェックする予定が、うたた寝続きでいろんなこともほとんど進行せぬまままた新しい週が明け……。この時期には一段落していると読んで、文楽とかの予定を入れていたので、結局毎日何かしらで出かけることになってしまっていて、なんだかんだと落ち着かない。
 昨日はまたかなりグルグルしてしまった。11時から代々木公園近くで打ち合わせ、次の仕事が14時入りだったので余裕あると思っていたら、これがまた意外に押して、終わったのが13時前。編集者と復習のためお茶していたらけっこうギリギリになり、14時前に国立劇場に飛び込んで、即、撮影開始。前日にはプライベートで公演を見にきたのだが、この日はお仕事。1カット目は真夏のような日差しの中で、劇場をバックに大夫さんご夫婦を撮影。駆け込みで飛び込んでいきなり始まったのでもう汗だく。しかし、いいお天気で外の撮影は順調に終了。
 それから室内で大夫さんのみのカットをあれこれ撮り、一段落したのが15時前。次の撮影のためのチェックをしながら、やっと30分くらいほっとして、再び大夫さんの撮影。文楽公演の本番にご出演中のカットも撮影して、すべて終わって劇場を出たのが18時過ぎ。編集者と一緒に神保町の編集部まで移動し、資料をコピー。こんな日にまた、かなり前から会食の予定も入れていて、麻布十番のお店に着いたのが約束の19時半過ぎ……この頃にはかなりバテバテになっていた。炎天下での撮影がけっこう響いたのかしら……。にもかかわらず、食事して喋っていたらけっこう元気が出てきて、そのまま11時まで。
 しかし、帰りの電車に乗ったとたん、一気にぐわんと身体が重くなり、帰宅したらそのままへたり込み……これがいけない。寝る前にお風呂に入ればよかった。今朝はその分、ちょっと長めのお風呂でぼけっとしてました。いやー、昨日ほどのフルスロットルは最近は珍しいとはいえ、ほんとに、1日1日しっかり疲れをとらないと、忙しくなったら乗り切れないなーと反省しているところでございます。こんなふうに考えるのも、この年だからかしら……。

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2010年5月14日 (金)

一ついえるのは、猫たちには罪はないということ……。

 ご実家が動物病院をなさっているTちゃんから、「連休中にちび猫を3匹拾ってしまいました。マキノさんはまだ仔猫を探していらっしゃいますか?」とのメールが。1、2年前、わらびにもしものことがあったときにあなたのペットロスが深刻になるのを防ぐ意味でも今から仔猫を飼っておいたほうがいい、と友人たちにガンガンいわれたのをきっかけに、もう1匹いてもいいかなあと夫と話し合ったりして、Tちゃんに仔猫がいないか聞いていた時期があったのだ。動物病院ではよく捨て猫の里親募集をしたりしているのでね。
 添付されているチビ猫の写真を見る。どのコもかわいくて思わず心が動きそうになる……だがしかし、今の我が家は、老猫力を発揮して元気にぼけ始めている(たぶん)わらびのことで手一杯で、とてもチビまでケアする自信はない、というのが偽らざる気持ち。なので丁重にご辞退申し上げた。チビたちによい里親がみつかりますように。
 夫の周辺でもつい先日、仕事仲間が公園の草むらで寄り添っている2匹の仔猫をみつけ、1匹抱っこしたらもう離せなくなってしまい、1匹だけ残していくのはかわいそうだから、結局2匹とも連れて帰って飼い始めた、という話を聞いた。その猫ちゃんたちはいい人に巡りあえてよかった。でも、相変わらず仔猫を捨てたりする人はあとを経たないんだねえ……と話していた矢先に、昨日の将棋の加藤一二三元名人の、野良猫への餌やり裁判の話。なんだか、さらにいろいろと考えさせられてしまった。
 お腹をすかせた野良猫にご飯をあげたくなる気持ちはよくわかる。しかしそこが集合住宅で、他の世帯が全員迷惑しているという事実はやっぱり無視できないと思う……加藤さんの集合住宅の実態や、どんなふうに餌やりをしているのか、集まる猫たちによってどんなトラブルがあるのかなど、直接見ていないし、詳しいことがわからないので軽々には判断できないが、ニュースによれば、おしっこやうんちの悪臭に悩まされたとか、残った餌にカラスが集まってくる、という苦情が出ていたようだ。たしかに、猫のおしっこの臭いは強烈だしね……。
 何匹くらいの猫が集まってくるのか知らないが、加藤さんは雄猫にはしっかり去勢手術を施していたようだし、もうちょっと周囲と折り合いをつけながら猫たちをケアする方法はなかったのだろうか……このような話はちょくちょく耳にするが、せっかくの動物愛護の心が、一方では住民トラブルになってしまうなんて、なんとも残念で悩ましい話だ。全国には、野良猫に去勢手術をして地域猫としてケアしながら周辺住民とも上手に折り合いをつけているところもあるようだが、それももしかして別の視点から見てみると、迷惑している人もいたりするのかなあ……。みんなが猫好きとは限らないからね……いずれにしても難しい問題が多いのが現状。
 でも、猫たちには罪はない。飼えなくなったからとか、かわいくなくなったからという理由で簡単に猫を捨てたり、去勢や避妊をしないままで飼い続け、どんどん子供を生ませては、面倒見切れなくなって捨てたり、という人がいなくならない限り、野良猫の問題はなくならない。

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2010年5月11日 (火)

高速回転

 週明けからいきなりバタバタしてしまった。昨日のお昼まではよかったが、4時から等々力で打ち合わせの予定が編集者の前の打ち合わせが延びて、開始が30分遅れに。打ち合わせも予想以上に延びて、終了したのが6時半。7時から渋谷で次の仕事を入れていて、本当なら充分余裕のあるスケジュールだったはずが、明らかに遅刻は免れないので編集者に先に進めておいてほしい旨の連絡を入れ、タクシーをつかまえて自由が丘駅。
 運良くすぐに急行がきて、渋谷着が6時55分。しかし、打ち合わせ場所の事務所は駅から徒歩約10分、しかも道は上り坂、さらにそんな日に限ってちょっとだけヒールのある靴を履いている……オーマイガー。高速回転で坂を駆け上がるも結局、15分遅れで会議のテーブルに着席。そこからまた約2時間打ち合せで、事務所を出たのが9時過ぎ。そこでまっすぐ帰ればよかったのだが、お腹も激減りだし、打ち合わせ内容を編集者と2人で整理しつつ食事しようということに。しかし、最初にスパークリングワインを一杯飲んだら予想以上に回りが早く、なんか疲れてしまった。 
 12時前に帰宅。今日の疲れは今日のうちにとお風呂に入って2時頃就寝。雨降りの今朝は10時から麹町でインタビューが入っていたので9時前に家を出発。朝は絶対電車が遅れるので20分くらい早めに出たが、案の定、混雑その他で約15分遅れの運行で、目的地のホテルに着いたのは9時50分。ぼわぼわになった髪を化粧室で整えてロビーに戻ると、約束の5分前に取材相手の大夫さんがすでにいらっしゃって椅子に座っておられた。編集者はまだだったが、ごあいさつしてロビー脇のカフェに入り、ほどなく編集者もやってきて、インタビュー開始。12時に無事終了……。
 ランチに蕎麦食べて、3時前に帰宅。帰りの電車でうたた寝しそうになってしまった。ついこの前までずっと原稿書きでお家モードだったので、いきなりお外モードが続いて身体がついていけなかったのかも。今日はのんびり湯船に浸かろーっと

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2010年5月10日 (月)

感劇話その142 歌にも注目☆宝塚月組公演『スカーレット・ピンパーネル』

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 4月末の関西“カンゲキ”強行ツアーの2日目は宝塚へ移動して、ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』を観劇。宝塚オタクの同行者、編集者Bや編集者senちゃんと違い、私は年に(観ても)1、2度がいいとこなので、月組を見るのも初めて。だから役者のみなさんのこともまったく知らなかった。ただ、時代設定がフランス革命時ということで私好みだし、作品はもともとブロードウェイで初演されたものだということ、そして今回の演出があの『カサブランカ』と同じ小池修一郎さんだということで、わりと期待をしていたのでありました。
 いざフタを開けて見ると、男役トップの霧矢大夢、そして明日海りおの美しさ、とくに霧矢大夢の歌のうまさに魅了されっぱなし。霧矢大夢の顔はちょっと真矢みきにも似ていて、私の好きなタイプだし。明日海りおも、“ワル”らしいワイルドさがすごくよく出ていてがんばっていたので、けっこうぐいぐいと話に引き込まれていった。
 ブロードウェイでヒットした作品だからというのもあるんだろうけれど、歌がまたいい。なかでも話の要所要所で繰り返し歌われる『ひとかけらの勇気』と、『炎の中へ』は、歌そのものだけを聞いても、とてもいい作品だと思う。『ひとかけらの勇気』は数日ずっと耳に残ってしまった。ミュージカルはやっぱり歌がよくないとね、と、改めて思ったのでありました。
 この作品、来月には東京にもやってくるのだが、既にチケットはとれないらしいので、やはりかなり反響が大きいのかも。

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宝塚大劇場に並ぶポスター(手前が『スカーレット・ピンパーネル』)

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2010年5月 9日 (日)

感劇話その141 勘十郎さんのお三輪がかわいい『妹背山女庭訓』(文楽4月公演)


(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 4月の文楽大阪公演は大作『妹背山女庭訓』の通し。妹背山といえば、いちばんの見どころ(聞きどころ)は第一部の妹山背山の段だが、今回は、宝塚観劇もある強行ツアーだったので、スケジュールの関係で文楽は第二部のみを鑑賞。
 第二部の見どころは、なんといっても酒屋の娘、お三輪が男を愛するあまりに怒りの権化へと変貌し、その挙句に殺されてしまうところ。
 自分の恋路を邪魔されて辱めを受けた怒りや、男の心変わりに対する怒りに心を燃やすお三輪が何故、刺されなければならなかったのかというと、政敵を討つために、嫉妬に狂った女の生き血が必要だったため……とまあ、以前のブログを読んでくださった方にはおなじみの話になりますが、一人の若い娘の一途な恋心が、政争に勝利するための絶好の武器として使われるという、突飛といえば突飛な、すごいストーリー。
 しかし、作者の近松半二は、この『妹背山……』だけでなく、『奥州安達原』、『本朝廿四孝』、『新版歌祭文』、そして『伊賀越道中双六』と、名作といわれる浄瑠璃を次々と書いている、今でいえばヒットメーカーのすごい浄瑠璃作者なのであります。近松といっても、近松門左衛門だけではないのです。
 今回のお三輪は勘十郎さんが遣っていたが、嫉妬に怒り狂う前までの、年頃の娘らしい初々しさや、かわいらしいしぐさがよく表現されているなあと思った。それゆえ、怒りに燃えるときの雰囲気のギャップが引き立っていたと思います。
 また、今回の公演は、吉田蓑助文化功労者顕彰記念ということで、プログラムにも蓑助さんのインタビュー記事や、『妹背山女庭訓』の人物相関図や地図を交えた詳しい解説など読み物がもりだくさんで、かなり楽しめた。

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純朴で可憐な娘、お三輪が......、
(プログラムより)

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2010年5月 8日 (土)

涼しげな半襟

 友人のぺたこさんがやっているぺたこ展の最終日をのぞいてきた。半襟、帯留め、帯締め、ポーチなどのオリジナル和装小物や、イラストレーターとしての最近の作品が展示されていた。
 魚の刺繍の涼しげな半襟を購入。私は普段、着物は着ないが、これはミニスカーフとしても使えそうだなと思って。そういえば着物、もうかれこれ15年くらい着ていないかも……。

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ぺたこさんデザインの魚の刺繍半襟(右)。ぺたこさんのHP、和キッチュはこちら。着物生活の楽しいアイディアがいっぱいです。

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2010年5月 7日 (金)

大名竹

 脱稿の次は、歯医者の治療も卒業。今日、いつもの歯茎の治療に行ったら、R先生から終了宣言。「もう大丈夫でしょう。よくマメにきちんと通っていただきました。次は半年後の定期検診までいいですよ」とのお言葉。やった。約4ヵ月間通った治療もついに卒業。思えば、年明け頃から局部的に腫れていた奥の歯茎が、毎週の洗浄(薬を歯周ポケットに注入する)で徐々に治まってきて、先月の頭からはもうほとんど点のようになってきていたのだが、ようやく完治ということで。
 「洗浄だけでここまでちゃんと治ったのは、若さと、毎週きちんと通ってきてくださったからですよ」と、誉められた……この若さというのは、まだ治癒力がけっこうある身体だということで、こういうのは喜んでもいっか。ほんとに、今週はリセットウイークだ。
 先生がいうには、疲れはけっこう最初に歯茎あたりに出やすいので、身体の抵抗力が落ちているバロメーターになるから、ちょっと腫れ気味かなとか思ったら、充分に睡眠をとるとか、早めに対処するといい、とのこと。なるほどー。
 夕飯、中目黒の「尾崎」へ行ったら、カウンターにちまきの王様のようなでっかい円錐形のタケノコが並んでいた。聞けば、鹿児島産の「ダイミョウダケ(大名竹)」というタケノコだそうで。東北地方にあるヒメタケ(姫竹)を10倍くらい巨大にした感じで、見るのはもちろん初めて。どうやって食べるのか聞いたら、炭火で焼くというので、迷うことなく注文。それにしても、姫に大名と、タケノコには位の高い名前が多いんだねぇ……。さしずめ、これを食べたお殿様やお姫様が大いに喜んだ、というのが名前の由来かしら。あるいは、献上品だったとか。
 大名竹、柔らかくて香り高く、春の力がみなぎっている感じ。完治した奥歯でしっかりその大地の味をかみしめた。

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焼いた後、半身にカット。塩をつけても、そのまでも充分においしかった。

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2010年5月 6日 (木)

切り替わり

 3月から抱えていた原稿が昨日ようやく仕上がり、いったん手元を離れた。なんだかんだゴールデンウイークはほとんどこの仕事の追い上げで終わってしまったわけで。ここ数ヶ月で録画したまま見ていないテレビ番組がハードディスクにたまっていて、連休中に集中して見て消すから! と夫に宣言していたのに、「結局、ずっと仕事じゃん……」と、オオカミ中年を見るような憐れみの眼差しを向けられ、一切反論できず。でもね、たしかに世の中のゴールデンウイークは終わってしまったが、私は昨日で一段落。というわけで、今日はほとんどソファーでゴロゴロして、無事に山田太一ドラマとドキュメンタリーを1本見て消したのでありました。
 こういう生活の流れって偶然にもリンクするのか、昨日、原稿をやっている間に夫が野菜の苗と土を買ってきてせっせと植えていた。だから今年もまたベランダ菜園がオープン。今朝から私の水やりの日々も再開。さらに、昨夜、ご飯食べに行ったご近所の台湾料理やさんのママが糠床を分けてくれたので、さっそく野菜を投入。今朝からうまい糠漬けを食している♡。また新たな毎日が始まっているのでありました。

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ベランダの野菜を糠床に入れる日が楽しみ......。

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