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2010年4月13日 (火)

小西康夫さんの“湯気”の写真

 一昨日行ってきた小西康夫さんの写真展「Seeing the Unseen」の話。約2年前から取り組んでいるプロジェクトなのだそうで、簡単にいうと“湯気”の写真だ。しかしその細かい水蒸気はまるで炎のように立ち上っていたり、シルクの布のようになびいていたり、ときにはダンサーのようにくねくねしてちょっとエロティックだったりと、とても幻想的で、不思議な雰囲気を醸し出している。
 小西さんといえばアフリカの人々を撮影したルポルタージュ的な写真がとくに有名だが、今回はこれまでに見たことがない新鮮な写真に感動した。この湯気の写真は小西さんが拓いた新境地だ。最終日に滑り込めてよかった。
 知り合って20数年になる小西さん。去年の春、十数年ぶりに取材もご一緒したのだが、9年くらい前には、ホームオフィスにしているご自宅を「pen」で取材させてもらったこともあった。初めてお会いしたのは私がフリーになった直後の仕事だったんだなあと思うと、お互いいい年になったものです……。でも、小西さんの優しい笑顔はむかしのまんま。今回も奥様のケイトさんと愛犬たちと一緒に迎えてくれた。次にまたどこかでお会いするときも、お互い笑顔でいたいものだなあと思います。

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ご案内ハガキより








 写真展の帰りに目黒から中目黒まで、川沿いを歩いた。今年の桜も今日で見納めかな、という日に、川面が桜の花弁でいちめん真っ白(ピンク)になっていた……。

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(左)まじで川面がすべて花弁......。(右)ところによってはこんなナルト模様も。






 権之助坂の商店街には風に乗って桜の花弁が舞い込んでいて、路地もなんかちょっと風流な雰囲気でした。

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遠くにクロネコを発見。座っているところにじりじりと近付いていったが(上の2枚の写真)、案の定、ゆっくり移動し始めた(下の写真)。猫にとっての“ここから先は立ち入り禁止”の境界線があったようだ。

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コメント

白雲斎さま、こんにちは。コメントありがとうございます。私も先日、”桃美人”の写真をみて、素敵だなあと思ったところでございました。桜のお写真も楽しみにしていますね。湯気の写真は、お湯をわかしてカップなどに注いで撮っているのだそうです。あんまり詳しいところまでは聞けませんでしたが。

投稿: わらB | 2010年4月15日 (木) 02時13分

“湯気”の写真とはビックリです。私のような無粋者は、先ず、「よくもマア、カメラ・レンズが曇らないものだナー!」なんて思って、芸術家の感性との隔たりをマザマザと感じてハッとしています。しかし、とにかく興味深い記事でした。機会を得て、作品に出会いたいものです。また”桜”。暗い道路に散った花びらの風情がまたイーですね、遠くに黒ネコが座ってたりして。ドラマを感じさせるじゃないですか。“湯気”の後だから、感性が研ぎ澄まされていたのかナ?そうだ!種切れだった私のブログにも桜を載せることにしよっと!!

投稿: 白雲斎 | 2010年4月15日 (木) 00時38分

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