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2010年4月26日 (月)

みっちり関西……、

 土日で関西に行ってきた。来月、文楽の太夫さんをインタビューすることになったので、久々に本場大阪での公演も見ておこうかと思ったのがそもそものきっかけで、編集者Bと予定を立てようとしたら、なんだかんだ話がふくらんで、結局、土曜日は文楽、日曜日は宝塚観劇、そして合い間に大阪食い倒れという、ものすごいみっちり詰まったスペシャルツアーになって、メンバーも編集者senちゃんとデザイナー姫が加わって、4人で決行。
 土曜日の昼に東京を発って夕方から大阪の文楽劇場で『妹背山女庭訓』の第二部を観る。終わりが9時過ぎなので、遅い夕飯は文楽劇場からほど近い東心斎橋の「Bistro a vin DAIGAKU(ビストロ ア ヴァン ダイガク)」で。ちょっとキコを思わせるような、野菜の使い方にしゃれたアイディアがあるお店で、細かく切った季節野菜とお魚に焼きナスのムースをのせた一皿なんて、ナスの風味がとても立っていて美味しかった。パテもよかったし、今回は前菜数種でお腹いっぱいになってしまったが、次はゆっくりとパスタやメインも食べてみたいと思うお店だった。
 明けて日曜日は宝塚が15時からなので、やや長めのランチを宝塚に向かう途中の「とよなか桜会(さくらえ)」で。ここは北桜塚にある「桜会」が2軒目として出したお店で、2軒ともミシュランの☆を獲得しているのだが、じつは「桜会」は大学時代からの友達である i ちゃんがオーナーのお店( i ちゃんのご主人が北桜塚店の料理長)なのであった。お店のセレクト&予約はすべてBにまかせっきりにしていたのだが、予約がとれたとの連絡が入り、店名を見て、あら? と思って確認したら、間違いなく i ちゃんのお店であることがわかって、ここ数年は年賀状だけのやりとりだったのが何年ぶりかで電話してみたという、ちょっとした小話つき。
 昔は i ちゃんもお店に出ていたが、今は子育てが忙しくて時々しかお店には出られないとのこと。しかし、ランチのときにはお嬢さんを連れて顔を見せにきてくれて、ちょー久しぶりに、料理屋さんのおかみの貫禄が加わった美人の i ちゃんとご対面できた。4歳になるという娘さんもお母さんに似てかわいらしかった。そして「とよなか桜会」のお料理は、素材のよさはもちろん、“エスプーマ”が随所に出てきて、新鮮な食感に驚きと感動のオンパレードでありました。今は和食にもエスプーマを多用するところが増えてきているのかな。
 i ちゃんのご主人は「北摂会」という会のメンバーなのだそうで、「北摂会」は大阪の豊中市、池田市、箕面市、吹田市に店を構える飲食店のオーナーで構成されていて、北摂の畑で作られた安全で安心な農作物を通じて地産地消や食育の啓蒙、ということをコンセプトに掲げているのだとか。こういう動きが日本各地のエリアごとにもっと活発になって、地産地消や有機農業をもっと多くの人たちが支えるようになっていけば、人々の身体も健康になって、環境保全にもつながっていくんじゃないかなあと思う。とにかく、がんばっている i ちゃんの今の様子をちょっと垣間みさせてもらっただけでもよかった。
 さらにこのランチには大阪在住のシネマスタイリストで女優のmicさんと、ライターのYさんも合流し、女6人で食べたりおしゃべりしたりの大にぎわいだった。
 そして「とよなか桜会」をあとに宝塚へ移動し、月組公演『スカーレット・ピンパーネル』を観劇。終了後、新大阪20時47分発「のぞみ」に乗り、車内で反省会の宴会をしながら帰宅……。駆け足だったけど、観劇&食い倒れは内容も充実で、中身の濃い週末となりました。そして今日からまた“巻き巻き”の日常生活が再開しております(文楽と宝塚のことは追って“感劇話”で書くことにします)。

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たっぷりのクレソンの中に隠れているのはホタルイカと空豆とマスタードのソースなど(「Bistro a vin DAIGAKU」)







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お刺身にも”泡醬油”(右写真の左下)の「とよなか桜会」

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2010年4月23日 (金)

感劇話その140 たくさん笑って身体もほかほか。立川志の輔独演会@エポックなかはら(4/22)

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 昨日は志の輔の落語会へ。開口一番は志の春さんの『六尺棒』。道楽息子と父親との戸口を挟んだ会話のやりとりがおかしい。志の春さんの飄々とした語り口がなかなかよい雰囲気だった。志の輔が登場。相変わらず左手の中指のギブスが痛々しい感じだが、先日の生志さんのときよりもさらにそのギブスにまつわるネタが進化系になってマクラにふんだんに盛り込まれていて、転んでもただじゃ起きない、じゃないけど、さすが噺家さんだなあと思ってしまった。
 ギブス→ベトナム→シンガポールときて日本の政治にちょっとふれながら“話がまとまらない”という意味の話をしたところで、“まとまらない話”をネタにした1席目の『異議なし!』に突入。古いマンションの管理人さんと住人たちが集まって、マンションのエレベーターのセキュリティーに関する話し合いをするが、みんな好き勝手な話をしてなかなかまとまらない……。久しぶりに聞いたが、相変わらずとんちんかんなやりとりが可笑しい。この噺といい、先日の『はんどたおる』とか『買い物ブギ』しかりで、日常の噛み合わない会話、まとまらない会話、みたいなものをネタにした新作落語は志の輔師匠のお得意とするところ(と、私は思っている)。人間観察というのか、ちょっとしたことに目を向けてそのへんのおもしろさを掘り下げる能力がほんとにすごいもんだ、といつも感心させられる。
 仲入り後に、志の輔の出囃子をいつも演奏している長唄三味線の松永鉄九郎さんが登場。歌舞伎がらみの話はなかなかおもしろかった。志の輔の2席目は『井戸の茶碗』。古典落語の中でも個人的に大好きな噺だが、考えてみれば志の輔師匠で聞いたのは初めてだったかもしれない。去年、生志さんが話したのを聞いて、生志さんもとてもよかったのだが、志の輔師匠もやはりすごかった。
 会話のちょっとした言葉やしぐさを微妙に個人個人でアレンジしていると思うのだが、今回の屑屋の清兵衛さんは圧巻だった。正直者の清兵衛さんが千代田様と高木の間で伝書鳩のようになって翻弄される様子がじつにおもしろおかしく、しかも正直者ならではの滑稽さみたいなものがすごくにじみ出ている感じで、何度も笑った。隣り席のかよちゃんは涙を出して笑っていた。ストーリーとしては全体的にそんなに重くない展開なんだけど、話す志の輔になんか凄みを感じてしまいました。真冬並みの外の寒さをすっかり忘れてしまうくらい、笑って血行がよくなって身体がほかほかになった感じだった。

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久しぶりに独演会のチラシもパチリ。

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2010年4月22日 (木)

花を贈る。花をいただく。

 昨夜は20代からの友達、みっちゃんと2人でお互いの半世紀の誕生日のお祝いご飯をした。みっちゃんは先々週、私は先週に無事、誕生日を迎えた。2人とも4月生まれなので、毎年、4月の誕生日会をしようといいつつ、なんだか時間が合わないまま、やっと今年実現したお祝いご飯。2人で乾杯して美味しいものを食べるだけでいいのだが、やっぱり、なにかちょっとしたプレゼントを買っていこうかなと思い、何がいいかと考えた挙句、フラワーアレンジメントにした。自分のことを考えてみても、花をプレゼントされることって最近あんまりないから、きっとみっちゃんも花をもらったら嬉しいのではないかしら、と考えたからだ。
 華やかなみっちゃんのイメージで、赤みのあるピンクや赤のガーベラにピンクのデンファレをあしらい、全体的に濃いマゼンタのトーンでまとめてみた。お店に着いたら、既にみっちゃんがテーブルについていた。私が花をプレゼントすると、なんと、みっちゃんもテーブルの下から花束を出して、プレゼントしてくれた。「お花をもらうこともなかなかないだろうから……」って……お互い、50歳にしてまったくおんなじことを考えていたわけなのでした。なんだか笑えたけど、ハッピーなサプライズだった。みっちゃんが私にくれたのは、黄色やオレンジ系の花束で、こちらにもガーベラが入っていた。ガーベラは私の好きな花の一つだ。
 しっかし、お互い50なんてね……その昔、みっちゃんのお腹にいたご長男が来年、成人式を迎えるという事実を考えてみれば、しっかりそれだけの月日が流れていることを思い知るわけなんだけど、2人でなんだかんだ話ながらご飯を食べていると、お互い24、25の頃からあんまり変わってないような気分にもなったりするもので……ほんとに不思議といえば不思議です。

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花たちは今日も元気。食事はキコで。キコさんありがとう。

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2010年4月20日 (火)

感劇話その139 松たか子の美しさが光る『2人の夫とわたしの事情』@シアターコクーン

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 サマセット・モームの原作をケラリーノ・サンドロビッチが演出した舞台『2人の夫とわたしの事情』を見てきた。舞台は20 世紀前半のイギリス。夫を戦争で亡くした未亡人が、その後、夫の親友と再婚して暮らしているところに、死んだはずの最初の夫が生還してきて……。さあ、最初の夫と現在の夫との愛の板挟みに苦しむ美しい未亡人の悲劇……かと思いきや、この未亡人のなんと自由奔放でしたたかなこと。じつにあっけらかんと、鮮やかなくらいに我が道を突き進む強い女性を演じるのは松たか子。ほんとに美しいし、達者でうまい。
 この妻が、ほんとに笑っちゃうほど小憎らしい。だけど、その美しさゆえに2人の夫たちは我が妻の所行をついつい許してしまう、というか、ついつい乗せられてしまう……。まさに翻弄されっぱなしの夫2人。哀れだけど、なんか達観していて、そのへんがしみじみおかしい。まあ、あんだけきれいな奥さんだったら、そういうのもありか、とついつい納得させてしまう松たか子の美しさと演技に脱帽、といった感じだった。 
 段田安則、渡辺徹という舞台のベテランを相手に、ぜんぜん見劣りしない松たか子。『ロマンス』、『パイパー』と、ここ数年、見る度に松たか子のうまさと輝く美しさには感心させられる。ちょっとほめすぎか? いやでも、宮沢りえとはまた違った華というか、舞台での美しさが松たか子にはあると思うんだよね……。一緒に行ったライターのYちゃんと、「まったく、“ロンバケ”に出ていた頃から考えると、こんなふうにすごくなるなんて思わなかったよね〜」と、しみじみ話しながら劇場を後にし、出たばっかりの『ヴィヨンの妻』のDVD、借りてみようかな〜と思ったのでありました。

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金子國義さんの絵がまた素敵なり

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2010年4月19日 (月)

精神的土壌……、

 昨日、たまった新聞を読み返した中で、三國連太郎さんのインタビュー連載があって興味深く読んだのだが、三國さんの言葉で特に印象に残ったのが、“役者は精神的土壌が豊かでないと、本当の芝居は出来にくいと思う”というものだった(以下、記事を引用)。「台本に書かれた、文字通りのセリフを暗記しても、精神的土壌がなければ、観客にうまく伝わらない。意味がない映像じゃないかと思う。」
 まさに、ものを書くという作業にもそれは通用することだと思う。書き手の精神的土壌が豊かでなければ、人を納得させたり、感動させるものは書けない。それは小説に限らず、エッセイでもノンフィクションでも取材記事でも、書いて何かを伝えるという作業であればすべて当てはまるのだと思う。といっても、その言葉はこれまでさまざまな経験を積まれてきた三國さんがいう言葉だから意味も深いし、説得力があるのであって、じゃあ自分は実際のところはどうなんだ、といえば、精神的土壌……自信なし。まだまだこれから日々、努力していろんな経験をして、しかしけっしてあせらず、のんびりと人間というものを磨いて豊かにしていけたらなあと思ったりしているわけです。三國さんのことは役者さんとしても大好きなのだが、その人がこのような深い言葉を発信しているのを知って、さらに感動してしまったのであった(ただし三國さんは”自分に人生の経験が欠けているからそういう意味のことを言ったのです”ともいっておられたが。それはご謙遜でしょう)。
 記事の中で、続けて三國さんはこう語っていた。「はらわたを取り出して、しょっちゅう汚れを洗うことです。人間は自分を正当化するばかりですから。」
 今月頭にいったんある程度まで書いてみた、ある本の原稿がまだちょっと先までかかることになって、いまいろいろと作業している日々なのだけれど、いいものができればいいなあと思いつつ、三國さんの言葉を思い出しながら、一つの文章をあれこれと何度となく書き直したりしている今日この頃なのであります。

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2010年4月18日 (日)

祖父江慎さんのこと

 一〜二面と三面記事以外は読み飛ばしてしばらくため込んでいた数日分の新聞を、今日改めて細かく見返していたら、「うさこちゃん」の絵本がお色直しされて4月上旬から書店に並ぶという記事をみつけた。小さいときから大好きで見ていたあの「うさこちゃん」ことミッフィーの絵本の色使いや書体が生まれ変わって登場したのだ。4月上旬だから、もう書店には並んでいるはず。その新しいブックデザインを担当したのがデザイナーの祖父江慎さんで、ちょっと前に彼にインタビューさせていただいた記事の掲載誌がうちに届いていたので、自分の中ではなんかタイムリーだった。といっても、インタビューをしたのは2月のことで、テーマはぜんぜん別のことだったのだが、余談でその「うさこちゃん」のこともちらと出ていたりしていたし。新聞記事によれば、「たどたどしいながらも一生懸命な印象のうさこちゃんに合う書体が見当たらず、一から作ることにしたんです」とある。祖父江さんらしいなあと思った。
 祖父江慎さんは、意図的な乱丁や天地逆などを満載した『伝染るんです。』(吉田戦車の漫画)や、恩田陸の小説『ユージニア』ほか数々の仕事でおなじみのように、本の内容にまで踏み込んで本文の書体や文字の組み方を考えるだけでなく、手触りや匂いや重さに至るまで徹底的にその本の“質感”にこだわったデザインをする人だ。だから、今回の「うさこちゃん」の場合も、祖父江さんなりにそのイメージに合う書体が既存のものの中にはみつからず、新たに“ウサコズフォント”を作ったということなのだろう。
 私たちの取材の際、最後に昨今の話題である電子書籍について、お考えをうかがってみたのだが、祖父江さんはこんなふうに語ってくれた(だいぶ要約していますが)。
「ちょっとまだどんなものになるのか、よくわからないですけど、電子の場合は触っても機械の触り心地だし、匂いとか重さとかはその内容に応じてくれないし。本(紙)の場合は書体や行間、サイズを決定できたカタチで読めるけれども、電子ブックは文字の大きさや書体を自分で設定しないといけないから、まず読むまでにどういうものなのかという、それを設定するのが面倒なのではないでしょうか。そう考えると、電子ブックはまだかなり初期の、カンブリア紀ぐらいな感じですよね。いまある本(紙)はもう一個の一人前のカタチ、パーフェクトオブジェになっているけれども……」
 まず丸められるようになって、内容が出たと同時に質感や重さが変わってくれるコンピューター、までいってくれればいいんだけど……、ということも言っておられた。たしかに、ただ情報を知るだけならば、内容を把握するために字面を追っていけばいいのだが、小説や物語というものになってくると、今の本にはカタチも匂いもあるからそれにこだわることは大事だと思うし。でも電子メディア化したらそういうのは必要ないものになってしまうのかもしれない。というか、ブックというから、今の“本”と同じように考えてしまいがちなんだけれど、全く違うメディアなのだと思えば、それはそれで考え方を切り替えられるのかもしれないと思う。って、何いってるんだか自分でもよくわからなくなってきたけど、とにかく私は本とかいわゆる紙媒体というものに対する祖父江さんの考え方にはなるほどなーと思って賛同できたので、ここにご紹介してみたというわけでした。

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今回、某自動車メーカーの広報誌で取材した祖父江さんの記事。祖父江さんが手にしているのは明治39年発行の雑誌「ホトトギス」

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2010年4月17日 (土)

感劇話その138 なんとも不思議な味わいの『藁人形』__月例三三独演@国立演芸場(4/6)

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 これもまた書きそびれていた、今月の三三さんの落語会。数日前の生志さんの会のときのいきさつがあったので、国立演芸場はてっきり9時半くらいにはしっかり閉館と決められているのだろうと思っていたが、この日の三三さんの会が終わったのは9時半近く。てことは10時にはしっかり閉館なんでしょうか。なーんて、どうでもいいことではありますが、とにかく、この日はいつにもましてみっちり、むっちりと落語が詰まっているような感じでした。
 なにしろ1席目の『浮世床』からしていきなり1時間弱、快調に喋った三三さん。『浮世床』は、髪結い床(床屋)に集まって時間待ちをしている男たちの様子を描写したもので、短い話がいくつかオムニバス形式で紹介される。最後には全体の噺が何かつながるのかな〜と思いながら聞いていたが、それはこちらの勝手な思い込みで、それぞれ全然関係のない話が次々と登場するのであった。
 字がよく読めない男が『太閤記』を読み聞かす話があったり、将棋に夢中になっている人にちょいといたずらをしてみる男がいたり、昼寝を起こされた男が女性にモテた夢の話をしたりと、サロンと化した床屋で起こるさまざまな情景が描き出される。将棋に没頭するあまり、自分のキセルにいたずらされたことがわからずに煙草を吸おうとしてアチチチ、となる男の繰り返しがおかしかった。しかしこんな目まぐるしい話をよくもまあスラスラと話せるものだわ……ってプロだからそうなんだろうけど、改めてちょっと感心しちゃった。
 2席目は『藁人形』。女郎に騙される坊主の話だが、これは怪談話なのか復讐劇なのか、どうなるんだろう……と思っていたところにあっさりサゲが来たのでちょっとぽかんとしたのだけれど、笑える噺ではないんだけど暗くて重ーいわけでもなく、これからおどろおどろしい展開が!? と思ったりしたところで終わるのでそんなに怖いというわけでもなく、なんか不思議な雰囲気の話だったけど、妙に印象に残ってしまった。この二つが終わって仲入りになったところでもう8時半をまわっていたので、あと2席はどんだけいくんだろうと思いながら、仲入り後は鈴々舍わか馬さんの『犬の目』。これまた不思議な噺で、目が悪くなった男が医者に行って治療してもらうのだが、医者は目玉をそのままくり抜いて洗浄、元に戻そうとしたら水でちょっとふやけてしまったので縁側に干していたら、それを飼い犬が食べてしまい、仕方がないのでその犬の目を患者にはめ込んで……と、シュールなのか滑稽なのかわからない噺が展開する。わか馬さんの気の抜けたような、歌うようなとぼけた語り口が噺の雰囲気とうまく合っていた。てっきり新作なのかと思っていたら、18世紀に書かれた話を元にした古典落語でした。
 三三さんの3席目は『明烏』。先日の円楽さんのときは、遊び人の源兵衛と多助の会話で始まったが、三三さんは若旦那・時次郎の両親の会話で始まった。時間が押していたからそれなりのアレンジもあったのだろうか。吉原デビューを飾る若旦那のとぼけた堅苦しさみたいなものが、よく出ている気がした。でも今回はやっぱり『浮世床』のアチチな男の会話といい、『明烏』の現兵衛&多助といい、快調にまくしたてられるべらんめえ調がやっぱりうまいなあという印象が強かったかな。とにかく盛りだくさんな充実感がありました。

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いつものプログラムも今月は桜色。

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2010年4月16日 (金)

半世紀……。

 誕生日がきた。古い友達から「半世紀、生き抜いたね」とのメール。「すぐに追いつくからね」とのメールもきた。夫からは「信長より長く生きたね」といわれた。半世紀かぁ……たしかに、40になったときは大してなにも感じなかったが、50というのはそれなりにずーんときます。そんな歳になったのかと思うと、自分ではとても信じられない気分だけど、ある意味、仕事のことなんかも考えると、人生が変化していく折り返し地点なのかなあという気はする。といっても、これからさき丸々50年はとても生きられないとは思うけど。
 夫がなじみのお寿司屋さんでごちそうしてくれた。50歳になって食べた好物の蒸しウニは、相変わらず甘くてうまかった。
 東京は4月としては30年ぶりの記録的な寒さだったし、路面が凍結した路地裏で友達が転倒して頬骨と顎を強打したらしいし、新たな人生の幕開けの日としてはなにやら不穏な1日だったような気もしますが、とりあえず、まずは健康で、何をしたとしても自分なりに輝いていられる50代にしたいものだなあと思います。夫婦あわせて100歳超えるといろんな特典がつくツアーなんかもあるみたいだし、そういうのは大いに楽しめたらいいなあ〜、なーんてね。そんなわけで、これからもよろしくお願い致します。

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わらびはもうすぐ百歳......倍ですな。

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2010年4月15日 (木)

沁みました……。JTとキャロルの『YOU'VE GOT A FRIEND』__CAROLE KING &JAMES TAYLOR@武道館

 昨日はキャロル・キングとJT(ジェイムス・テイラー)のコンサートで武道館へ。キャロル様は最近、毎年のようにやってくるのでちょくちょく行っているのだが、今回のキャロルはJTと、さらにダニー・コーチマー(ギター)、ラス・カンケル(ドラムス)、リーランド・スカラー(ベース)ら、JTの昔の仲間たち(ザ・セクションのメンバー)と一緒。ここにがぜん興味をひかれてチケットを入手した。JTとキャロルの夢のツーショット、見てみたかったし。
 キャロルが自ら作って歌った『YOU'VE GOT A FRIEND』を収録したアルバム「TAPESTRY」が出たのは今から39年前の1971年。このとき、JTやラス・カンケルやダニー・コーチマーが演奏に参加した。その後、JTがアルバム「MUD SLIDE SLIM」で『YOU'VE GOT A FRIEND』をカバー。ここでもお仲間のコーチマー&カンケル&スカラーが参加している。なんとまあ、長いつき合いの友達だこと。彼らには及ばないが、私は知り合って37年のつきあいになる友達Bと一緒に出かけていった。彼女は中学生時代から一緒にキャロル様の曲を愛してきた友達。約20年前と、2年前にもキャロル様のライブに一緒に行った。20年前の会場は渋谷公会堂だかNHKホールだかで、Bは新婚2年目で、私は独身。今は、Bは独身に戻って、私は結婚十数年……。
 武道館のアリーナに入る。ざっと見渡すと、観客もほとんどが40代〜60代という感じだ。大拍手に迎えられてJTとキャロルが腕を組んでステージに登場、仲間たちも続く。「わ、あの『十戒』みたいな人は誰!?」と、B。「あれがリーランド・スカラーだよ〜」と私。生で初めて見るリー・スカラー、白い髭が長ーくてほんとに仙人みたいだ。すごーい。JTはまたいちだんと頭がすっきりしてきたなあ……ダニー・コーチマーはちょい悪っぽくてかっこいいなあ……キャロルはここ数年、見る度にスリムになっているなあ……などなど、きょろきょろして喜んでいるうちにライブが始まった。
 キャロル様は相変わらず元気でいい感じだけど、なんといってもJTのほうはといえば、81年の9月に横浜スタジアムで行なわれた「ザ・カリフォルニア・ライヴ」以来だったので、より新鮮だった。『SWEET BABY JAMES』、『MEXICO』、『CAROLINA IN MY MIND』などヒット曲を次々と、昔とほとんど変わらないクリアな歌声で披露してくれる♡♡♡。そして淡々と、しかしじわじわと確実にバックを盛り上げていく仲間たち。言葉はいらない。最近、おやじバンドが流行りなのか、アマチュアでもプロでもいろんなバンドをちょくちょくテレビで見かけるけれど、この60代のおじさんおばさんたちのなんとカッコよいことか。
 最後はお約束の『YOU'VE GOT A FRIEND』。でもまさかこの曲をJTとキャロルのデュエットで聴ける日が来るなんて、思ってもみなかったなあ……初めてキャロルのライブでこの曲を聴いたときも泣けたけど、今回はまた改めて、心に沁みた。周りを見ると、目頭を押さえて鼻をすするおじさんおばさんが数人。終了後、外に出ながら「俺、今日まで生きててよかったわ〜」としみじみ語っている人も。
 青春カムバック的な気分で行ったコンサートだったけれど、自分より一回り以上も上の彼らが古い仲間たちと一緒にこんなに豊かで見事なステージを見せてくれて輝いているのを見て、今後の人生にもとっても大きなエネルギーをもらった気がした。50を目の前にしてこのライブを体験することができたのはほんとに幸せでした。

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「TAPESTRY」と「MUD SLIDE SLIM AND THE BLUE HRIZON」

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2010年4月14日 (水)

感劇話その137 満員御礼。内容もみっちり。立川生志落語会『ひとりブタ The PREMIUM』  

(“感劇”は、感激と観劇を合わせた勝手な造語です。念のため。文楽、歌舞伎、落語、お芝居その他ライブの感想をまとめています。) 

 書きそびれていた4月2日の生志さんの落語会のことを。国立演芸場は満員御礼。これはゲストが志の輔師匠だからというわけではなく、充分に生志さんの人気と実力によるものだろう。といっても、開演が18時半だったから、開演直後はやや席もまばらだったが。そりゃ普通にお勤めしていたら18時半までに入場するのはけっこうむずかしいだろうと思う。この演芸場での落語会は三三さんにしろ、たいていは19時が開演。なのにこの日は18時半にしたその理由は、ゲストが志の輔だから、だと。「志の輔師匠はゲストで来ても1時間くらいはしっかり話していきますから、終わりの時間が読めませんからね〜」と、生志の言葉。演芸場は終わりの時間が比較的早く決められているので、時間が押して会場に迷惑をかけないようにという配慮だったようだ。たしかに。でも笑える。
 立川談奈の『権兵衛狸』に続いて、生志の1席目は『茶の湯』。ご存知、ご隠居と定吉のお噺だ。お茶の作法を知らないために、抹茶の代わりに青きな粉とムクの皮にお湯を注いでぶくぶくとかき回して飲む二人。ムクの皮というのは昔、石けんとして使われていたものだから、そんなもの飲んだら当然、二人ともお腹を壊してしまう。だが、もっと茶をふるまいたいご隠居は、その後も次々と知り合いを招待して新たな犠牲者を増やしていく。挙句の果てにお茶菓子までも自前で作り、さつまいもと蜜を練って、灯油を塗った“利休饅頭”なるものまで“お茶”と一緒に出す始末……。ご隠居と定吉のやっていることは他人を巻き込んで大迷惑なことなんだけれど、二人の掛け合いに、どこかとぼけた、のどかなご隠居さんの日常が描かれている。
 続いて志の輔が登場。マクラで旭山動物園のシロクマや、シロクマのピースちゃんとご対面した話をしてどっと沸かせた勢いのまま、お得意の『はんどたおる』へとなだれ込む。この夫婦の“かみあわなさ”は、何度聞いてもおかしい。というか、こういうネタを噺にしてしまうって、つくづくすごいもんだなあと改めて思ってしまう。
 仲入りの後、生志の2席目は『百年目』。これをいちばん最初に聞いたのは小米朝が米團治になる寸前くらいの高座だったけれど、堅物のはずの番頭さんがじつはすごい遊び人だったという噺で、遊び人の部分が“若旦那”の小米朝ならではで、雰囲気がよく出ているなあと思ったのだけれど、生志はきっと若旦那のようには遊んでいないんだろうなあという感じではあった。でもその分、堅物で生真面目な部分の番頭さんのところは、善良な感じがよく出ていると思った。生志さんもここんとこ、ますます快調になってきている気がします。

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演目はこの通り。『権兵衛狸』は、狸と権兵衛さんのやりとりが、なんかほほえましい。

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2010年4月13日 (火)

小西康夫さんの“湯気”の写真

 一昨日行ってきた小西康夫さんの写真展「Seeing the Unseen」の話。約2年前から取り組んでいるプロジェクトなのだそうで、簡単にいうと“湯気”の写真だ。しかしその細かい水蒸気はまるで炎のように立ち上っていたり、シルクの布のようになびいていたり、ときにはダンサーのようにくねくねしてちょっとエロティックだったりと、とても幻想的で、不思議な雰囲気を醸し出している。
 小西さんといえばアフリカの人々を撮影したルポルタージュ的な写真がとくに有名だが、今回はこれまでに見たことがない新鮮な写真に感動した。この湯気の写真は小西さんが拓いた新境地だ。最終日に滑り込めてよかった。
 知り合って20数年になる小西さん。去年の春、十数年ぶりに取材もご一緒したのだが、9年くらい前には、ホームオフィスにしているご自宅を「pen」で取材させてもらったこともあった。初めてお会いしたのは私がフリーになった直後の仕事だったんだなあと思うと、お互いいい年になったものです……。でも、小西さんの優しい笑顔はむかしのまんま。今回も奥様のケイトさんと愛犬たちと一緒に迎えてくれた。次にまたどこかでお会いするときも、お互い笑顔でいたいものだなあと思います。

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ご案内ハガキより








 写真展の帰りに目黒から中目黒まで、川沿いを歩いた。今年の桜も今日で見納めかな、という日に、川面が桜の花弁でいちめん真っ白(ピンク)になっていた……。

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(左)まじで川面がすべて花弁......。(右)ところによってはこんなナルト模様も。






 権之助坂の商店街には風に乗って桜の花弁が舞い込んでいて、路地もなんかちょっと風流な雰囲気でした。

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遠くにクロネコを発見。座っているところにじりじりと近付いていったが(上の2枚の写真)、案の定、ゆっくり移動し始めた(下の写真)。猫にとっての“ここから先は立ち入り禁止”の境界線があったようだ。

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2010年4月12日 (月)

桜の競演

 キーボードをぱちぱちするのは3日ぶり。昨日はマックを開けることすらもなかった。金曜日の夜に短いコラム連載の原稿を書いて送り、土曜日は朝5時半起きで、富士宮に出発。松木さんの野菜塾を取材した。中間山地はかなり冷えるかと思って冬のゴム引きのパーカーを着ていったらなんと、20度近い初夏の暑さになってしまってびっくり。もちろん上着は脱ぎ、いきなり紫外線が強烈で帽子被ったものの、日焼け止め等々なにも塗っていなかったので、ちょっと赤くなってしまった。でもピーカンになったおかげでいい写真がたくさん撮れました。カメラマンのTさん、フル稼働で撮っていただきありがとうございました。お疲れさまでした。
 帰りの東名高速は週末なので渋滞が懸念されたが、さらにトンネルで追突事故があって渋滞16キロ以上ということだったので途中からは下の246号に降りたのだけれど、そこもやはり渋滞で、帰宅したのは夜の9時過ぎ。夕飯食べて、顔に化粧水パックしてそのまま爆睡。
 昨日は10時近くまで寝て昼ご飯の後は何をする気にもなれず、うだうだ。夕方、知り合いのカメラマンさんの写真展が最終日だったのでそれだけ見に行って、帰って夕飯つくってテレビなど見ていたらそのまま1日が終わってしまった。
 そして今日からまた新たな1週間。今日はまたまた信じられない真冬の寒さになっている。なんですかね、この行ったり来たりの気候は。身体はまだバリバリだ。土曜日に一緒に取材に行った編集者MMさんは、昨日しっかりマッサージなど行って身体のメンテナンスをしたとのことなので、ちゃんと自己管理ができていてエライなーと感心してその旨メールに書いたら、「マッサージはいかないと、本当に起きられないのですよ。たいていいつも土日のどちらかは1日寝て休息とらないと1週間もたないですからー。」と返信が。彼女はまだ40代に突入したばかりなのだが、そういう体質らしい。でもそれをちゃんと認識して管理しているところはさすがだ。わたしなんか、自分の身体のことわかっているようで、じつはそんなにわかっていないのかも、とか思ったりして。

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金曜日の打ち合わせ場所の近く(外苑前)で見た桜の景色








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こちらは富士宮の桜。松木さんの畑からほど近い川沿いの桜の木の下で、野菜塾の受講生のみなさんと一緒にランチした。




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川沿いには私の大好きな白い桜もあった。その近くには菜の花畑も。






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ときどき姿を現した真っ白い富士山








 別の畑では小松菜やルッコラやマスタードリーフが収穫期を迎えていた。土曜日は仕事ではあったけれど、たっぷりの自然の中でちょっとリフレッシュもできたかも。
 ところで、昨日は作家の井上ひさしさんの訃報に驚いた。舞台では2、3年前にこまつ座の『ロマンス』を見たのが最後だったが、『ひょっこりひょうたん島』は大好きな番組で、小学校に入る前から毎日見るのが日課のようになっていた。『ネコジャラ市の11人』も楽しみに見たし、『ムーミン』や『ひみつのアッコちゃん』のテーマ曲の作詞も井上ひさしさんだったなんて、幼少期からかなりお世話になっていたのだということを改めて痛感した次第です。心よりご冥福をお祈りします。

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2010年4月 8日 (木)

繰り返し……、

 昨日とうってかわって快晴。朝方ベランダに出たらいきなり紫外線強そうで帽子を被った。空気はまだけっこう冷たいが、日の当たる場所は、凍えそうな寒さだった昨夜とはぜんぜん違う気持ち良さ。それにしてもこのドラスティックな寒暖の繰り返しはまだ続くのだろうか。冬が戻って来る日がまだあるのだろうか。4月だというのに珍しい。ただでさえ季節の変わり目は体調がいまいちなので、ちょっと気になります。
 火曜日の午前中で仕事が少し一段落したので、夕方から歯医者に行く。歯茎の炎症を相変わらず週1回ずつ診てもらっているのだが、ついに先生(女性)から「山超えましたね」のお言葉。「いやー、一時は歯を抜かないとだめかなあと思ったほどだったけど、もう大丈夫ですね。すごいわー、やっぱり若さねー!」若さって……もうすぐ50なのに……先生は私より3つか4つ年上なだけなのに……いいのか。まあでも、まだそれなりの治癒力のある身体だということだろうから、それはよかったけど。
 でもさすがに連日の作業がいったん終わったわけなので、どっと脱力し、その夜は12時前から爆睡に突入して久しぶりに8時間くらい睡眠。昨日はその後、ずっと気持ちがダレてしまい、今度は私が燃えつきか……とも思ったが、凍えそうな寒さの中で目黒川の夜桜をちょっと見て、おいしいご飯を食べたら気分もわりとリフレッシュできて、今日からまた通常モードです。こういう緩急の繰り返しで今年の春も過ぎていくのかな。今日は午後から打ち合わせで外苑の方にいくので、青空の下のきれいな桜が見られるかしら……。

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久々のひなたぼっこ......、

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2010年4月 4日 (日)

沖縄っ子、がんばった!

 春のセンバツで沖縄の興南高校が優勝した。ここ数日は作業のためにテレビもほとんど見ないのだが、昨日の決勝戦だけは一部、テレビで観戦。最初に4回あたりを見たときは負けていたので、どうかなと思って仕事に戻っていたが、しばらくして「延長戦になったよ」と夫の声。そのあと、「興南が勝った」との声で、再びテレビの前に行き、試合終了直後のダイジェストで延長12回の攻防を見た。一気に5点も入れていたとは。
 はっきりいって私は沖縄びいきなので、興南の優勝は嬉しかった。選手たちの名前も島袋くん、安慶名くん、我如古くん、などなど沖縄ならではだし、顔立ちも、島袋投手を筆頭に、みんな、目が大きくて堀の深い、沖縄独特の精悍な顔。全員が沖縄生まれの、純粋な沖縄っ子チームの優勝だ。思わず那覇の友達Rさんにメールをしたら、夜になって「見てなかった。非県民です。道路も店もちょーすいていて快適なお買い物ができました」とのメールが。沖縄県民は高校野球が大好きで、とくに沖縄の代表校の試合の日はみんな家でテレビをみるので、商店も食べ物屋も見事にガラガラになる、と沖縄の友達(別の人)から聞いたことがあったが、自分の友達に貴重な少数派がいたとは。
 去年は自分の出身校が出ていたので甲子園に行ってきたわけだけど、もう1年になるのか。そういえば、今年の大会で「21世紀枠に負けたのは、末代までの恥」といってしまって、結局、辞任に追い込まれた監督さんがいたが、うちらの学校も21 世紀枠でした。初戦で負けたけど。最後、追い上げて粘ってくれたけどね。あの監督の発言は思わず本音がぽろり、だったんだと思うけど、きっちり謝罪はしたんだから、辞任までしなくてもよかったのでは……と、個人的には思ったニュースだった。なんか最近、過剰に反応しすぎなのでは? と思うことが多いような気がする。

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2010年4月 1日 (木)

ちらっと花見

 ついに4月になってしまった。3月いっぱいを目標にしていた原稿、未だ終わらず......。でも昨日は久しぶりに外た。わらびのご飯とお薬をもらいにいつもの病院まで。正直、あんまりのんびりしている時間はなかったのだが、ふと目にした遊歩道の桜がほぼ満開になっているのを見て、気分転換を優先してそのまま約30分ウォーキング。途中の公園やら学校の校庭やら、出くわした桜をちょっとだけ見ながら歩いた。昨日はいきなりあったかくなって風もなかったから、桜も安心して次々と開いたのだろう。桜だけじゃない、パンジーやマーガレットやチューリップにスイセン、ゼラニウム......家々の花壇でいろんな花が一気に開いていた。ついに春が来たんだなあ......。桜は来週までもちそうだから、晴れて来週、本番のお花見ができるように、ブログもここらへんにしてまたお仕事に邁進します......。

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