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2009年7月11日 (土)

ネオテニー、どぜう、そして蕎麦

 最終日が迫っている“ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション”を観に、上野の森美術館へ。精神科医で、日本屈指のコンテンポラリー・アートのコレクターである高橋龍太郎さんのコレクションだ。この展覧会の出品作をまとめた写真集は去年、出版されていて、既に目は通しているので内容はわかっていたが、やはり実物の迫力はぜんぜん違う。
 とくに、奈良美智のペインティング「In the Deepest Puddle」「Candy Blue Night 」、山口晃の「當 おばか合戦ーおばか軍本陣圖」、会田誠の「紐育空爆之図」「大山椒魚」、村上隆の「ポリリズム」などは本物を見ることができてよかったー、という感じだった。できやよいも加藤泉もよかった。高橋先生には昨年末にインタビューさせていただいたこともあるが、改めて、本当にこれだけのコレクションを、個人でよくぞ集めたもんだと、その気概というか、すさまじさに圧倒される。日本の現代アートの基礎であり根幹であり、代表作である作品の数々。日本の美術館ではぜったいに見られないラインナップ、というか、本当は美術館がこういう日本の現代アートの代表作を集めておかなくちゃいけないんだろうになあ、という感じだ。

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ネオテニーとは、幼形成熟の意で、動物学や発達生物学で、幼いまま性的に成熟する進化の過程を指すという。それを日本のアートの状況に当てはめて、高橋先生自身が展示テーマとして選んだ言葉だ。


 夕方から友人と会ってお茶する予定だったが、おもわぬ用事が入って時間が押してしまい、実現できず。代わりにというわけでもないが、帰り道、夫と神田の「みますや」で軽く飲み、「まつや」で蕎麦を食べて帰った。「まつや」は閉店間際にも関わらずすごく混んでいて、私たちの隣りの席は台湾か中国からの旅行客の女性二人だった。有名店だから、日本の旅行のガイドブックにも載っているんだろうね。

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どぜうの柳川、ブレブレ失礼。

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