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2009年7月 1日 (水)

感劇話その103 マクラから大爆笑の喬太郎/談春・喬太郎二人会 

 なんだかんだでここ2週間の落語会の“カンゲキ”を書きそびれていて、ちょっとたまっている。今日は6月17日の談春・喬太郎二人会@横浜・関内ホールの話を。
 開口一番は柳家さん弥の「熊の皮」。続いて喬太郎が登場。この日は昼の部もあって、そこで「死神」をやったらしく、もう古典やるパワー残っていない、とかいいながら、長〜いマクラをひとしきり。子供の頃に横浜に住んでいたので、東横線の駅にはいろいろと思い入れがあるらしく、特に、数年前に東横線がみなとみらい線とつながったことで桜木町駅や高島町駅が廃止されたことへの抗議をぶちまけ続ける。どうやら、それぞれの駅に特別な思い出もあるようで……。
 続いて京急、相鉄、京浜東北などなど、路線話が炸裂(長いのでここではうまく説明できましぇん)。おそらく地元横浜のお客さんが多いんだろうから、これがもう共感を呼んで大爆笑のトルネード。私も十数年前まで8年間、東横沿線在住だったのでエラいウケてしまった。マクラからこれだけ笑っていいのか、というくらい、会場中みんな笑いころげていた。
 短い落語一席分くらいは軽く話した後で、自身の創作落語「純情日記・横浜篇」へと突入。これがまた、なんというかお見事なまでによく練られた話というか、喬太郎の創作力と噺っぷり(というか演技)に圧倒される。わ〜、いるいるいる、こういう情けない男の人、という感じで、自伝なのかまったくの創作なのかはわかんないけど、とにかく(女性の私にも)身につまされるような、切ない噺。横浜の名所もたくさん出てきて、リアリティもあるし、独自の世界に引き込む力の強さがすごかった。そういうところが今、人気の秘密なのかなあと。喬太郎、おそるべしだ。
 続いて談春は「三枚起請」。これは以前、三三さんで聞いて間もなかったので、自分の中ではちょっと新鮮みに欠けたんだけど、やっぱり談春は達者というんだろうなあ。喋りにも勢いがあるし。ただ、前の喬太郎のパワーに圧倒されてしまっていたので、やや気の毒だったかもしれない。もちろん、私個人の印象だけどね。

200907031934001


この日のチラシです。

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