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2009年4月13日 (月)

感劇話その93 黒木メイサの殺陣が見事__『赤い城 黒い砂』 

 日生劇場で公演中の舞台『赤い城 黒い砂』を見てきた。黒木メイサ、中村獅童、片岡愛之助らの出演。シェイクスピアの『二人の貴公子』を原作としているが、全く違った内容になっているそうだ。『二人の貴公子』は読んだことも、お芝居を観たこともないが、この『赤い城……』では人間の業というものが、愛とか戦いとか、さまざまな角度から描かれている。ストーリー展開は違っても、おそらく原作の主題もそういうところにあるんだろうなと勝手に思っている。シェイクスピアだし。根拠ないけど。なんとなく……。
 昨日、テレビの映画劇場で『レッドクフリフ』の1を見ていたので、芝居の冒頭、剣士に扮した獅童が登場してきたときにはなんとなくイメージが混同してしまい、一人で勝手にウケてしまったが、目を見張ったのは黒木メイサの殺陣のシーン。舞台はアジアのどこかの国ということで、日本の時代劇ではないので剣も日本刀ではないが、足を大きく開く独特の構えは美しく、獅童と戦うシーンなどもスピード感と迫力があった。獅童と愛之助は歌舞伎でもたびたび共演しているので息もぴったり。セリフと呼応するかのようにパーカッションが効果的に使われたり、バベルの塔をイメージしたという城塞のセットなど、見どころも多彩。

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ポスターやプログラムの写真を撮影したのは、写真家の加藤孝さん。竜巻を表わした赤い布使いが効いている。

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