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2008年6月30日 (月)

ほっとするもの

 お久しぶりです。今月はかなりの非常事態が延々と続き、他のことは一切考える余裕のない日々でしたが、ようやっと長かったトンネル出口の明かりがかすかに見えるところに近づいてきました。情けないことに仕事のハードさが身体にも響く年頃ゆえ、久々に徹夜などしたり、奥歯の詰め物がとれても原稿終わるまでは外に出られず、などなどで、かなりへたれていましたが、今は日常生活&仕事ともに徐々にリハビリ中。なので、とりあえずブログ再開します。
 今日は午後イチから白金で取材。3時過ぎに終了の後、お友達のジュエリーデザイナー・白洲さんの個展をのぞくべく荻窪へ。なんと今日が最終日で、これがほんとの滑り込み。今月、とくに中旬から後半は、ほとんど身動きがとれなくなり、志の輔の落語会のチケットは妹に譲ったり、ご飯会はドタキャンしたりと、予定していたプライベートの外出はことごとくキャンセルしていたのだが、やっとこれだけは行けた。白洲さんの新作、毛糸と金属と石をからませた作品がとても斬新でかわいかった。


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会場は荻窪駅からほど近い喫茶店。路地を一歩入ると、入り口前に、こんな個人宅の庭のような光景が。いまはたっぷりの緑とあじさいが、あちこちでホントにきれいで、思わず足をとめる。


 ということで、ここ数日でほっと癒されたものを他にもいくつか。

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仕事の帰り、喉が渇いて立ち寄った表参道のカフェで。レモングラスのフレーバーがついたジンジャエール。




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週末、編集者Bと行った目黒川沿いのカフェ。窓の向こうに桜の木。ここも濃い緑がたっぷり(ちょいブレですみません)。



 今年の梅雨はあんまり雨も続かず、だけれど、そのおかげか、てれてれと駅へ向かう途中でも、たびたび街路樹の緑を鑑賞させてもらっている。こんもりと茂った木々の緑がほんとうに目に心地よく、ほっとする。もう少しすると、剪定されてバッサリ枝が落とされる時期になるので、今のうちにたっぷり見ておかなくちゃ、という感じで。

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2008年6月11日 (水)

山崩し

 今週は、原稿書きのためにほとんど籠っている。月曜日は夕飯だけ前からの約束があって出かけたが、火曜日は家から出ず。そして今日も、夕方から校正のために築地に出かけた数時間の外出のみ。明日、明後日はまた外出ゼロだと思うので、今日は帰り道に籠城のための食料を買い込んできた。甘いものや、辛いものも。つーか、お尻に火がついているんです。書いても書いても終わらない……。しかし、書かないことには終わらない。というわけで、山を少しずつ、ひとかきずつ、切り崩している。湿度が高くてムシムシするけど、エアコンをいれるほどではないし……薄着にして、時々アイスティーを飲んで涼をとる。でも、今夜からは雨が降って明日は涼しくなるという予報だからちょっと期待。

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新作というので買ってみました。榮太樓の豆まめ大福

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2008年6月 9日 (月)

祝!! 復活ウォッカ

 昨日の安田記念。原稿書きの作業を続けているので検討もできないままだったが、心の馬券でウォッカに投票。そろそろやってくれる頃だと思っていたら、本当にやってくれた。それも見事な勝ちっぷり。競馬の時間だけはテレビをつけて見たけど、最後は鳥肌がたった。すごいウォッカすごい。古馬のG1で、名だたる雄馬を相手にあの勝ち方はほんとにあっぱれ。3馬身くらいあったと思ったけど。しばらくあの走りが見られなかっただけに(オークスは惜しかったが)、今回はかなりスカッとしたー。
 夕方、デパ地下に食料を買い出しに。ウォッカの勝ちのおかげでいい気分だったのが、その後のニュースで秋葉原の通り魔事件を知り、一気に心が重くなる。デパート前のスクランブル交差点を渡るとき、なぜだか妙に緊張してしまった。
 

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2008年6月 6日 (金)

梅雨の晴れ間

 梅雨入り後の貴重な晴れの日。気温も27度くらいまで上がったようだ。午前中から白金台の都ホテルで、歌舞伎関連のお仕事をしているOさんと、編集者を交えて打ち合わせ。そのままランチも一緒にすることになり、せっかくのいいお天気なので、ホテル内のガーデンカフェに移動して、パラソルの下で食べた。
 真夏のような蒸し暑さはさすがにまだないが、日差しはけっこう強烈だったので、思わずジャケットを脱ぐOさん。編集者MMさんは、カラフルなプリント柄の半袖のチュニックを着ていて、黄色いパラソルの下でよく映えていた。ああ、もう梅雨が終わると夏なんだなあ、と、巡る季節の早さを感じる。そういえば、今年はさわやかな春というか、初夏という季節を感じることがほとんどなかった気がする。寒かったり雨だったり、いきなり真夏並みに暑くなったり。気候が変動しているといわれるが、今年の梅雨は、夏は、台風はどんなふうになるんだろうなあ。お天気がまだしばらくもちそうだったので、帰宅して、仕事しながら洗濯機まわして干したら、夕方にはもうけっこう乾いていた。ちょっと得した気分。

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風がそよそよ入ってきて昼寝も気持ちいいす。

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2008年6月 5日 (木)

目からくる?

 昨夜は久しぶりに夫と外食。中目黒の「いなか」で、おさむさんの料理に舌鼓。おさむさんがメガネをかけていたのでびっくりしたのだが、ついに老眼鏡を使い始めたのだそうで。まあ、おさむさん&まさこさんご夫婦は我々よりも年上なので、さして驚きもしなかったのだが、そこから目の話に。老眼鏡もあんまり我慢していないで早めにかけたほうが目に負担がかからなくていいのだ、という話もあるらしい。見辛いことで、無理矢理に目を凝らして見ようとするのを続けていると、かえってそのために肩が凝るとか、目の奥が痛くなったり頭痛がひどくなったりとか、熟睡できなくなって何度も目が覚めたりとか、いろいろと健康を害することにつながっていくんだって。
 うーーん。私も、日常生活は何も問題ないのだが、ちょっと前から仕事で超小さな文字や白抜きの文字などが見辛くて、老眼鏡のことを考え始めている、というようなことを前にブログにも書いたと思うんだけど、いつにするかなあ、とぼんやり考えていただけに、すごく気になってしまった。たしかに、やや見辛いと、目を凝らすというか、眉毛のあたりにしわを寄せて力を入れるみたいなこともちょくちょくあったりするし……そう考えると、最近けっこう右肩が痛いのも、それは目からきているのだろうかなあ、とか、最近、寝ても何度も目を覚ますなあ、とか、いろいろと思いが巡る。目だけの問題じゃなくなるのだとしたら、やっぱり早く対処しなきゃなあ、とか……やはりそろそろ潮時なのかしらねー。

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2008年6月 4日 (水)

肉球入魂!

 知り合いの写真家、飯窪敏彦さんが新しく出された写真とエッセイの本を送ってくださった。その名も「吾々は猫である」(日経プレミアムシリーズ)。猫が大好きで、旅先や近所で出合う猫の写真を撮り続けている飯窪さん。毎年の年賀状にもマイペースな猫の写真が生き生きと映し出されていて、それをいつも楽しみにしている私なのだが、そんなこれまでの猫写真にエッセイをつけて、このたび1冊の本にまとめられたのだ。
 じつは、今回の本の中に我が家のわらびの写真も入っているんです。数年前、文藝春秋から「猫暮らし」という翻訳本が出版される際に、本の中に飯窪さん(当時は文藝春秋の写真部にいらっしゃいました)が撮りおろす猫の写真を掲載することになり、モデルになる猫を探していたのだが、知り合いを通じてうちのわらびの写真が飯窪さんの目にとまり、晴れてモデル猫に決定。我が家に来て撮影をしてくださったのだ(当時はまだ6歳で、番茶も出花の頃?)。とはいえ、当然モデルなんかしたことがないのに加えて超内弁慶のわらびの撮影は、それはもう大変だったのだが、そこは猫好きな飯窪巨匠のマジックで、そのうちわらびも悦に入って(?)撮られまくった、ということがあったのだが。まあそんなふうに、プロのカメラマンさんに撮影してもらって、すごくいい表情を撮ってもらって、本にも載せていただくというありがたーい経験をしているわらびサンなのである。
 今回の「吾々は猫である」にも、そのときに撮っていただいた写真の中から3点採用してくださったというわけで。数ヶ月前、飯窪さんからお電話をいただき、「今度出す本に、わらびの写真も掲載させていただいてよろしいでしょうか」とご丁寧に連絡していただいたときには、「それはもう喜んで!」と、ひたすら親バカ状態で、夫とともに喜んでいたのだが、いざ出来上がったのを見てみると、嬉しさがまた再燃。前と同じ写真なのに、堂々と映っていて、「わらびすごいな〜」、「やっぱりこの頃は顔が若いね〜」と、ニヤニヤしている親バカ二人なのであった。本の装丁はこれまたお友達のデザイナー、ワンちゃん(犬ではありません。ややこしいけど)ということで、ご縁というものをつくづく感じる今日この頃。
 そして、さらにおまけもあって、先週の日本経済新聞の夕刊一面下の新刊本の広告に「吾々は猫である」も出ているんだけど、そこになんとわらびの写真も! しかも、小泉元首相の「音楽遍歴」と、石田衣良の新刊本にはさまれて真ん中に。元首相と作家と並んで堂々と映っているわらびサンなのでありました……(涙)。いやーすみません、親バカの極致で。
 まあわらびの話はいいとして、「吾々は猫である」は、ほんとに愛すべき猫たちの姿が満載なので、ぜひぜひご覧になってくださいませ。 


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本のカバー(左)と、日経の広告(新聞を送ってくれたTグッチありがとう)。

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2008年6月 3日 (火)

感劇話その66 梅雨入りに幸水と蜜柑

 関東梅雨入り。進めなきゃいけない作業がなかなかはかどらず、うだうだと夕方まで過ごす。夜はにぎわい座に志の輔を聞きに行く予定になっていたので出かける。どうも雨の日は身体のキレもなんとなく悪い感じ。おまけに梅雨寒な感じなのでよけいにしゃきっとしない。でも落語は大いに笑って筋肉がほぐれた感じになった。
 お弟子さんに続いて志の輔の一席めは「千両みかん」。前にも聞いた噺だが、その日の気分で微妙にアレンジ利かせてる感じで、今日も痛快。この噺のマクラ(今日はかなり長めだったけど)の終盤に、故郷の富山の特産物の幸水(梨の品種)が一年中食べられるような保存技術が開発されたという話が出てきて、でもやっぱり旬のものは旬に食べるのがいいなあ、みたいな話をしたところで「千両みかん」が始まる。この噺は夏場に蜜柑を食べたがる若旦那のために奔走する番頭さんの噺。マクラからの流れがなかなかニクい構成になっていたわけだ。
 ナポレオンズのマジックショーをはさんで二席めは「へっつい幽霊」。「へっつい」とは「かまど」のこと。へっついの中に埋め込んで隠しておいたお金を使われてしまったことで、幽霊になった男とこの世の男が会話をするんだけど、そのやりとりがばかばかしくておかしい。幽霊の手つきも、もしかしたらその前のマクラの内容と関連づけているのかなあ、という深読み? を勝手にしながら聞いているのも楽しかった。横浜にぎわい座は先日の小米朝以来だけど、比較的リーズナブルな金額で寄席のような気分で気取らず楽しめる雰囲気が、けっこう気に入っている。

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2008年6月 2日 (月)

イエローカード満載

 アラフィーなどといってちょっと茶化して書いたりしているが、その名の通り、歳は歳。いやおうなしに老化現象を現実として突きつけられている日々なのである。
 先週、同級生3人(編集者S、編集者B、私)で夕ご飯を食べた日、私はタクシーの中にカーディガンを置き忘れてしまった。というか、正確には、直後にタクシー会社に問い合わせたが結局出て来なかったので、タクシーの乗り降りの前後とかに落としたのかもしれないんだけど、両手に荷物を持っていて、カーディガンを肩からかけていたか腕に挟んでいたような感じだったので、落ちたのに気づかなかったのかもしれない。とにかく、情けなくて1日落ち込んだ。同じく3人夕食会の日、編集者Sは店に携帯電話を忘れてきて、翌日店に取りに行き、その間約5分ほど表通りに車を駐車していたら駐車禁止を切られて罰金1万5000円を支払った。
 そして、編集者Bは昨日バスに野菜入りのスーパーの袋と名刺入れを置き忘れ、今日バス会社まで取りに行ったという連絡がさっききた。何故か野菜は消えていて、名刺入れは無事だったらしい。まあ、いちばんダサくて悲惨なのは私のケースだけど、3人が3人とも忘れ物続出の今日この頃。笑い事ではなく、もうレッドカードに近いイエローカード続出の日々なのだ。

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このお方はおばあちゃんだけど、まだ元気です。寝姿3連発。

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2008年6月 1日 (日)

感劇話その65 人情ものにほろり、でござんす。

 世田谷パブリックシアターで公演中の「瞼の母」を観てきた。「瞼の母」といえば、個人的には人情物であるということと、あの有名な「上下の瞼を合わせ……云々」という台詞くらいしか知らなかったのだが、草剛が最近舞台でけっこういいという話を耳にしていたのでなんとなく興味があって。それと、今のこの現代に昭和の初期に書かれた人情物の傑作がウケるのかどうなのか、渡辺えりの演出はオリジナル脚本に忠実なのか、それともかなりアレンジをしているのかどうなのか、などなども興味があって。で、観てきたら予想以上によかったというのが正直な気持ち。
 草つよポンは予想以上にがんばっていて、声も通るし滑舌もいいし、股旅物の「……でござんす」調の台詞もしっかり決まっていた。母役の大竹しのぶはこれまた予想以上の大迫力だったし。名優の方たちが脇役でほんのちょっとずつしか出て来ないという贅沢な作りでもあった。クライマックスの母子の再会シーンでは不覚にもというか予想ガイに涙が出てきてしまったが、隣りの編集者Bも、周りの人たちもけっこう泣いていた。演出はオリジナル脚本にかなり忠実なものだそうだ。昔ながらの日本人の「人情」というのものがすっかり失われているように思われる今日この頃だけど、やっぱり日本人のDNAに響くものは響くんだなあと、しみじみしたでござんす。

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股旅物で人情物。生き別れになった母と息子の再会話です。

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