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2008年6月 3日 (火)

感劇話その66 梅雨入りに幸水と蜜柑

 関東梅雨入り。進めなきゃいけない作業がなかなかはかどらず、うだうだと夕方まで過ごす。夜はにぎわい座に志の輔を聞きに行く予定になっていたので出かける。どうも雨の日は身体のキレもなんとなく悪い感じ。おまけに梅雨寒な感じなのでよけいにしゃきっとしない。でも落語は大いに笑って筋肉がほぐれた感じになった。
 お弟子さんに続いて志の輔の一席めは「千両みかん」。前にも聞いた噺だが、その日の気分で微妙にアレンジ利かせてる感じで、今日も痛快。この噺のマクラ(今日はかなり長めだったけど)の終盤に、故郷の富山の特産物の幸水(梨の品種)が一年中食べられるような保存技術が開発されたという話が出てきて、でもやっぱり旬のものは旬に食べるのがいいなあ、みたいな話をしたところで「千両みかん」が始まる。この噺は夏場に蜜柑を食べたがる若旦那のために奔走する番頭さんの噺。マクラからの流れがなかなかニクい構成になっていたわけだ。
 ナポレオンズのマジックショーをはさんで二席めは「へっつい幽霊」。「へっつい」とは「かまど」のこと。へっついの中に埋め込んで隠しておいたお金を使われてしまったことで、幽霊になった男とこの世の男が会話をするんだけど、そのやりとりがばかばかしくておかしい。幽霊の手つきも、もしかしたらその前のマクラの内容と関連づけているのかなあ、という深読み? を勝手にしながら聞いているのも楽しかった。横浜にぎわい座は先日の小米朝以来だけど、比較的リーズナブルな金額で寄席のような気分で気取らず楽しめる雰囲気が、けっこう気に入っている。

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