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2008年1月12日 (土)

感劇話その61 1年ぶりの「歓喜の歌」。志の輔らくごin PARCO

 今年最初の感劇話は1月恒例の志の輔in パルコ。昨日行ってきた。去年のパルコで初めてきいたオリジナルの「歓喜の歌」が映画になったということで、その記念に今年は全日程「歓喜の歌」をやるというのは事前にわかっていて、他のネタは毎日変わるようなんだけど、昨日は「異議なし!」と「抜け雀」の2席だった。「歓喜の歌」がけっこう長いので、他は1席しかやらないのかな、と勝手に思っていたのだが、なんのなんのでみっちり3席。7時開演で終わってみたら10時であった。「異議なし!」も「抜け雀」も秀逸で、かなり充実した夜だった。
 マクラで地球温暖化問題にふれ、温暖化防止の国際会議に対する素朴な疑問を呈した直後の「異議なし!」では、見事にマクラとのつながりが、糸がするすると解けるようによくわかって、その構成の緻密さに思わずうなってしまう。絵描きと宿屋の主人とのやりとりがおもしろい「抜け雀」は、もともとは上方落語のネタらしいが、志の輔は武士とか学者の語りも味わい深く、この「抜け雀」に出てくる絵師の親子の語りがまたいい。噺のテーマとは関係ないけど、息子のほうの絵師が宿屋の主人に対して、彼の女房のことを「あれは女ではない。男の命を削るカンナだ……」という台詞が妙に心に突き刺さりましたです。カンナにならないようにがんばろー。って何を。
 そして1年ぶりに聞いた「歓喜の歌」。内容がわかっているにもかかわらず不覚にもまた涙。そしてやっぱり最後に本物のママさんコーラスの方々が登場して歌いだす頃には、周りには鼻をすする音があちこちで。今年も志の輔は絶好調のようで。大満足の初笑いだった。

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チラシです。

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