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2007年11月21日 (水)

なごみの夜

 今夜もコンサートへ。今日はジェーン・バーキン(関係者ご招待でした。ありがたや)。2000年に行って以来だった。場所は今回も渋谷のオーチャードホール。ちょっと早めについたので文化村1階のグッズショップを見ていたら、資料にしたいと思っていた舞台のDVDがあったので思わず購入。レジの列に並んだのだが、並んでいる人の大半はオペラグラスを買っていた。バーキンのため、の人もいるかもしれないが、ほとんどは同じビルにあるシアターコクーンでやっている「カリギュラ」の小栗旬を見るためだろうと思った。きっとそうだ。
 会場は女性客が大半。前日のエルトン・ジョンの客層とは明らかに違う。何故だかエルメスのバーキンを持っている女性もいておかしい。前の日に武道館にいて、今日ここにいる人って、いるのかなあ、いないよなあ…….という感じであった。相変わらずの、囁くような、音がハズレているのかあっているのかわからないような、でもかわいい声のバーキンは変わらない。席が後ろの方なのでそんなによくは見えなかったが、薄いセーターかカットソーにカーゴパンツみたいな装いも、相変わらずシンプルでよく似合っている。そして相変わらずスレンダーでうらやましいほど。バックミュージシャンもピアノ、パーカッション、ギターと至ってシンプル。ときにケルティックハープも使われたりして、このポロンポロンという音色がまたバーキンの歌声によく合っていた。このへんも、ピアノ1台とは思えなかったエルトン・ジョンの華々しい音と歌声とはぜんぜん違う。でもどちらも60歳。どちらもすてきなアーティストだ。
 一度も客席でスタンディングがなかったのも、昨日とは違っていた。どちらかというと、シートにゆったり腰掛けて、耳に心地いい歌声を聴きながらなごむという時間だった。でも、ある曲では客席に降りて、客と握手したり、いきなり抱きついてきた女性をハグしながら歌っていたバーキン。そのへんは、エルトン・ジョンと共通する部分もあった。みんなオトナになって許容範囲が広くなったということなのかなあ、なーんてね。
 隣りの席に中学生くらいの娘さんを連れてきていた女性がいて、たぶん私くらいか、ちょっと下なのかもしれないけれど、おなじみの「ジョニー・ジェーンのバラード」や「Quoi」が流れ出すと、何度も涙を拭っていた。誰にでも心に響く歌ってあるんだよね。私は、今夜は流れるほどじゃなかったけど、でも「想い出のロックンローラー」なんかはやっぱり今回もぐっときちゃったな。ブライアン・ジョーンズ、ジム・モリソン、エディー・コープランド&バディー・ホリー……60年代のロック・ヒーローたちの名前を呼ぶバーキン、2000年のいまもキラキラしてとっても魅力的。

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パンフより。これで還暦って、ある意味犯罪かも......。ミャンマーの民主化を呼びかける活動家としても知られるバーキン。今夜も訴えていた。

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