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2007年5月 3日 (木)

感劇話その37 熱演90分の「子別れ」通し

 なんだかんだ忙しくても寄席や劇場にはすべり込んでました。苦労してとったチケットを仕事のせいでフイにしてしまうのは悔しいし、忙しいときこそお楽しみも必要なわけで。ということで、書けてなかった話その3は、花緑さんの「子別れ」通し。
 この日はまじで行けないだろうなと半ばあきらめていた。京都日帰り仕事の後、夕方6時過ぎから目黒で打ち合わせも入っていた。それが長引いたら完全に間に合わない。場所は上野の鈴本演芸場。ところが、予想ガイに打ち合わせが早く終了、さらに花緑さんの高座がトリで7時40分からだったので、速攻で目黒から山手線で上野まで移動。なんと15分前には到着できた。ほんとにラッキーだった(付いた時はこぶ平改め正蔵が話していた)。
 「子別れ」という噺は本来は上中下の三部構成(上・強飯の女郎買い、中・子別れ、下・子は鎹)だが、全部通しでやると90分以上ということで、最近は中と下とか、下だけやる人が多いらしい。私も以前、たしか志の輔の噺で中と下を聞いたことがあるけど、もともとそんな長編だったとは知らなかったし、当然、通しで聞くのも初めて。
 内容は、吉原遊びが過ぎて女房子供と別れた大工の熊五郎がその後、改心して真面目に働くようになり、やがて別れた子供と出会ってまた夫婦が元の鞘に治まる、という噺。さすがに90分以上、熱演(熱弁?)の花緑さんだったが、私的には上の部分はやっぱりなくてもいいのかなあと思った。でも、中から下はぐんぐんと聞かせるようになってきて、最後にはおじさん客の中にも涙したり、ずるずるしている人多数で、しっかり感動させて終わった感じで、すごくよかったと思う。花緑さんの挑戦に拍手、だった。
 それから、じつは鈴本は初めてだったんだけど、ここの雰囲気もよかった。座席にはパタンと倒せるミニテーブルが付いていて、そこにお茶やお菓子やお寿司なんか広げて、合間につまんだりできるし、缶ビール飲んでる人もいたし。私も京都土産のおたべを出してきて、お茶と一緒につまんだりしたけど。こうやってなんか食べたり飲んだりしながらのんびり楽しむというのが昔ながらの寄席の楽しさなんだよなあと、嬉しくなった。午後、時間のあるときに数時間のんびり来たいなあと思いましたです。
*今日は一日テープ起こしがんばるつもりが、午後からチャンピオンズリーグのミランvsマンUをついつい見てしまった。前半のカカはじめミランの勢いがすごかった。Cロナウドは全然仕事させてもらえなかったね。ガットゥーゾのがぶりつきもすごい。

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いつも思うけどこの似顔絵、似てますね。先週も、近場で柳家さん生さんの落語会があり、ゲストが花緑さんだったので行ってきた。このときは、雷が縁を取り持つお花と半七のなれそめ話「宮戸川」をさらりと。

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