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2007年4月30日 (月)

京都で会ったイイ男たち

 いきなりいいお天気で夏日で連休日和。といってもしっかり居残り組ですが、朝から洗濯物干していても日差しは強いけれど湿度がないのでサワヤカでかなり心地よかった。布団干しもしてしまった。
 午後からは京都取材の写真の上がりを見ながら構成を考えてみる。限られた時間と条件の中でやれるだけのことはやったつもりだし、みんな(3人だけど)よく働いたなあと、ほんの1週間前のことをぼーっと振り返る。ときどき雨がパラつく時間もあったがお天気にもなんとか恵まれたし。そういえばカメラマンのKさんはかなり筋金入りの晴れ男らしいので、そのおかげだったかも(私はまあまあ、晴れ女かな)。
 今回取材したのは、創業80年余の風呂敷屋さんで染め職人兼デザイナーとして活躍中の三代目若旦那と、あの男前豆腐店の社長さん。

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風呂敷屋さんというか染物屋さん「掛札」の若旦那はこんなモダンな風呂敷を考案して新しい包み方をいろいろ提案している。おもしろい。



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「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」や「男前豆腐」でおなじみ、男前豆腐店の本社&工場の入り口には、ジョニーの像が風に吹かれている。


 風呂敷と豆腐。舞台は違うけれどどちらも日本の伝統的な世界の中で、それぞれ新しい試みにチャレンジしている人たち。お二人とも職人でありクリエイターであり、自分の仕事には徹底的にこだわる。そんな人たちの話を聞いているとなんか、こちらにまでエネルギーをもらえそうな気分になってくる。忙しいんだけど、そんな時間がおもしろい。そんな素敵なありがたい時間を過ごせるから、結果的に忙しくなっても取材を続けていられるんだろうなあと思う今日この頃。そして、こういうがんばっている人たちに会うと、いいお話聞かせてもらったからこっちもがんばっていい原稿書かなきゃなあ……と思うわけで。そういうのが居残り組の仕事の原動力になっていたりする、わけなのでした。

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2007年4月29日 (日)

GW始まる。

 はあ、もう29日。1週間で京都に3往復(日帰り2回、1泊2日が1回)、その合間にはびっちり取材が目白押しで。まあほんとーに昨日まで、約2週間バタバタな日々でした。2回目か3回目の京都からの帰りの新幹線の中で、ずっと同行しているカメラマンKさんが「なんだかずーーっとのぞみに乗ってるみたいな感じがするね」といっていたけど、ほんとにそんな感じ。それに、移動するだけでもけっこう疲れるというのは本当だ。
 Kさんもけっこうお忙しいらしく、京都から帰った翌日も午前中から撮影があるとかないとかで、「いまは自分の限界に挑戦しているから」と冗談(か本気か)とばしていたけど、冗談抜きで私もそんな感じの2週間だった……この間に取材したものの原稿出しがいずれも連休明けなので、連休はしっかり原稿準備と原稿書き。私たちのGWはゴールデンならぬ限界に挑戦のウィークになりそうだ……。いいよいいよ、全部終わって、みんながお仕事している5月末頃にゆっくり休むもんね。と思ってはみるものの、やっぱりちょっとタメイキ。地下鉄の車内刷りで「GWは仕事だ!」と描いてある元気な文字を見て、おお、おんなじような境遇の人もいっぱいいるんだなあと思ったけど、よく見たらそれはパチンコ必殺仕事人のコマーシャルだった……。まあとにかく、やまない雨はない、のだから少しずつでもせっせと片付けよっと。ところで、今日って「昭和の日」だったんだね。「みどりの日」だと思っていたのにいつから変わったんだろか。そして「みどりの日」はどこへいったのかと思ったら、5月4日に移動していた。気がつかないうちに、いろんなことがどんどん変わっていく世の中なのだ。

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先週、品川駅の本屋で出逢った「縛られ文春」。立ち読み防止策なのか、「よりきれいな状態でお買い上げいただきたいので」とお店の人はいっていた......あんまりびっくりしたのでそのまま買って、のぞみ内で撮影。1冊1冊縛る手間もタイヘンそう......。

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2007年4月22日 (日)

まだまだ東へ西へ

 あれよという間にまた週末。相変わらず東へ西へな日々が続いてます。金曜日は半径がさらに京都まで延びて京都日帰り。昼に京都に着いて打ち合せと軽いロケハン。滞在時間約3時間で東京に戻り、6時から目黒で打ち合せ。思ったより早く7時すぎに終わったので、あきらめかけていた寄席にすべり込むことにして上野の鈴本演芸場へ。花緑さんの「子別れ」通しを聞いて帰宅したら、さすがに疲れて爆睡だった。花緑さんの話のほかにもここ数日の書きたいことがたまってるんだけど、また今日から京都取材でバタバタなので、戻ってきたら徐々に書きます。

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2007年4月18日 (水)

今日も冷たい雨

 夜です。てなわけで、携帯からの更新もだいじょぶなことがわかりました。でも携帯からだと写真は送れないみたいで(……まだ使い方が自分でよくわかっていないだけかもしれませんが)。
 結局、今日も竹ノ塚で取材終わったら外は雨。持参のちび傘がしっかり役目を果たしたというわけで。それにしても今週は毎日、梅雨のように雨が続いている。しかも気温が冬並みに低い。今日は手袋がいるかと思うほどだった。ほんとにヘンな気候。そんな感じなので、まだ冬物がしまえない(大分弁で言うと“なおせない”)今日この頃です。季節の変わり目といえばそれまでだけど、今年は特に気候が不都合なせいか、この時期はほんとにいろ〜んな格好の人がいるのが目につく。ダウンや冬のぶあついコートを着ている人もいれば、季節を先取りして薄いワンピースに生足でミュールのギャルもいる。マフラーもウールから麻やコットンまで多種。年々、ファッションがシーズンレスになってきているとはいえ、これほどバラエティが豊富な時期は珍しいのかもしれないなと思う。
 今日は画家でありデザイナーのお仕事もされている人のアトリエにおじゃましてインタビューだった。アーティストというと、とかくパッションの人みたいにいわれがちだし、思われがちだけれど、今日の人はもの静かで至極常識的で(けしてアーティストが非常識だといっているのではありません)、いわゆる“いい人”だった。でも、その内のどこかに、密かにだけれどしっかりパッションを併せ持っているような匂いが、した。話もすごく面白かったし。ほんとにこういうクリエイターというか職人というか、なにごとかを作り上げている人に触れているのが自分は好きなんだなあということを再確認させてもらえた心地いい時間だった。なんというか、寒い毎日で身体が硬直してなんか疲れがたまっていても、そういう時間は気持ちもほぐされてあったかくなる感じ。

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昨日の両国は江戸東京博物館の館長にインタビュー。その話もまたオモシロかった。

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傘がない

 どうやら携帯からブログが送れるようになったようなので(遅い?)トライアルです。今は取材で竹の塚に迎う電車の中。昨日は両国→築地、一昨日は築地と、今週も毎日メトロで東へ西へ。そして毎日夕方になると雨に降られている。家を出るときに晴れや曇りなら、数時間後に雨の予報でもなるべく傘を持って出たくないタイプなので、その慣習に従って昨日も家を出た。両国で取材終わって外へ出るとかなりの雨量。編集者も私も傘がない。結局途中駅までタクり、築地駅のそばでビニル傘購入。さすがに今日はちび傘持参。やっぱり夕方降ってくるかなあ・・。

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2007年4月15日 (日)

感劇話その36 斬新な演出と役者粒揃いの「写楽考」 

 週末に見てきた舞台「写楽考」の感想を。故・矢作静一氏の名作を演出の鈴木勝秀氏が一部の台詞や役をカットしてスピード感増す作品に構成したんだそうだ。残念ながらオリジナルの舞台を観ていないのでその違いはわからないのだが、見応えのある舞台だった。和太鼓と横笛を使った斬新な演出や美術が効果的で、役者も演技派というか、達者な人揃い。写楽の堤真一と歌麿の長塚圭史の、動と静、のような対照的な雰囲気もよく出ていたと思う。期待以上にいいなと思ったのは、お加代役のキムラ緑子とお米役の七瀬なつみの女優陣。とくに緑子さんの奔放さにはひきつけられた。新聞の劇評ではあまりよく書かれてなかったけれど、私は好きでした、緑子さんのお加代。
 最後に写楽が処刑されて舞台が暗転、その後、一転して30年くらい後の桜の花咲くおだやかな農村風景の中に、長生きをしている十返舎一九と写楽の娘、お春が出てくる。お芝居的には写楽が死ぬところで終わったほうがよくて、ここは蛇足じゃないかなあと思ったりもしたのだが、熱く太く短く燃焼して生きた写楽と対照的に、のんびりと長生きを謳歌する十返舎一九を出すことで、観ている人におだやかな救いの気持ちを持たせる効果もあるのかなあ、などと編集者Sと話しながらワイン飲んで帰った。堤真一は、やっぱりはまり役だったなあ。

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会場は堤ファンらしき女性でいっぱいでした。

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2007年4月14日 (土)

メトロの旅人

 なんだかんだバタバタしてまた数日停滞してしまった。連休明けに出す原稿のための準備や取材に、日々動いている。今週はとにかく毎日地下鉄に乗って都内をあちこち行ったり来たり、の日々だった。火曜日は浅草のち神保町、水曜日は築地のち小川町のち原宿のち目黒、木曜日は新橋→浅草→広尾、そして金曜日は銀座、東銀座→渋谷、と、まあよく移動しましたね。まるで東京メトロのコマーシャルみたい。でも、考えてみればいつから東京の地下鉄はフランスの真似してメトロとかいわれるようになったんだろう。私の記憶が正しければ去年の春頃、表参道の駅がリニューアルして地下鉄の構内におしゃれなお店がたくさんオープンした頃だった、のではなかろうか。いいじゃん、地下鉄で、と思うんだけどなあ。
 それはさておき、都内を仕事で移動するにはだんぜん地下鉄が便利なのは疑う余地もないことで。だから今日も明日も、毎日地下鉄に乗って右往左往、行ったり来たりしているわけだ。以下、メトロの移動記録の一部を写真でご紹介。

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(火曜日)浅草から向島へと歩く。久々のうん○ビル。






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(水曜日)原宿でいきなりの大雨に降られて、カフェでちょっと雨宿り。冷たい抹茶ドリンクをいただく。







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(金曜日)銀座でランチ。1年ぶりくらいに木村家さんでハンバーグ定食。たっぷりついてくるこのサラダがいつも嬉しい。

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2007年4月 9日 (月)

夢見心地なしだれ桜

 今日は毎月の湯河原詣での日。昨日の夕方から現地に入って打ち合わせと会食。で、今朝から撮影と取材だった。東京よりも湯河原はあったかいので桜も終わっているだろうと思っていたら、まだソメイヨシノは満開〜散り始めという感じで、なかなか見事だった。そしてさらに、訪問先のお宅の庭のしだれ桜が5部咲きで、その夢のようなかわいらしさ、美しさにしばしうっとり。聞けば樹齢は180年〜190年だそうだ。
 考えてみれば、しだれ桜の花というのを間近にちゃんと見たのは初めてだったが、ソメイヨシノに比べて花は小さく、やや濃いめのピンク色をしている。これがかわいい。さらに、5部咲きなのでしなる枝も適度に見えて、奥ゆかしさのある可憐な景色だった。よく写真で見る満開のしだれ桜は花が樹氷のように枝を覆ってしまうほどになっていて、それだとツーマッチな感じもするのだが、今日のお宅のはほんとに夢見心地な感じで。室内で取材中も窓越しに庭のしだれ桜が見えると、ついつい見入ってしまうほどだった。
 聞けば、昨日は取材前までお友達が集まってお花見をしていらっしゃったのだとか。そりゃ、そうだろう。あんな素敵な桜が庭にあるんだもの、私が友達なら絶対に春のたびに押し掛けるに違いない。まあそれくらい、素敵な桜でした。写真撮りたかったんだけど、仕事中にカメラマンの横から自分の携帯を出す勇気はなく、結局撮れませんでした。残念なり(涙)。
 ゆうべは温泉の出るホテルに泊まり、大浴場を編集者Nさんと貸し切り状態で堪能。気持ちよく爆睡できると思ったのに、何故か夜中に数回、目が覚めてしまい、今日は昼食を食べた後になって一気に眠気がやってきた。睡魔に襲われそうになるたびに、ガラスの向こうの桜を見てなんとかふんばったのだった。

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2007年4月 6日 (金)

ダーリンは東北人その7 “ポッコン”は“ドン”なのだ。

 こないだテレビを見ていたら、なつかしのポン菓子を今も製造販売している人が出ていた。ポン菓子。お米などに圧力をかけて爆発させて作る駄菓子。小さい頃、集会所の前の広場にときどきおじさんがやってきて、目の前でライブで作ってくれたのを思い出す。はじけるときの爆裂音はかなり強烈で、おじさんが「やるぞ〜」というと、子供たちは耳を塞いできゃーきゃー騒ぎながら機械から離れ、じっとその瞬間を待つ。ドン! と爆音がしたら、次にほんわりと甘い香りが漂ってくる。今考えるとものすごく素朴なお菓子なんだけど、でもなんかおいしかった。そのテレビに出ていたおじさんは、今もそんなふうに子供たちを集めてはライブでポン菓子を作っているそうだ。
 ところで、ポン菓子というのが共通用語のようだが、私の田舎(大分)では“ポッコン菓子”と呼んでいた。爆発するときの音が“ポッコン!”と聞こえたのだろうか。ちょっと迫力に欠けるような気もするけど。とにかく“ポッコン”だった。で、夫に聞いてみたら、秋田では“ドン”とか“ドン菓子”なのだそうで……。ポン菓子も東北と九州では呼び名が違うのだ。あの爆裂音が、九州ではポッコンで、東北ではドン。温度や湿度とかの違いで同じ音も聞こえ方が違うのだろうか……なーんて、さすがにそこまではないんだろうけど、でもとにかく、秋田の“ドン”が1500キロくらい(?)南下して大分まで来ると“ポッコン”になるのである。些細なことなんだけど、ちょっと不思議。しかし夫の場合は、あのデモンストレーションを生で見たことはないらしい。調べてみたらポンポン菓子とかパンパン菓子とか、ポップライス(これはかなりモダン)とか呼ぶところもあるそうで。こんなこと書いていたら久しぶりに食べたくなってきた。

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2007年4月 5日 (木)

花見のスーダラ節

 夜になって目黒川沿いの桜を見ることができた。やはりもう散り始めている。花見客も欄干の脇にちらほらといる程度で、おかげで静かに桜の木の下を歩くことができた。川の近くのお店の人の話では、土日は川の両側に花見客がぎっしりだったとか。やはりもうピークは越えたということだろう。
 先月末に植木等さんが亡くなったニュースが流れていたとき、スーダラ節がやたら頭の中から離れなくなってしまったのだが、そのときに思い出したのが、はるか昔にやったお花見のことだ。出版社をやめてフリーになったばかりの頃だったと思う。会社の同僚や先輩たちと下北沢の緑道(遊歩道?)でお花見をした。鍋を囲んで、まだ冬のコートを着ていたから、やはりまだ寒かったのだが、宴もたけなわになった頃、全員(10人くらい)で円陣を組み、腕をブラブラふりながら「♪それ、スースースーダララッタ」と、スーダラ節を歌いながら鍋の周りをぐるぐる回ったのだ……なんでスーダラ節だったんだろうと今でも思うのだが、たしか先輩の中の誰かがスーダラ節が大好きだったから、だ。
 私なんかはクレイジーキャッツというよりドリフの世代だからあんまりピンとこないのだけれど、それでも酔いというのはおそろしいもので、みんなで歌いながら笑いながらぐるぐる回った。歌うだけならまだしも振り付きなんて、いま思い返してもなんとなく恥ずかしい光景である。時は流れて大人になって(?)、もうそういうバカ騒ぎの花見というものをぜんぜんしなくなったけれど、今年はどういうわけかそのスーダラ節の宴を何度となく思い出している。

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目黒川

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2007年4月 4日 (水)

気がつけば花冷え底冷え

 今週月曜日が締め切りの原稿のために先週はずっと取材でバタバタ、週末は原稿書きでひきこもり……てな生活をしていたら、気がつけばカレンダーは4月に変わり、いつの間にか桜はガンガンに開き、まだちゃんと花見もできていないというのに今日はなんとみぞれやら雪やら突風が吹きまくるやら、の天気になってしまって……桜はまだ無事に生きているんだろうか。
 今回は茶道の取材&原稿だったので、日曜日はやおら家にある抹茶を出してきてシャカシャカたてて(作法も何もありませんが。茶筅と茶杓はあるんです、一応。)飲んだりして原稿を書いたのだが(なんとなく気分も大事ですから……)、そのおかげなのかなんなのか、日曜日から月曜夜までは睡眠2時間で書き続けていたのに、月曜の午後になってもなぜかそんなに疲れがこなかった。
 ここ数年のいつもの私だと、2時間睡眠で明けた日の午後にはけっこう眠かったり頭がぽわぽわしたりしてパワーが落ち気味になってくるので、何度もコーヒーを飲んだりしてマックに向かっているんだけど、今回は原稿出し終えるまで睡魔に襲われることもなく……。抹茶というのは茶葉のエキスを抽出して飲む煎茶などとは違って、茶葉の粉をそのまま飲むことになるわけで、その分カフェインも強かったりするのかもしれないから、そのせいなのかな〜と思ったりしたのだが、どうなんだろう。抹茶パワー? ちょっと不思議でした。とはいえ、原稿出し終わったら空気が抜けたビニール人形みたいにふにゃふにゃになってそのまま爆睡し、復活したのは火曜日の夜。これはいつものパターンだったけど……。
 それにしても、先週は春の薄いコートをはおったりしていたのに、冬物はまだしばらくしまえないんだろうか。なんとも怪しい気候が続いている今年。せめて桜をのんびり愛でるゆとりをもって過ごしていたいものだとふと思う4月の幕開けなり。

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