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2007年1月11日 (木)

感劇話その27 ママさんコーラスに涙する自分にオドロイた。

 去年まではなんとなくこの感劇話のくくりに落語を入れていなかったんだけど、今年からは落語も含めることにしました。なので、これまでの文楽、狂言、ストレートプレイ、歌舞伎などなどに落語も入れて、とにかく観たり聴きに行ったりした舞台全般についての感想を“感劇話”とすることに。
 で、今年の初笑いは“志の輔らくごin PARCO”。これは志の輔の新作落語披露の場として96年から毎年暮れにパルコ劇場で行われていたんだけど、今年はなんと年明けに1ヵ月もやるということで、内容も上旬、中旬、下旬で変わっていくらしい。今日は其の二(中旬バージョン)の初日だったようだ。「七福神の新年会」、「歓喜の歌」、「徂徠豆腐」の3席。「徂徠豆腐」は前にもどこかで聞いたが、私の大好きな話だったので嬉しかった。当然、その日その日で微妙に言葉も違ってたりするし。のちの荻生徂徠が豆腐をじつにおいしそうにほおばるシーンは何度聞いてもいい。家に帰って冷や奴にかぶりつきたくなる。
 「歓喜の歌」は、やはり人気の噺みたいだけど私は今回が初めてだった。大晦日に2組のママさんコーラスの発表会をダブルブッキングしてしまった公民館職員のドタバタぶりを描いた人情噺。最後にほろりとさせて、さらにオチの後、高座の後ろの幕が開くとそこには本物のママさんコーラス隊がいて、タキシード姿に早変わりした志の輔の指揮でベートーベンの第九の合唱が響き渡る。そこで不覚にも目から涙が落ちそうになる自分にびっくり。あ〜ん、やっぱり老化で涙腺、まじで弱ってきたよ…...と思いながらも、周りを見ると目頭を押さえる人や鼻をズーズーやっている人があっちにもこっちにも。これは老化だけでなく、志の輔の噺と演出の力なのだとナットクした。しかし、ママさんコーラスを聴いて泣く自分の姿を、いつ想像できただろうか。なかなか心憎い演出だったなり。

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今年も楽しませてもらいます。

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