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2006年8月 1日 (火)

志の輔節、元気に炸裂

 もう8月だって。まじで早いなあ。今日は横浜に志の輔の独演会を聞きに行った。場所は横浜関内ホール。夕方、東横線に乗ったら、浴衣姿のギャルがやけに多い。聞けば、神奈川新聞の花火大会がみなとみらい辺りで開催されるんだって。どうりで。しかし、デザイン浴衣みたいなのも含めて、ここにきて浴衣は若者にかなり浸透したなあという感じがする。かくして、花火組の若者はみなとみらい駅で、落語組の中年(大半、はね)はその次の馬車道駅で下車、という具合に、ぱっくりと東横線の乗客の流れが別れていたのであった。
 開口一番にお弟子さんの短い落語が一席あった後で、志の輔師匠が出てきて新作をまず一席。仲人をやる夫婦のドタバタ話で、私の好きな「みどりの窓口」みたいな軽快なノリ。会場も爆笑の連発で、花火に負けないくらい勢いよくドンドンと笑いが打ち上がっている感じだった。やっぱり志の輔、達者だなあと思いました。ふと横を見ると、3席離れて堀井憲一郎氏がいた。氏は年間にかなりの数の落語を聞いているということで有名だが、やっぱりこんなところまでもこまめに聞きにきているんだなあと得心した。
 仲入りのあと、紙切り芸(紙工術というらしい)の人が登場。これがまたほんとにお上手で(あたりまえか、プロだから)、その巧みさとなつかしい絵柄が、けっこう私のツボにハマってしまった。好きなんだよね、切り絵とか。で、最後にまた志の輔師匠が登場。古典の「妾馬」別名「八五郎出世」は、江戸の大工、八五郎が殿様と対面したときのやりとりが痛快で、またまた笑いの連続。その笑いもあっけらかんとした笑いやら、ふんふんとシニカルな笑いやら、ほろろんとさせる笑いやら、いろいろあってじつに楽しい。よく噺家がそばをすすったりする仕草に“うまいなあ”と感心させられるが、この日は大きな盃になみなみとつがれた一升の酒を飲み干すしぐさがほんとにう〜ん、と圧巻でありました。それにしても八五郎、いいやつだ。

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