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2006年7月17日 (月)

感劇話その19 無頼派の妻は強くてかわいい

 今夜も新宿にお芝居を観に行った。知り合いのヒデコさんがプロデュースした『無頼の女房』。ヒデコさんは女優であり、料理研究家としても有名な人だが、今回は記念すべき初めてのプロデュース作品。作は中島淳彦さんで、坂口安吾を思わせるような無頼派作家の妻とその仲間たちを描いたお話だった。主演である女房を演じるのは裕木奈江。舞台で彼女の芝居を見たのは初めてだったが、評判に違わず好演だった。
 中島淳彦さんは好きな脚本家の一人。以前、彼が書いてヒデコさんも出演した『家族日記』も観たけれど、台詞のテンポもよく、登場人物一人ひとりの書き分け、というか個性がちゃんと立っている(もちろん、それぞれの役者さんもうまいからなんだけど)。今回も、昭和のなつかしい雰囲気と、人々のほんわりとあたたかい心が全編を通じてしみじみとにじみ出て来るような、心地いいお芝居だった。笑って、ちょっとほろっとして。役者さんたちもほんとうに達者で、お芝居をしているのが楽しくて仕方がないという感じが嫌みなく素直に伝わってくるようで……何年ぶりかで小劇場のお芝居の楽しさを堪能した気がして、いい気持ちで新宿の雑踏の中に出た。おまけに今日はスペシャル・デーだったらしく、景品もいただいてしまった(なんと1等が当たったのでした。くじ運の悪い私には超珍しいことだ)。
 考えてみたら三連休は観劇三昧で、なかなか充実した内容だった。

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チラシです。

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