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2006年6月14日 (水)

夢の師弟競演

 このところ入稿作業でずっとバタバタしていて書きそびれていたが、2週間ほど前、原稿書きのさなかに、これだけはと思って出かけて行った落語会があった。立川談志と立川志の輔の一夜限りの師弟競演だ。
 数ヶ月前のチケット発売日に家の電話2本と携帯の3体制で電話しまくったにもかかわらず、まーったく通じず、1時間後くらいにようやっと通じたときには、既に完売。あきらめていたところに、後日、友人のかよちゃんがネットオークションでゲット(それもほとんど料金は同じ)してくれたという、まさに地獄から天国の夢のプラチナチケットだ。どんなに仕事がテンパっていても、これだけは見逃せないイベントなのであった。
 志の輔の落語は何度か聞いているが、談志は初めて。落語を聞くようになってまだ1年余りの私だが、談志は絶対聞いておいたほうがいいよ、と周りの落語ファンからずっといわれていた。にもかかわらず、なかなか叶わなかった夢がついに叶うことになって、ややコーフン気味。場所は新橋演舞場。本当は寄席とか、もっと小さい場所で師匠の落語を聞きたいところだけど、でも仕方ない、というか、ついに聞けるのだからそれだけでワクワク、である。いわずとしれた”落語会のカリスマ”談志師匠と、人気実力ともにいま脂の乗り切った志の輔の師弟競演、しかも一夜限りということで、会場には、イラストレーターの山藤章二さんやら、堀井憲一郎やら、橘家円蔵師匠(昔の月の家円鏡)とか、高田文夫とか、落語ファンとか落語通とかのそうそうたる顔ぶれが詰めかけていた。中には、文楽人形遣いの吉田玉女さんの姿も。志の輔は文楽ファンでもあり、玉女さんは、去年、志の輔と舞台で競演もしたことがあるのだ(これもおもしろい舞台だった)。
 広い演舞場だから、高座がすごい高くてびっくり。談志師匠が何を話すのか、何が起こるのか、始まってみないと誰もわからないので、プログラムも二人の紹介記事とか、お祝いの寄稿のみ。舞台は、談志、志の輔、中休みのあと、志の輔、談志と続いた。初体験の私ごときが談志師匠を語ることはできないが、とっても楽しかった。話に聞いていた通り、毒舌とか下ネタとか満載であった。テレビでは絶対にできない噺だろう。「子別れ」も聞くことができた。志の輔も、師匠に入門して23年で初めて競演させていただけて......と何度も強調していたけど、やっぱり嬉しいというか、名誉なことなんだろうなあ。私は志の輔が話す女性(おかみさんとか、うるさいオバさんとか)が大好きなんだけど、それもたくさん出てきて嬉しかった。最初、演舞場の花道からテレながら登場した談志師匠は、毒づきながらもかわいく見えた。とにかく、たくさん笑ってスカーッとして、十分に堪能した夜でありました。本当に一夜限りなのかな〜。

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プログラムはシール付きだよん。

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