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2006年6月29日 (木)

一億総ナンタラ

 ゆうべはW杯の試合がなかったので、久々に朝まで爆睡できた。のはよかったのだが、やっぱりなんか淋しかった。サッカー好きじゃない人もたくさんいることは重々知りつつも、今月はこうしてまだまだ懲りずにワールドカップの話題を続けますです。
 昨日の夕刊のフランス勝利の記事に、スペインの若手主体の中盤に対して、フランスは“オヤジ三銃士”(の優勢とか、健闘という言葉が後に続くんだと思うけど)と、大きい見出しが書かれていた。ジダン34歳、マケレレ33歳、ビエラ30歳。そりゃたしかにスポーツ(特にサッカー)の世界では若手ではないんだろうけど、なんだかなあ……私たちより一世代以上若い人たちなんだけどなあ……。そういえばアテネ五輪のときも、アーチェリーで銀メダルを獲った山本先生(41歳)が、オヤジパワーとか中年の星、とか報道されていたときも、違和感というか「ちょっと待ってよ」というか、なんだかなあという思いがしたんだけど。まあでも、世の中の基準からいったらそういうことなんだろうね。30代以上はもうオヤジ、オバサン、40代は疑いなく中年なんだと。あたりまえなんだけど、時々そういう現実をいやおうなく突きつけられてはっとしてしまう今日この頃。何をいまさら、って感じですが。
 それにしても、この時期はサッカーに関しては1億総監督状態みたいなもんである。ご多分にもれず自分たちも先日、決勝トーナメントが始まる頃に同級生のサッカー好きで集まり、今回のドイツ大会の第一回目の中間総括会(という名の飲み会)をやって、日本代表のことやらいろいろ、あーでもないこーでもないと勝手な意見を交わした。まあ、飲まずにはいられないっていうのもあったんだけど。それにしてもとくに男性陣はサッカーをよく見てるし、知っているなあと感心する。私なんかはミーハーでワーワーいっているだけだが、彼らは日本だけでなく外国のチームに関しても選手や戦術のことをしっかり理解しているし、詳しいし、まるで解説者のような一歩踏み込んだ意見もしていたり。学生時代にサッカーをやったことがない人でもそうなのだ。つくづく、サッカーも野球並みに浸透してきたんだなあと思う。
 その次の日、校了作業に向かうバスの中で、後ろにいた中年女性(たぶん50代)二人の会話が耳に飛び込んできた。「ワシュケ〜、が….. 」。ワシュケ〜! そう、ジーコ監督がいつもインタビューでいっているあの言葉だ。我が家でも前から気になっていた、ワシュケ。たぶん“そうですね〜”とか、英語なら“I think……”とかの意味じゃないのかなあと思っているんだけど。後ろのオバサン二人は「ワシュケ〜疲れた〜、ワシュケ〜嫌だよ〜、って最近ウチで流行ってんのよ〜」といって大笑いしていた。さらに二人の会話は続く。「もうジーコも終わりねえ(これは日本代表監督の任期が終わるという意味だろう)」「そうねえ。でも日本代表、成田に帰ってきたときにどうしてスーツ姿なのにネクタイしていなかったのかしら?」「それはクールビズなんじゃない? やっぱり」「ああ、そうねえ。でもねえ、やっぱりこんなことならチームのまとめ役として誰かベテラン選手入れておくべきだったわよね〜。ほら、日韓のときにも試合には出さなくてもゴンとか選んでたじゃない?」「そうよね〜、私、今回カズを入れてほしかったわ〜」……カズを入れてほしいというのは私も似た気持ちがあったが。いやーそれにしても、サッカーの浸透力、恐るべしって感じである。

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夢はまだ終わらない。

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2006年6月28日 (水)

目覚めの一撃

 朝6時前、全盛期を彷彿とさせるようなジダンの華麗なシュートが決まった瞬間、思わず私は寝床から起き上がって正座していた。やった! 拳を握りしめて小さくガッツポーズ。ほとんどフランスの勝利を確信してまた眠気が戻りそうになっていた時間帯だったが、あのロスタイムのダメ押しゴールでもう目はぱっちり、呼吸も脈拍数も一気に上昇かという感じになった。
 そりゃたしかに、連夜の強豪国同士の豪華な対戦カードとスーパープレイにかなりご満悦のここ数日だったけれど、あそこで愛するジダンが決めてくれたゴールは、今大会の日本代表のこととか、2002年の失意以来ずっと今大会も抱えていたフランスに対する密かな不安とか、そういう、私の中のいろんなもやもやしたものを一気に振り払ってくれた、溜飲の下がる一発だった気がする。フランスW杯のときの、決勝戦のあの美しいヘディングを思い出したよ〜ん。ありがとうジズー! 決めてほしい人がついに決めてくれた。信じていてよかったよー。この調子だと、次のブラジル戦はいったいどんな展開になるのか。あー、いまから楽しみだ。
 という具合に、今日は朝からテンション高め。イサム・ノグチ特集を担当していた雑誌がついに昨日で校了して一段落したので、また洗濯2回やって、昼までに銀行を3軒回って支払いや振込などを一気に片付けた。さてさて、今日から数日あいて、ついに準々決勝。ドイツ大会もいよいよクライマックスに突入する。ジダンの調子も上がってきて、ますます楽しみが増えてしまいました。今夜は試合がないから久々に朝までしっかり眠れそうだけど、試合がないと思うと、それはそれでちょっと淋しいかも、なーんてね。週末までに寝溜めしておかなくちゃなあ......。

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2006年6月24日 (土)

週末らしい週末

 梅雨の晴れ間に洗濯2回して、掃除機かけて、お風呂に入って、風呂上がりにアイスティー飲みながら、ゆうべ寝て見られなかったスイス・韓国戦やスペイン・チュニジア戦の再放送を見る……うーん、平穏な週末が戻ってきたことを実感できる瞬間。
 4月から関わっていた雑誌が無事校了したので、ほんとに身軽な週末。しかもいまの時期はワールドカップというお楽しみ付きだ。世界レベルの試合を次から次と見ることができるのは本当にうれしいし、日本代表のことを思い始めたらきりがないけど、ワールドカップはこれからが本番なんだから。フランスもアンリがきっちり得点して無事に予選突破して、ジダンの次の試合も観ることができるし。韓国は残念だったけど、最後まであきらめない気持ちは全面に出ていたと思うし。
 試合を見ながらワーとかキャーとかいっていると、そばで丸くなっていたわらびがいつも腰を上げてゆっくりと向こうの部屋に去って行く。やっぱりウルサイのかなあ……。外国の試合は、日本戦ほど声を出していないと思うんだけどねえ……。

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人の足をベッドにして寝ることも多いです。

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2006年6月23日 (金)

ひと区切り

 完膚なきまでに、というのは今日の試合のようなことをいうのだろうか。日本がブラジルに完敗。日本のドイツワールドカップは終わった。二軍か三軍か知らないけれど、ブラジルはこれまで控えに甘んじていた選手が出てきても、どの選手もどの選手も日本を圧倒していた。世界王者を相手に奇跡が起こるはずはないと思っていだけれど、負けてもいいから張本(日曜朝の、喝! のあの人です。わかるよね?)的にいえば“もっと根性を見せてほしかった”なあ。レベルの差はともかく、がむしゃらさ、がやっぱり足りなかったように見えてしまうんですけど。あー、これでワールドカップもひと区切り。残る心配は明日朝のフランスがどうなるのかで、その後は決勝トーナメントの好カードを思い切り楽しみたい。

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万歳90歳!

 深夜残業になったので当日に書くことができなかったが、20日はわらびの15回目の誕生日だった。15歳。猫の年齢換算表によると、人間でいえば90歳の高齢である。さすがに毛の色が薄くなってきたり、寝る時間が年々増えてきたりしているものの、それ以外はとても90歳とは思えない元気さである。相変わらず傍若無人(猫?)だし、大将だし。ガンコだし。
 6月20日という誕生日は正確なものではないが、わらびをもらいにいったときに、最初の飼い主さんが6月20日頃に生まれた、といっていたので、20日と決めている。わらびに会ったのは9月の下旬だった。生まれて3ヶ月くらい経つけどまだもらい手のみつからない仔猫が3匹いると友達から紹介されて、会いに行った。最初は雄猫だと思って連れて帰ってきたのに、数ヶ月経って去勢手術のために獣医さんのところに連れて行ったら、じつは雌猫ちゃんだった、ということが判明したりして。これまでにいろんなおもしろいエピソードがある。しっかしもう15年。早いなあ。
 と、こんなこと書いていると、足もとでわらびの声が。お腹がすいているらしい。いま、イタリアが1点チェコをリードして後半17分。ネドベドもがんばっているけど、いまひとつイタリアのディフェンスを破れない。裏のゲームではガーナが2点も先制しているので、このままいけばチェコは予選敗退か。うーーーん、数時間後には日本戦もある。あ、はいはいはい、またわらびがアピールしにきたので、ご飯あげてきます。こうして1日1日を過ごして、来年の16歳の誕生日も元気に迎えてほしいなあ。

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パソコンに向かってると、いつもこんなふうに下から声をかけてきます。

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2006年6月20日 (火)

楽しい無駄話

 昨日、今日と、電話で無駄話した。昨日は、ワールドカップの観戦でドイツに行っている友達と携帯で通話。中学高校の同級生(中学では1学年上の人だったけど、高校では同級生になりました)で、ずっとサッカーをやっていたM君だ。スイス対トーゴの試合が行われるドルトムントのスタジアムに着いたところだったようだが、電話の向こうから気の早いサポーターの歓声が聞こえてくるようだった。彼は元気に毎日試合を観戦している。あんまり長い時間は話せなかったので詳しいことはわからないが、現地で臨時に購入できたものもあるようだ。日本対クロアチア戦も観戦したらしい。
 今回、我が家では15日にベルリンで行われたスウェーデン対パラグアイの試合のチケットを獲得していたのだが、FIFAから当選の連絡が来たのが5月の15日。1ヶ月前で、もうあきらめていたところだったので、そこからいざ行こうと思ってもエアやらホテルやらなかなかとれず、仕事も動かせないのが入ってしまっていたので、泣く泣く誰かにお譲りしたいと思っていたところに、M君が単身ドイツへ乗り込むという。そこでチケット2枚をお譲りするつもりでいたのだが、なんと、彼は私たちのチケットでは入れなかったらしい(詳しくは書きませんが)。今回の大会は、チケットのチェックがけっこうゆるいという話もいろんなところで聞くが、M君の場合はやたら厳しかったらしく、結局だめだったそうで、残念(涙)。でもそれ以外は、毎日熱戦を堪能しているようで、声も元気だった。いとうらやまし。
 今日は沖縄在住のスタイリストをしている友達と、プチ長電話。沖縄は晴れて梅雨明け。今回の長雨は、彼女の家は幸い被害に遭うことはなかったものの、ほんとうに大変だったらしい。沖縄生まれの彼女も、あんなに雨の多かった梅雨は初めてだったということで、ひどいときには運転していて5m先も見えないくらいに雨が降りまくっていたんだとか。いよいよ夏本番を迎える沖縄から、元気な声で近況報告がきた。
 メールが普及して数年、考えてみたら電話でだらだら無駄話をするということが、久しくなかったような気がする。それだけに、仕事の電話でもなんでもなく、ともすれば無意味に思えるようなことをだらだらと話しているのが、なんとなく楽しかった。蒸し暑い金魚鉢の東京からしばらく出られない自分に、南の島の強い日差しとドイツの熱気が伝わってくるような気がして、うらやましいような、楽しい遠距離通話だった。

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2006年6月18日 (日)

最後はやっぱり気持ちか?

 予定では今月に入ったら暇になってサッカー観戦三昧、のつもりだったのに、なんだかんだまだ入稿作業をひきずっていて、なかなかスッキリ暇にならない。金曜日は入稿作業が夜11時半までかかってしまい、その後、12時から遅い夕飯を食べに行って、深夜2時過ぎにタクシー帰宅、という、20代の頃よくやっていたようなパターンを、久々にやってしまった。明けて土曜日は寝たり起きたり。深夜残業はやっぱりカラダがもちましぇん。深夜のサッカー観戦との相乗効果もあって慢性的睡眠不足だ。ま、サッカー観戦は楽しいから仕方ないけどね。
 ワールドカップも二試合目に入り、決勝トーナメント進出を決める国も出てきた。特に特にもうアルゼンチンは圧巻だ。あの目にも留まらぬような鮮やかなパス回しとスピード、ブラジル以上の役者揃いか? って感じで、群を抜いている気がする。そして、昨夜のチェコ対ガーナ戦とイタリア対アメリカ戦、どちらも見応えあって感激した。ガーナすごい。今夜の日本代表にもぜひ昨夜のアメリカとか、負けはしたけど一昨日のコートジボアールのような、負けない気持ち、あきらめない気持ち、を期待したいなあと、切に切に思いますです。
 そういえば、金曜夜に六本木で入稿作業をしていて、夜10時頃、気分転換にコーヒーを買いに外に出たら、道の両脇のスポーツバーからすんごい歓声が飛び交っていた。アルゼンチンが得点していたとき、だったみたいだけど。スポーツバーも道も外国人だらけ。4年前の日韓大会のとき、ちょうど「pen」のアイリッシュパブ特集の取材で連日連夜アイリッシュパブに出入りしていたけど、思わずそんときのことを思い出した。イタリアが韓国に負けた試合は広尾のパブでロケハン中で、デル・ピエロのファンらしき日本人女性たちの悲鳴がすごかったなあとか、イングランド対ブラジル戦は横須賀米軍基地のそばのアイリッシュパブで取材中で、そのときにロナウジーニョのすごいドリブルを見て、これはすごい選手が出てきたもんだと思ったんだよなあ、とか。あれから4年経つんだなあ。早いものです。月日は確実に流れているんだなーと、しみじみ。

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2006年6月14日 (水)

夢の師弟競演

 このところ入稿作業でずっとバタバタしていて書きそびれていたが、2週間ほど前、原稿書きのさなかに、これだけはと思って出かけて行った落語会があった。立川談志と立川志の輔の一夜限りの師弟競演だ。
 数ヶ月前のチケット発売日に家の電話2本と携帯の3体制で電話しまくったにもかかわらず、まーったく通じず、1時間後くらいにようやっと通じたときには、既に完売。あきらめていたところに、後日、友人のかよちゃんがネットオークションでゲット(それもほとんど料金は同じ)してくれたという、まさに地獄から天国の夢のプラチナチケットだ。どんなに仕事がテンパっていても、これだけは見逃せないイベントなのであった。
 志の輔の落語は何度か聞いているが、談志は初めて。落語を聞くようになってまだ1年余りの私だが、談志は絶対聞いておいたほうがいいよ、と周りの落語ファンからずっといわれていた。にもかかわらず、なかなか叶わなかった夢がついに叶うことになって、ややコーフン気味。場所は新橋演舞場。本当は寄席とか、もっと小さい場所で師匠の落語を聞きたいところだけど、でも仕方ない、というか、ついに聞けるのだからそれだけでワクワク、である。いわずとしれた”落語会のカリスマ”談志師匠と、人気実力ともにいま脂の乗り切った志の輔の師弟競演、しかも一夜限りということで、会場には、イラストレーターの山藤章二さんやら、堀井憲一郎やら、橘家円蔵師匠(昔の月の家円鏡)とか、高田文夫とか、落語ファンとか落語通とかのそうそうたる顔ぶれが詰めかけていた。中には、文楽人形遣いの吉田玉女さんの姿も。志の輔は文楽ファンでもあり、玉女さんは、去年、志の輔と舞台で競演もしたことがあるのだ(これもおもしろい舞台だった)。
 広い演舞場だから、高座がすごい高くてびっくり。談志師匠が何を話すのか、何が起こるのか、始まってみないと誰もわからないので、プログラムも二人の紹介記事とか、お祝いの寄稿のみ。舞台は、談志、志の輔、中休みのあと、志の輔、談志と続いた。初体験の私ごときが談志師匠を語ることはできないが、とっても楽しかった。話に聞いていた通り、毒舌とか下ネタとか満載であった。テレビでは絶対にできない噺だろう。「子別れ」も聞くことができた。志の輔も、師匠に入門して23年で初めて競演させていただけて......と何度も強調していたけど、やっぱり嬉しいというか、名誉なことなんだろうなあ。私は志の輔が話す女性(おかみさんとか、うるさいオバさんとか)が大好きなんだけど、それもたくさん出てきて嬉しかった。最初、演舞場の花道からテレながら登場した談志師匠は、毒づきながらもかわいく見えた。とにかく、たくさん笑ってスカーッとして、十分に堪能した夜でありました。本当に一夜限りなのかな〜。

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プログラムはシール付きだよん。

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2006年6月13日 (火)

光っていただけに......

 残り6分で3点も入れられて逆転されるという負け方は、次に響かないのかなあ......と、心配。などと思っているのは私のようなシロウトだけで、百戦錬磨の選手たちはきっと気持ちを切り替えて、クロアチア戦こそがんばって希望をつないでくれるだろう。だけど、中澤選手はほんとによくやっていた、と思う(もちろん川口選手もだけど)。以前にこのブログで中澤選手の今回のW杯に対する思い、について書いたことがあるけれど、オーストラリア戦の中澤は、彼がずっとそう望んでいたように、ピッチでほんとうに何度もいい仕事をしていた。それだけに、最後にディフェンスが崩れて立て続けに得点され、タイムアップの笛が吹かれた後にカメラでアップになったときの彼の顔を見るのは辛かった。
 あのとき、中澤選手は何を考えていたのかなあ。あ〜、もうちょっとだったのになあ、だろうか。うーーん、これがワールドカップの厳しさかあ、だろうか。そんなこと、知る由もないが。
 気がつくとアメリカも3点も入れられてチェコに負けている。勝負は時の運だけど、ワールドカップで勝つってほんとにむずかしいんだなあ。でも、イタリアとかオランダとか、強いチームはしっかり追加点をとって、着実に勝っているのも事実。とにかく、日本代表、クロアチア戦がんばれ〜! ああ、今夜はジダンの試合もある。また寝られない。

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2006年6月11日 (日)

ついに始まった......。

 W杯。開幕2日にして既に寝不足だ。金曜日の夜、帰宅すると開会式の真っ最中だった。思わず4年前を思い出す。4年前のその日は韓国・仁川のスタジアムで開会式と開幕試合を観ていたのだった。私にとっての最愛のサッカー・プレイヤー、フランス代表ジダンの勇姿を目に焼き付けるべく、開幕試合のフランス対セネガル戦を観に行ったのだ。しかし、ご存知の通り、開幕の数日前にジダンは練習試合で負傷。開幕戦でスタジアムのオーロラビジョンに映し出されたのは、ベンチで微笑むジダンの姿で、ピッチで優雅に舞う姿じゃなかった......あのときばかりは、ほんとについてない自分を呪いたくなったよ。結局、プレーする生ジダンを未だに観ないまま、ジダンはこのW杯で引退するという。今回私はドイツにも行けないし(涙)。まだどこかで生ジダンのプレーを拝めるチャンスがあるだろうか。
 今回の開会式はピッチの芝の上に赤いカーペットのようなものが敷かれて、その上でセレモニーの催し物が次々と行われていた。私の記憶が正しければ、前回の開会式では芝部の上で直接踊ったりいろいろしていて、素人ながらも、あれではピッチが荒れて、あとの試合に響くんじゃないかと思ったものだが、今回はそんな心配もなさそうだった。歴代優勝国の選手たちが続々登場してきて、レオナルドやドゥンガの姿に喜んでいたら、ペレも現れて、ついについに開幕した。
 開幕初日からいい試合が続いていて、やっぱりW杯って特別だなあと思う。特に、開幕戦のコスタリカと昨夜(というか今朝)のコートジボアール、すごい。スウェーデンと引き分けたトリニダード・トバゴもよかった。コスタリカとコートジボアールはどちらも相手が強豪国ドイツとアルゼンチンだから、惜しくも破れはしたものの、特にコートジボアールのスピードには目が覚める思いだった。もう少し時間があったら同点になっていたかも、くらいの勢いだったし、次の試合が楽しみだ。でもこのグループ、オランダもいるんだよね......きついよC組。こういう、日頃あんまり情報がない国のサッカーを見て、すごいなあと思ったりするところもW杯のおもしろさの一つだと私は思っている。
 そんなこんなで、今夜はオランダも出てくるし、明日は日本! そして明後日はついにフランス! と、もう全然眠れなさそうな6月が、ついに始まってしまった、んである。

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2006年6月 6日 (火)

検査の日

 午前中、内臓のもろもろ検査をやってきた。超音波やら内視鏡やらいろいろ。カルテを見たら約1年半ぶりだった。血液検査の結果は数日後になるが、結果として今日の検査の限りにおいてはどっこも悪いところはなかった。胃の中なんて、これまでで一番きれいだといわれてしまった。おととしは胃潰瘍の痕跡があったりしたのだが、それもきれいになくなっているし、色もたしかに、今の方がきれいだ。
 なんか不思議。2年前が公私ともにどんな状態だったのか、思い出しているのだが......。たしかに、今の方が生活は健康的、かも。ストレスは少ない、とはいえないと思うけど。最近疲れやすいのでどこか不具合があるのかなあとおもっていたが、それは単なる加齢のせい、だったということか? まあとにかく、なんもなくてよかった。ついでに、前に検査した頭のCTスキャンのほうも、なんにも問題なし、だった。やれやれ。
 胃は最近もきりきりしたりするのに、中はなんともないんだって。神経性、ということなんだろうか。まあ、とにかく、健康体ということがわかって、それはそれでひと安心だけど、カラダってほんと不思議だ。

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2006年6月 5日 (月)

クロにも再会

 午前中にデザイナーのオフィスに打ち合わせに行き、いったん帰宅。朝、出かける前に何気にNHKを観ていたら、「みんなのうた」で「クロ」をやっていた。おー、クロ復活か! 
 これは、昨年12月と今年の1月に放送されていたうただけど、きっと反響が大きくてついにカムバックしたんだ、と私は思っている。アーティストの実体験から生まれたうた、だそうだが、おーなり由子さんのイラストがまたとてもよくて......ということは、以前のブログにも書いたけど。
 うちの実家でも以前、クロという黒猫を飼っていた時期があったりするので、あのうたを聴くといつもじんわりと涙ぐんでしまう。いや、クロという猫を飼っていなくても、泣けてしまうと思う。いつの間にか家にすみついて、気がつけば自分にはなくてはならない存在になって、そして、ある日ふらりと出かけたまま帰ってこなかったクロ。ほのぼのとあたたかく、ネコ好きにはたまらんうたです。猫村さんといい、クロといい、このところ好きなコたちとの再会が続いていてウレシイ。

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2006年6月 3日 (土)

忘れ得ぬ人

 2月に亡くなったシューズデザイナー高田喜佐さんの作品を集めた回顧展が金曜日までだったので、行ってきた。会場内の空間いっぱいに喜佐さんの代表作が並んでいたり吊るされていたりして、ありし日の喜佐さんをしのばせるような、にぎやかで楽しい雰囲気だった。年代を追って並ぶ作品を見ていると、70年代に発表されて反響を呼んだぽっくりなど、今見てもすごく新しい。改めて喜佐さんのデザイナーとしての才能を感じさせられた。
 喜佐さんとは、知り合いを通じて十数年前から時々一緒にお酒を飲んだり、グループで一緒に四万十川めぐりのツアーもやったりして、おつきあいさせていただいていた。四万十川ツアーでは一緒にお風呂に入って、枕を並べて寝たりもした。喜佐さんも文楽ファンだったので、ここ数年は文楽公演の会場でばったり会うこともたびたびあった。喜佐さんは私にとっての憧れの女性だった。
 毎年、ご自分で描いたイラストつきのクリスマスカードを送ってくださるのだが、去年のカードの中に「体調がよくないので、しばらくお店をお休みします」というようなことが書かれていた。心配になって、知り合いに聞いてみると、去年、手術をされたということだった。そうこうして年が明けて、2月に訃報を知った。寒い日、高田馬場にあるお寺でのお通夜に行った。通夜ぶるまいの会場の玄関入り口には、喜佐さんのデザインしたカラフルな靴や、アニマル柄の靴が並んでいた。それはお通夜の参列者が履いてきた靴。みんな喜佐さんが好きだから、喜佐さんの靴を履いておくりたいのだ。やっぱりお通夜だしな......と思って黒い無難な靴を履いていった自分の心意気のなさが情けなかった。
 喜佐さんがいってしまって、私の手元には喜佐さんの靴が3足、残った。黒い編み上げのバレエシューズと、黒いエナメルの型押しのウィングチップと、結婚式のときに喜佐さんがプレゼントしてくれた茶色と白のコンビのローファーだ。昨日はそのローファーを履いて、喜佐さんの靴に会いに行った。回顧展に並ぶ喜佐さんの靴を一つひとつ眺めていたら、胸が熱くなってきた。まだまだたくさん素敵な靴を作ってほしかった。でも今頃は天国で、天使が履くシューズをデザインしているのかもしれないな。


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回顧展の案内状。これも喜佐さんのイラストです。

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2006年6月 2日 (金)

猫村さんと再会

 猫村さんの2がついに出た、と知り、すぐに書店に行った。コミックや参考書主体の地元の書店でさえ大量平積み状態だった。当然、買ってきてすぐに読んでしまった。今回も家政婦猫村パワー炸裂で嬉しい。新しい登場人物も、新しい鼻歌も出てきたし、猫村さんはネコムライスだけでなく、トンカツや焼き魚も作れることもわかった。さすが猫村さん♪。
 早くも続きが楽しみになったが、なにしろネット上での毎日1コマの連載だから、本にするには連載が1年半くらいたまらないといけない、のだ。実際、今回の2も506コマで1冊だった。また次までかな〜り、じりじりしながら待たなければならないと思うと......。はあ、楽しみです。
 しかし、作者のほしよりこさん、ぜったいにネコ飼ってるよね、と思う。何匹飼ってるのかなあ。あれほど愛くるしくネコを描けるのは、いつもそばで見ているからに違いない、と思うんだけど。短絡的? とにかく、昨日は猫村さんに癒されました。

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猫村さん2とネコ

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2006年6月 1日 (木)

夏日のBGM

 今日は真夏だね。昼時に食料調達に出たら、あまりの日差しの強さにびっくり。昨日といい、今日といい、寝不足の頭にはしびれます、強烈な太陽光線。原稿書きウィークが続いていて、火曜日は3日ぶりで電車に乗った。昨日、今日は打ち合わせ等で少し外出もしているが、原稿もあと一息。
 この1年、原稿書きといえばBGMに何故かいつもジャック・ジョンソンばかりかけている。なんでなのかよくわかんないけど、朝はなんとなくサワヤカでやさしい気分でパソコンに向かえそうな気分になるからついかけちゃうし、夜になっても、なんかかけている。歌声とギターのメロディーが耳に心地いいから、仕事をしていても騒音にならないし、適度にいい感じなんだろうな、きっと。
 でも、ジャック・ジョンソンのこのアルバム(In Between Dreams)って、本来はこんな暑い日のけだるい午後に聴くのがいちばんあってる曲なんじゃないかな〜と、しびれる日差しを浴びつつ歩きながら思った。こんな夏日に、ボリュームがんがんに上げて聴くのが気持ちいいんだよ、きっと。それでテーブルの上にはよく冷えたビールとか、白ワインとか、スプマンテでもいいし。あ〜、冷凍庫に入れてとろとろにしたズブロッカとかでもいいよねえ......なんて思いながら、原稿書きのマックに向かって、今も流しているジャック・ジョンソン。

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写真まで撮っちゃいました。

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