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2006年5月28日 (日)

やっぱり、1時間おきとはいかないけれど

 今朝書いたことを意識してちょっとブレイクしてみた。ストレッチ・ブレイクとコーヒー・ブレイク(あ、ブログ・ブレイクにもなるのか?)。それにこれからダービーも始まるし。なーんて。原稿は6割くらいまできたし。カラダをのばすとやっぱり気持ちいい。
 家のPAT(電話で馬券投票ができるシステム)の残高がほとんどないので、夫はTシャツにジーパンにサンダル履きで渋谷のWindsに出かけて行った。朝方に残っていた雨も上がり、そらはすっかり青くなってきた。仕事でひきこもっているときに、外が”仕事したくない爽やか日和”になるのが悔しい、のは私だけ?

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こまめにほぐす

 結婚式でまだ乾杯する前に新郎新婦の上司に当たるような人が延々と喋るつまんないスピーチは、10分くらいでもえらーい長く感じるのに、気のおけない人たちと飲んでいるときや原稿書きをしているときの1時間は、あっという間に過ぎて行く。時間に対する感覚ってほんとに不思議なものだ。
 ここ数日、原稿書きが佳境に入っていて、朝からずーーーっとマックに向かっている。ふっと画面の端の時刻表時を見ると、1、2時間があっという間に過ぎていることに気がつく。でも、そういうのは身体のためには良くないので、ときどき立ち上がって家の廊下を歩いたり、気晴らしに近所のカフェまでコーヒーを買いに行ったりする。しかし、それでは不十分かもしれない。昨日、編集者Bと話をしたら、彼女は仕事場でも1時間置きにちょっとしたストレッチ(伸びをするとか、いわゆる柔軟体操みたいなやつ)をやっているという。同僚にヒンシュクをかいながらも、1時間おきに携帯のアラームを鳴らすようにセットしておいて、鳴るとちょっと立ち上がってストレッチ。それをするとしないとでは、カラダの調子が大きく違うらしい。
 たしかに、私もそれくらいしたほうがいいのかも。こないだ整体のセンセイに教えてもらった腰痛を緩和するストレッチとか、やったほうがよさそうだよなあ。でも、1時間なんて、パチパチ原稿やっていたら本当にあっという間なんだよね。ノってきてがーっとやっているときに1時間おきに中断するのが得策なのかどうか、ちょっとわかんない。でも、今日明日はほとんど缶詰で○時間耐久レースみたいな感じになりそうだから、ちょっと意識してやってみようかな。1時間は無理でもせめて2時間おきとかね。やっぱり筋肉の緊張はこまめにほぐさないと。
 関係ないけど、整体のセンセイはイナヴァウワー(イナヴァウアー?)なんて、鍛えてない人はぜったいにやっちゃだめだと言っていた。あれは本来四つ足で歩いていた人間にはぜったいにあり得ない姿勢だからなんだって。なるほど。とくに私みたいな腰痛持ちはぜったいにだめらしい。荒川選手のあの反り、は見事だけど、彼女の筋肉って、猫みたいに柔らかくてしなやかなんだろうなあ、きっと。

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2006年5月26日 (金)

取材ウィーク

 今週は火水木と取材が3日続いた。いずれも、いま手がけている某誌のイサムノグチ特集関連の取材と、同じ雑誌の別の企画ページのためのもの。入稿に向けてあらゆる取材が追い込み状態になってきていて、今週にいろいろ集中してしまった。よくあることですが。だいたい雑誌を作っていると、余裕のある優雅なスケジュールなんてほとんどあり得ないからね。でも今回はかなり切羽詰まってるほうかも。
 火曜日は某有名セレクトショップのバイヤーさんにインタビュー。世界を飛び回る仕事の醍醐味についてうかがった。自分が新たに見いだしたものが、大流行することもあれば、あんまり売れないことも、当然ある。モノに対する感性がシビアに問われる仕事であると同時に、人とのコミュニケーションというか、人間関係がとっても大切な仕事なんだなあと再認識。ご夫婦だったが、笑顔が素敵できさくな人たちだった。インタビュー後に撮った写真の上がりを見ながらまたそれを思い出した。夫婦というユニットで一つの仕事をしていることの楽しさ、難しさについても、かなり突っ込んで聞いてしまったけど。
 水曜日はモデルの桐島かれんさんの取材。朝9時からスタジオに入り、撮影後にインタビューした。スタイリストさんにお願いして集めてもらっていた衣装や小物がばっちりで、朝イチでそれを見たらほっとして嬉しくなり、半分取材が終わったような気持ちになった。かれんさんはママになっても相変わらず細くて美しく、衣装の着こなしもこれがまた、女の目から見てもうっとりするほど。カメラマンは「和楽」で一緒にお仕事させていただいていたF岡さん。こちらも相変わらず超オモシロいキャラクターが炸裂し、撮影は早いしうまいしで、かなり順調に進んだ。インタビューを済ませても、予定より1時間早い午後2時には終了。終わったらほっとしたのか、どっと疲れが出た。
 木曜日は雅楽奏者の東儀秀樹さんを取材。東儀さんは趣味も幅広く、いろんなものを集めていらっしゃることはつとに有名だが、かなりのクルマ好きでもあることを再認識。現場に行くと、レコードメーカーの担当者が2年前に別のアーティストを取材したときの担当者と同じ人で、ちょっとなつかしかった。撮影はメーカーの会社前の通路で、ビルの壁をバックに行った。カメラマンは先週、牟礼の取材でご一緒したKさん。こちらも早くてシャキシャキと終わった。
 というわけで、昨日までに写真をセレクトしてデザイナーに渡し、これから数日でやっと、それらと先週までの取材分を含めて原稿書きや入稿作業に入るわけで、最後の山越えとなるわけです。あー、あと一息だ......つーか、これから別の意味でまたしんどいけど。

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2006年5月24日 (水)

もう梅雨かい?

 数日前から風邪気味だ。鼻と喉くらいで熱が高いわけではないが、鼻が詰まってうっとおしい。薬を飲むとそれはそれでぼわぼわしてしまうし。土曜日に雨の中数分走って、そのまま冷房の効いた電車に乗ったせいか、あるいはこのところ、いまいちさわやかな五月晴れの日もなく、ずーっとうすら寒いような日が続いているから、体調をこわしたのか、どっちかなあと思っている。仕事もバタバタしているので、疲れもあるのかもしれない。
 昨日は昨日で、鼻づまりでぼーっとしていたせいかどうかわかんないけど、インタビューに向かう際、コンビニでテープレコーダーに入れるスペアの単3電池を買ったつもりが、電車の中で入れ替えようと思ってよく見たら単2だった。単2なんて、何に使えばいいんだよーん、と、しょぼさ全開。まあ、入っていた単3はまだパワーが十分にあったから、取材に支障をきたすことはなかったけれど。
 インタビューの録音には、一時期MDを使ったこともある。MDはカセットレコーダーよりコンパクトで軽くていいんだけど、再生の際の細かな巻き戻しがうまくできない。自分でテープおこしをするとき、インタビューの相手が話す一つの言葉を何度も何度も繰り返し聞いて確認したりすることが多々ある。そういうとき、結局は昔ながらのカセットテープのほうが使いやすいので、テープレコーダーに戻ったというのが現状だ。新聞記者とかがよく使っている細いマイクのようなICレコーダーという手もあるけど、あれはどうなんだろうなあ。あれが使い手がいいんだったら、小さいし軽そうだし、いいかも......とか思いつつも、まだカセットを使っている私。ほかのライターさんって、どうなんだろう。今度、同業者に聞いてみようっと。
 というわけで、話がそれてしまったが、周りにも風邪をひいている人がけっこういる。どうやら、いま流行っているみたいだ。4月以降、ぽっかぽかの陽気とか、風がさわやか〜で清々しい五月晴れとか、そういう日がほとんどないままで気温も低めだから体調を壊している人が多いのかもしれない。このまま梅雨入りしてしまうんだろうか。春の心地よさをかみしめる日がほとんどないまま梅雨入りなんて、損した気分だ。

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2006年5月23日 (火)

シアトル時間

 ここ1ヶ月以上、仕事でシアトル在住のライターさんとやりとりをしている。アメリカ在住の作家さんのインタビューなどをお願いしていて、取材に向けての準備やら説明やら、とにかくいろいろ。最近はメールがあるから連絡のやりとりも容易くなったとはいえ、シアトルとの時差は約17時間。ほとんど生活時間帯が逆になる。
 たとえば、こちらの夜中の12時はシアトルでは朝の7時。そろそろ起きてくる時間だ。こちらがそろそろ寝ようかなあ、寝てもいいかなあと思い始める午前1時頃に、先方は朝の8時。早いときには仕事をし始める時間なのだ。だから、むこうのその日の仕事に必要なことなど、急に確認事項などのメールが来ることもあったりして、それでやりとりを続けていると、寝るタイミングを逸してしまう。この前は、「こちらは大丈夫なので、そろそろもうお休みください」というメールをもらって、気を遣われてしまった。
 たとえば、こちらで編集会議なんかをやっていろんなことがはっきり決まってくる夕方の5時とか6時、シアトルは夜中の12時とか1時。寝てるかもしれないけど早めに連絡しておかないとなー、などと思いながら、こちらからもガンガンメールを送る。朝、起きて7時とか8時とかにメールをあけると、シアトルからの質問メールなどがガンガン入ってきていて、気がつけばパジャマのまま朝食も食べずにメールを返信している私がいる。そんな日々がずっと続いている。割り切って、朝は9時まではメールを開けないようにしよう、とか決めていればいいのだろうけど、あちらは午後2時とか3時で、バリンバリンのお仕事タイムなわけで、急いで知りたいことがあったらこちらも早く答えてあげないとなー、とか思って、つい。こういうのも貧乏性というのだろうか。
 昔、メグライアンの映画で『Sleepless in Seattle』(邦題は、『めぐり逢えたら』)というのがあったなあ。あれはトム・ハンクスがシアトルに住む不眠症の男、みたいな役で、ラブコメディだからぜんぜん関係ないけど、でもなんかあのタイトルをついつい思い出してしまったりして......そんなわけで、いつも”あ、シアトルは今、○時だから、えーと......”とか思いながら生きている毎日です。 

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2006年5月21日 (日)

やわらかな石たち

 先週、取材で香川県高松市にあるイサムノグチ庭園美術館に行ってきた。高松市は1年前に、ジョージ・ナカシマの取材で訪れて以来だ。ノグチは石、ナカシマは木。奇しくも同じ時期に、二人の日系人アーティストがそれぞれの素材を求めて、そして自分の仕事を支えてくれる優秀な職人を求めてアメリカから辿り着いた日本の場所が、高松だったというのは、偶然であったにせよ、とてもおもしろい事実だ(二人の生まれた年は1年しか違わないし)。高松というところには、昔から優れた自然の素材と優れた職人が育つ土壌があったのかもしれない。
 イサムノグチ庭園美術館には、ノグチが作品作りをした作業場や、実際に住んでいた家や庭が、ノグチが生きていた頃のままに保存公開されている。イサム家と呼ばれる家に入ると、(あたりまえだけど)ノグチの手による大小たくさんの”あかり”があって、実生活でちゃんと使われていたことがわかる。江戸時代の豪商の家を移築したイサム家の中で、とっくり型の巨大な”あかり”がなんの違和感もなく灯っている。
 石壁で囲まれた円形の屋外作業場には、まだ制作途中であった石も置かれているのだが、どれが完成品なのか未完なのかわからないほど、どれもノグチらしい形をしている。その形のせいなのか、ちょうど雨上がりで石がしっとりとした肌合いを見せているからなのかはわからないが、ぽつんぽつんとそこに置かれているノグチの石は、どれもやわらかく、あたたかみがある。鳥の声を聞きながら石をじっとみてぼーっとしているのが心地いい。不思議な空間だった。イサム家の裏山の頂上に上ると、瀬戸内海や屋島、石切り場の山などが見渡せて、ここがまた気持ちいい。
 お昼は、美術館からも近くてタクシーの運転手さんもおすすめだという讃岐うどんの店に行った。着いてみてびっくり。なんと、去年のナカシマ取材のときにも来たお店であった。名前を忘れていたので、着くまでわからなかったのだが、去年もナカシマゆかりの職人さんがおすすめしてくれた店だった(そうだよ、ナカシマのときの取材場所も牟礼にあったのだった。牟礼、凄し)。お店の名は「わら家」さん。地元の人気店の一つだ。にぼし系のふくよかなだしで、釜揚げうどんがおいしい。何故かぶっかけうどんはなくて、それはちょっと残念ではあったけど。
 羽田からの朝イチ便に乗って高松に入り、カメラマンのKさんも私も寝不足で最初はぼけぼけだったが、心地いい美術館の空気とおいしいうどんに癒された1日だった。帰りの飛行機でも二人して爆睡なり。

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石壁で囲まれた円形の作業場。

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2006年5月18日 (木)

感劇話その17 オスカル、ペガサスに乗る

 先月末に行った宝塚公演の『ベルばら』の話。
 ちなみに、私は宝塚ファンというわけではない。これまでに、ヅカ・ファンの友達につきあったのと、取材とで、合計3回しか宝塚の舞台を観ていない。そのうちの1回は、おととし、ヅカファンの友達が組んだ”関西・文楽&宝塚ツアー”というのに参加したのだった。そして、そのときに舞台に立っていた雪組のトップスター、朝海ひかるを”いいなあ”と思って、それ以後、朝海さんのファンにはなっている(といっても、彼女の舞台を積極的に観ているわけ、でもないんだけど)。そんな私が、ヅカ・ファンBから、宝塚がまた『ベルばら』をやるという話を聞いたのは今年の春先のことだったろうか。しかも、オスカル役が朝海さんだというのだ。
 『ベルばら』ファン&朝海ファンの私、そりゃ〜あ観るしかないっしょ、というわけで、スーパー・ヅカ・ファンKちゃんにお願いして今回の東京公演のチケットをとってもらったのであった。最初に宝塚が『ベルばら』をやったのは70年代。安奈淳とか汀夏子とかがオスカルだったと記憶しているが、この当時はテレビで見ただけだった。だから、宝塚の『ベルばら』は今回が初体験なのだ。ちなみに、スーパーなKちゃんは4月と5月で『ベルばら』を5、6回観ているというのだから筋金入りスーパーである。
 私が観たのはもちろん”オスカル編”。ほかには”アントワネットとフェルゼン編”というのがあるらしい。朝海さんのオスカルはほんとーに美しくて勇ましくてまさに適役。圧巻は、オスカルがペガサスにまたがって駆けるシーンだった。フランス革命まっただ中のパリへ、衛兵の隊長として出動していくシーンで、漫画に出てくるオスカルの肖像画のイメージそのままに、ローマ神話の軍神マルスのような甲冑を身に着け、ブロンドの髪をひるがえしながら舞台を駆けるオスカル。ペガサスがクレーンで宙に浮いたり、客席のほうまで延びてきたりして、かなりの迫力。ちょっとキッチュな感じもあるけど、そこもまさに宝塚っぽい。そして背景には、漫画に出てくるのと同じ、池田理代子の描いたペガサスに乗るオスカルの肖像画がばーんと出てきて、いやがうえにも気分が盛り上がった(今回の舞台美術には池田理代子氏もかなり協力しているらしい、とKちゃんも言っていた)。
 男装の麗人オスカルが出てくる『ベルばら』ほど、宝塚歌劇にぴったりの舞台はないと思う。これはたぶん宝塚の人気ナンバーワンの舞台として、折にふれてずっと公演され続けるんじゃないだろうか。『ベルばら』が週刊マーガレットに連載されていたのは72年から73年。当時、小学生だった私はそれをリアルタイムではちゃんと読んでいなくて、あとになって高校生の頃にコミック本をまとめ読みした。それからはやン十年、今は文庫になっている『ベルバばら』を読み返したら、これがいま読んでもぜんぜん古さを感じさせず、読み始めたら最後、一気に5巻全部を朝までに読んでしまった。おまけに、全部知っているはずなのに、アンドレとオスカルが死ぬシーンではまたまた泣いてしまったのでありました。

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2006年5月16日 (火)

がんばれ22番!

 ドイツワールドカップの代表メンバーが決定した。久保と松井が選ばれなかったのはかなり残念だったけど、中澤が選ばれたのにはほっとした。というか、ほとんど当確だったから心配はしてなかったけれど。ドイツ行きのメンバーが選ばれる日が近づくにつれて、中澤選手のことを思い出していたから。というのも、彼は今回のドイツ大会に対する思いが人一倍強い選手の一人だから。彼は2002年日韓大会のときに直前になって登録メンバーから外された経験をもつ選手だからだ。あのときは中村俊輔も選ばれなかったけれど、中澤は最初の登録メンバーには選ばれて、最終的に落とされた選手だった。ちょうど、フランス大会のときのカズや北沢のように。
 去年、取材で中澤選手にお会いしたとき、(サッカー専門誌の取材じゃなかったにもかかわらず)彼は改めてドイツW杯に対する彼自身の思いの深さを真摯に話してくれた。去年、一時期、中澤選手には海外移籍の話が持ち上がったことがあった。しかし結局、彼はマリノスに残ることを選んだ。そのことについて、「ワールドカップの代表になることを目指すなら海外に行っていい成績を残すほうが確実なのではないか」という質問をこちらがすると、彼はこう答えたのだ。「ただワールドカップの出場メンバーに選ばれることだけを目標とするなら、海外でプレイしてアピールしたほうがいいかもしれないけど、出場メンバーになって、さらにドイツでしっかりといい結果を出すためには、まだまだJリーグでやるべきことがたくさんあると思ったから」。
 W杯で活躍するためには、まず代表メンバーに選ばれること。w杯メンバーに選ばれるためには、日本代表でしっかり結果を出すこと。日本代表メンバーに選ばれるためには、Jリーグの試合でしっかりと結果を出すこと。すべてが積み重ねだ。中澤選手は代表メンバーに選ばれることで満足するのではなくて、ドイツのピッチの上でしっかり地に足をつけていい仕事ができるように、そのためにはいま自分はどうしたらいいのか、なにをするべきなのかということを常に頭に入れて、先を見据えていた。この取材のときの印象がとても強くて、ドイツ大会の話題になるたびに、中澤選手のことを思い出すようになった。そして、絶対に選ばれてほしいし、ドイツで活躍してほしいなと思うようになっていた。だから、今はひとまずほっとしている。マリノスでも日本代表でも、彼はたしか高校時代からつけている背番号、22で通している。ドイツでも22をつけるのだろうか。がんばれボンバー!

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2006年5月13日 (土)

CTと整体

 頭のCTスキャンというのを初体験した。結果は数日後なのでまだ自分の頭の中の写真とご対面はしていないのだが、どんなふうになっているのか、ちょっと怖い反面楽しみな気もする。何故そんな検査をしたのかというと、少し前から頭痛というかしびれが気になる部分があって、忙しくて疲れていたせいか、と思いつつもちょっと心配になったので医者に相談したら、念のためにとっておくかということになったのだ。CTの前に問診があって、そのときにいわれたのは、首のほうからくる神経痛なのではないか、ということだった。首から頭頂部まで当然筋肉はつながっていて、パソコンに何時間もはりついて仕事している人にけっこう(私のような症状が出る人が)多いんだって。もしそうだったら、ある意味これは職業病だ。
 夕方からは整体の治療院へ。初めてのセンセイだったが、腰がずっと悪いので診てもらったのだ。センセイによれば、私の場合は右側よりも左側に負荷がかかりすぎているらしい。何気なく踏み出す歩幅も、左足の方が右足よりも長いし、痛い腰もだんぜん左側だ。なので、骨の回りの筋肉の延び加減というか緊張の度合いを左右均等にしなければいけないらしく、ストレッチをいろいろとやったり、指圧をしてもらった。ストレッチはかなりきついが、終わったあとはけっこう全身の血の巡りが良くなった感じで、気持ちよかった。そのせいか、夜飲んだお酒もとてもよく回った。そんなわけで、昨日は頭から足先まで、全身の筋肉について考えさせられた日であった。
 余談だけど、整体のセンセイは身体を診るとその人の性格がだいたいわかるという。私の場合は、好き嫌いがはっきりしているんだって。それから、料理は得意だけどその片付けが苦手で、料理を作り終わったときには流しに皿や鍋が山積みになっている人、なのだそうだ。果たして当たっているのかいないのか。すくなくとも、料理を作りながらまな板や鍋を同時に洗うタイプなので、流しに洗い物が山積み、ではないんだけどな。

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2006年5月12日 (金)

ついにゴールド

 免許更新通知のはがきが来て約1ヶ月。もう今週を逃すとたいへんなことになってしまうので、あわてて手続きに行ってきた。こんな私もついに優良運転者、ゴールド免許になるわけでございます。いいのかよ、まじで。って感じ。40を過ぎて免許をとって今日まで、運転したのは年に1〜2回、ほとんどペーパーな私が優良運転者になっていいのか。友達の中にもペーパードライバーのゴールドさんはたくさんいるけど、我が身になると、ほんとにいいのかなと思ってしまう。
 前に、車にもちょー詳しいO編集長(実際、自動車ジャーナリスト的お仕事もいっぱいしている)に話をしたら、「ほんとにゴールド免許に関しては走行距離を基準にしてほしいですよね」ということをおっしゃていたように思う。ほんとですよね。毎日ちゃんと安全運転しまくっている本当のゴールドの方々に申し訳ない。ペーパードライバーのほうだって、そんなゴールド免許なんてほしいと思っている訳じゃないのに。
 ということで、昨日、警察署に行ってきた。印紙かなにかを貼るのに4300円もとられ、簡単な視力検査のあと、窓口の婦警さん(制服着てたし)から「交通の教則」とかをもらって、正式なゴールド免許は6月頭にできるので、再び警察署に取りにくるか、郵送するなら900円いただきます、といわれた。郵送してもらうのにさらに900円も? 迷わず取りにいくことにした。電車に乗ればすぐだし。免許更新ってなんやかなとお金がかかるんだね。そんなわけで、来月からは遅ればせながらゴールド免許なのだ。

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2006年5月11日 (木)

ノグチな日々

 某誌でイサム・ノグチ特集の担当になり、先月から準備を進めている。ノグチの人生についてはこれまでもたびたびいろんな雑誌やテレビでも取り上げられているので、だいたいのことは知っていたが、ドウス昌代さんの『イサム・ノグチ 宿命の越境者』をちゃんと全部読んでみると、これが本当におもしろいというか、ノグチの波乱にとんだ人生もとにかくすごいのだが、さらに、50歳を過ぎてから何年もの歳月をかけてそれを取材し、世界中のノグチに関わった人たちの証言を集めてこの伝記をまとめたドウスさんの仕事も、本当にすごいなあと感激してしまう。いろんな意味で圧倒される本で、上下読み終わったあともずっと鞄の中に入れて、また読み返したりしている。というか、仕事の資料本でもあるから、この特集を無事完成させるまではなにかと手放せない。
 対談まとめの原稿書きが一段落してちょっと外に出られる時間ができたので、さっそく先日、横浜美術館で開催中のイサム・ノグチ展を見に行ってきた。思った以上に作品が多かったのが第一印象だが、単調で窮屈な展示のされ方がちょっと気になった。まあ、そのへんはいろんな美術館で感じることだけど。
 ノグチのドキュメンタリービデオも流されていて、これはなかなか見応えがある。ノグチは私が(勝手に)思っていたより高めの声で、よく喋る人という印象だった。しかしやっぱり、カッコいい。だって、「初めてパリにきたとき、最初に会った人はキキだった」って、モンパルナスのキキだよ。ドラマチックすぎる。そのあとに当然マン・レイも会う訳だけど。1920年代のパリには世界中からあらゆる芸術家たちが集まっていて、そのまっただ中にノグチも入っていった訳だから、いろんな人とあうのは当然といえば、当然だけど、初めてのパリで最初に会った人物がキキ、なんていう人生は、なかなかなんじゃないか(と、勝手に思っている)。
 あと、たぶん60歳を過ぎた頃、イタリアで撮られているシーンでは、ものすごくきれいなピンク色のポロシャツを着ていて、これがほんとーに嫌みのない、ちょっと薄めのマゼンタという感じのきれ〜いなピンク色。あの色が似合うおじいちゃんなんて、なかなかいない。ノグチが日米の美が融合されたとてもハンサムな顔立ちであることはつとに有名だけど、イケメンがみんなあの色を着こなせるかというと、そうでもないと思う。しかも、ボタンホールには小さなマーガレットのような白い草花をさりげなく挿していて、ちょーおしゃれなのだ。と、いろんなことに喜びながらビデオを観てしまった。そーんな感じで、いま、さまざまな角度からノグチ漬けの日々が続いている。

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NYのミュージアムからの作品も多い。

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2006年5月10日 (水)

長かったトンネル......

 終わらない仕事はない。冬のあとには春が来る。夜のあとには朝が来る。
長丁場の原稿書きに入っているとき、いつも自分でこんな言葉を呪文のように頭の中で唱えている。今回も連休前くらいからこの呪文を唱える日々が続いていたのだが、そんな作業がやっと月曜夜に終わりました。
 対談のまとめ(構成)を担当していた連載が2年間続き、この春に終了。そしてこのたび本になることになった。それで、今までのものに新たに加筆したり、時期的に合わなくなっている話題は別のものに代えるなどの作業を延々とやっていたというわけである。2年間で24回の連載。そのうち本に入れるものは22本。連載時には写真の大きさなどによって文字の量が毎回微妙に変わり、だいたい3000w〜4000wだったが、本にする際にはすべて4000wに統一、というわけで、4000w×22本の原稿を抱えていたことになる。
 といっても、ゼロから書き直すわけではなく、たいがいの原稿は800〜900wを加筆するという感じだった。それでも、毎回これがベストだと思って出していた、ある意味完成されているものに新たに800wを加えるというのは、そんなに簡単という訳でもないのだ。速記録を読み返して、このへんを足そうかな、とか、ああ、これもおもしろかったなーとか、考えているうちに、あの取材のときはこーんなだったなあ、とか、いろんなエピソードなんかを思い出したりしながら、ちょっと脱線したりもして。
 連休前の1週間は、次の仕事の打ち合わせやアポ入れや取材準備で忙殺されて、1行も原稿を書けなかったのと、連休中も急用で2日半ほど家を空けたりしたので、なんだかんだと当初の終了目標よりも数日送れてしまったが、それでもやっぱり仕事はいつか終わるものなのである。連休最後の土日から月曜までは、残っている原稿書きを、もうこれだけ一極集中でシャカリキにやって、最後の原稿の最後の行を終えたときの解放感......。潮がすーーっと静かに引いていく感じでありました。まだこれから著者校があったり関係者のチェックがあったりして、なんだかんだの作業は続くけれど、それはこれまでの作業に比べたら気分的にはラクだから、いまはトンネル抜けて見通しよくなった気分です。数日ひきこもりで大した食事もできなかったので、なんかおいしいものでも食べに行きたいな。そう、ベルばら文庫も読まなくちゃ。

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2006年5月 6日 (土)

ささやかなシアワセ2

 またまたなんだかんだとあわただしくブログ更新ができぬまま数日経ってしまった。書きたいことはたまっているのに、それを頭の中で租借して文章にするという作業に割く時間と心の余裕がない。ほんの数行のブログでも、されどブログなんだなぁとまたまたつくづく思う今日この頃。しかし世の中ゴールデンウィークである。電車の中も、街の人通りも少なくて風通しよくていいなと思っていたら、もうそろそろゴールデンウィークも終わりになってきている......。
 表参道ヒルズで見たい写真展をやっているのだが、ここはいまいわゆる観光地になっているので、もんのすごい人出らしくてついつい足がにぶってしまう。ついに明日で最終日だというのに。既に見てきた人の情報によれば、やはり連休中ということでいつにも増して、まじですんごい人らしいのだ。その話を聞くとさらに足が......しかも、表参道往復してるくらいの時間があったら原稿数行書けることを考えると、まあだたくさんたまっている原稿を尻目に、そんな満員電車のようなヒルズに行く時間の価値は一体......なんて思ってしまうし。ああ、悩むところです。
 そんなことを考えているとますます精神的に余裕がなくなってきて、ああ、だめだなぁーこんなことで.....なーんてぷち落ち込み気味になってくるわけだけど、そんな私のところに届いた1個の荷物。おお、なんと、あのベルばらコミックの文庫版が5冊! じつは連休前に宝塚の『ベルばら』を観てきてしまったのだけど(これもまだブログ化されていなかったな、後日書きますが)、そのとき、ご一緒したKちゃんからこの文庫本の話を聞いて、なつかしいなあと思っていたところだったのだ。
 『ベルばら』をまさにリアルタイムで涙しながら読んだ私たち世代と違って、30代で熱狂的ヅカファンのKちゃんは、ヅカのベルばら公演を観るために、予備知識として原作を読んでおこうというアプローチでつい最近、漫画を読んだという。「えー、そうなんだ。コミック本10冊くらいあったでしょ?」という私に、「じつはいまは文庫本が出てまして、それだと5冊で......」(よくよく聞いたら、いま、といっても文庫化されたのは90年代の話らしいが)とKちゃんは教えてくれたわけで。へえ、文庫になってるならまた読みたいなあ、と私がいっていたのを覚えていてくれたKちゃんが早速送ってくれたというわけなのだ。
 ぱらぱらとページをめくると、おお〜、まさに高校時代、ベッドの中でコミック本を一気に朝まで読んでしまったあのベルばらの漫画がそこに......。と、それだけでちょっと気分がうきうきしてしまった私。しかし、いまこれにひとたび手をつけたら最後、ラストまで数時間やめられなくなってしまう恐れ大、なので、”仕事が終わってから”と自分に言い聞かせて残りの原稿と格闘している今日この頃、なのでありました。だから、目下の私のニンジンは『ベルばら』文庫へとチェンジされているのだ。やれやれ、やっぱり女って単純〜。つーか、あたしが単純なんだよね。

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2006年5月 1日 (月)

ささやかなシアワセ

 早朝、夫がゴルフに出かけていった。考えてみたら彼は先週土曜日から連休に突入しているのであった。私は仕事の連休になることがはっきりし、バーベQも行けなくなった。でも、連休中は他の会社関係がお休みなので、取材のアポ入れやら準備のやり取り電話をしなくてすむ。大半の時間は原稿書きに当てることができる。だから遅れを取り戻さないと。
 と思いつつ、あまりにも天気もよくて日差しも強いのでまずは洗濯をした。ベランダの日差しはもう一気にじりじりとしていて、干し物もすぐに乾きそう。おとといあたりまでは夜はまだ肌寒い感じだったのに、今日は真夏並みに気温が上がるとかいっているし、気候不安定。精神的にも不安定。ここ1週間ずっと忙しくて余裕がないので数日ブログの更新もままならなかった。なかなか更新されませんねというメールをもらうと、首を絞められているような気分になったりして、というのは大げさだけど、とにかく仕事に追われてどたばたで心の余裕がぜんぜんなかったのでした。周りの会社がお休みのこの数日間で、原稿書いて気分も取り戻さねば、と思っている。
 顔を洗って鏡を見ると、疲れ顔だしなんか肌もぱさぱさしている感じ。よし、パックだ、と久々にシートを取り出し、化粧水をたーっぷりしみ込ませて顔にはりつけた。あ〜気持ちいーい。肌に水分がしみ込んでいくのを感じながら、気分もちょっとだけうるおいが戻ったみたいになった。あー、シアワセ。女はそんな簡単なことで気分転換できていいねと男子からいわれそうだけど、でもそうなのだ。洗濯とかパックとか、そんな日々のささやかなシアワセをちゃんとみつけられる気持ちでいないと、仕事も生活もうまくいかないんだよなあと思った午前中でありました。

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