文楽5月公演の記事を東京新聞に

 3日の東京新聞の朝刊に文楽5月公演に関する記事を書いた。三味線の鶴澤燕三さんをインタビューしたもので、東京では15年ぶりの通し狂言となる『妹背山婦女庭訓』について。今回、燕三さんが担当する「芝六忠義の段」にスポットを当てたものだ。

 『妹背山ーー』は長編で、その中でも文楽版ロミオとジュリエットともいわれる「妹山背山の段」や、後半の酒屋の娘お三輪の激しい恋の悲劇が注目を浴びがちで、それらの段が単独で上演されることも多いのだけれど、“「芝六忠義の段」は、ある意味、蘇我入鹿討伐にまつわるこの長い物語の中核をなす段で、それだけにやりがいもある”と語る燕三さん。息子が処刑されると思いながら興福寺の鐘を聞いている母親。そこで鳴る三味線は鐘の音を模して、母の心の葛藤も表している……以前に見たときはそこまで意識しながら三味線を聞くことはできなかったので、今回はぜひ注目しながら、味わってみたいと思っています。

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2019年4月11日 (木)

寒波と冷たい雨と、強風

 昨日は夕方から渋谷方面へ出かけたが、分厚いコートとマフラーで何の違和感もない寒さだった。おまけに凍るような雨だし、せっかく長持ちしている桜は大丈夫だっただろうか……と思っていたら、今日は凄まじい強風……さすがにたくさん散ってしまったかも……。それにしても昨夜の寒さは唖然とするほどで、知り合いの中にはすでにダウンやコートをクリーニングに出してしまった人もわりといて、春のコートに厚着をしている人もいたのだが、例によってまだ衣替えもできていない私には真冬のコートの着納めができて助かりました。へへ。
 昨日今日は、つらつらと校正をやっていた。一部、修正リクエストがきたものに関して、担当の編集者さんとメールでやり取りをしていて、こういう内容は直接電話で話したほうが早いかもなあと思いつつも、相手にとっては電話よりメールのほうがベターなのかもしれない、と思ってこちらもメールで数回、返信。
 内容によっては、文字にするとなかなか的確に伝えられないこともある。でも、電話だと時間が経つと忘れてしまうかもしれないことも、メールだと何度もチェックして読み返すことができる。どちらがいいのか、もちろんケースバイケースなのだが。編集者さんによっては、すぐに電話をかけてくる人もいるし、いろいろだ。ともあれ、修正は無事に完了したから問題無し、なんだけど。昨日は久しぶりにちょっとそんなことを考えたりもしました。原稿の直しが終わったらダレてしまい、テープおこしができていないまま……

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2019年4月 9日 (火)

お疲れさまを、彼女にも。

 長年、見慣れていた景色が変わるのはなんとなく居心地が悪いというか、ぽかんとしてしまうものだ。たとえば、ウィンドウ越しにいつも美味しそうなパンが賑やかに並んでいた青山アンデルセンのビルが、閉店になってしまったためにその後、空きビルみたいになっている状況は、前を通るたびになんとなくの寂しさを感じるし、「サンデーモーニング」のコメンテーターの一番奥の席にいつもいた岸井さんのお姿が見られなくなったときは、やっぱり目が慣れるまで「ん?」と思ってしまった。
 通い始めて3334年になる渋谷のバーに22年間お勤めしていたヨコちゃんが先月末で退職されると聞いて、ラストデーに店に行ってきた。そこで、カウンターの中でいつものようにレコードをかけたりグラスを洗ったりして仕事をしている彼女の姿を見ながら、来週からもうあそこにはいないのか……と思うと、やっぱりぽかんとしてしまう自分がいた。なんだかんだいって、やっぱり22年は長い。30代から50代だ。ヨコちゃんはもっとずっと若いけど。でももし彼女が二十歳でお店に入ったのだとしたら今は42歳になっているわけで、そうすると人生の約半分をあの店で過ごしていたことになり、だとしたらまだまだこれからさらに長い人生の別のステージもあるわけだから、と勝手に考えてみたりして(辞める理由は特に聞いていないが、ネガティブな理由ではなさそうなので)。
 そして、そのようなことをいろいろと考えながらラフロイグのソーダ割りを飲んでいたところに、ふと気がつくとボブ・ウェルチの「Sentimental lady」が流れてきて……これは私が30代の頃にちょくちょくリクエストしていた曲……ヨコちゃんの顔を見ると、「マキノさんはこれですよね……」的なことを言ってくれて。覚えていてくれて、かけてくれたんだぁと、ふわっと感激。思えば、仕事帰りにいつも立ち寄って、酔って醜態さらして迷惑をかけるようなことはなかったけれど、長い間、いろいろと本当にお世話になりました。今頃は、朝、目が覚めて、あ、今日はお店に行かなくていいんだ……とか思ったりしている日々なんだろうか。とにかく、しばらくのんびりしてね。お疲れさまでした。

 

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2019年4月 5日 (金)

ウォッカさんお疲れさまでした。

 一昨日、ウォッカの訃報を耳にした。15歳だったという。驚いて、寂しい気持ちになった。2007年の日本ダービーを制した牝馬ウォッカ。10年前はまだよく馬券を買っていて、ウォッカは大好きでいつも応援していた。この拙ブログをチェックしてみたら、2007年から2010年にかけて4回ほどウォッカについて書いていた。昔、書いた自分の文章を読むのは恥ずかしいものではあるが。

 とにかく、ダービーのぶっちぎりの勝ちっぷりがしびれるほどカッコよくて、(馬番の相手を間違えたために馬券は外したものの)感激したのを覚えている。翌年の安田記念の勝ちも見事だった。いつも名だたる牡馬を相手にしながら本当に勝ち方のかっこいいお馬さんだった。2010年の引退後は繁殖馬としてアイルランドに行ったウォッカ。きっと、きれいな自然の中でゆるゆると暮らしていたんだろうと思う。本当に本当にお疲れさまでした。

http://www.jra.go.jp/news/201904/040301.html

 

 

 

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2019年3月29日 (金)

いろんな動きが......。

 ショーケンの訃報にざわざわとしながら明けた今日。午前中に洗濯をして、午後からつらつらと原稿の準備をしていたところに、とってもいいニュースが二つ、飛び込んできた。一つは、教師をしている高校時代の同級生が4月から小学校の校長先生に昇任するという報せ。もう一つは、インタビュー取材の依頼をしていた某芸術家さんから「今回の取材をお引き受けします」との連絡が入ったこと。

 特に前者のほうは、このところずっとうんざりするようなニュースばかりだったところにやってきた朗報で、なんだか自分でもびっくりするくらい嬉しくて、泣けてきた。そして、夜になったらまたちょっと驚く連絡も来て。これは送別の話だった。そういえば、仕事で約1年お世話になっている担当者が異動されるという連絡も2日前に来ていた。春だからなのか、なんか、自分の周りでいろんなことが動いている感じ。

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2019年2月22日 (金)

2月文楽公演の記事を、1月の東京新聞に。

 にゃんと、今年お初のブログでございます。今年はせめて……去年よりは更新できますように(ここ数年、毎年いっていて恥ずかしい……)。
 昨年末の話題に続き、文楽公演の記事の話。先日まで行われていた2月の文楽東京公演の予告的な記事を1月18日付の東京新聞に書いた。12月に豊竹呂勢太夫さんにインタビュー。呂勢太夫さんは今回、第一部の「桂川連理作(かつらがわれんりのしがらみ)」の「帯屋の段」を担当。私は初日に聞きに行ったが、意気込み通り、人物一人ひとりを生き生きと語っておられた。「帯屋の段」は呂勢太夫さんの師匠、嶋太夫さんの十八番的な演目だっただけに、引き継ぐ立場の人は何かと大変だろうなと、聞いているほうは勝手に思ったりするけれど、呂勢太夫さんに限らず、いろんな太夫さんの語りで今後も聞いてみたいものです。
 昨年12月から1月にかけては泥のように忙しい日々が続き、ようやくここに来てペースも落ち着いてきたかなと思う今日この頃。ほっとしたからと思いたくないけれど先週から風邪気味で、酷くならない代わりになかなか治ってもいない。明日こそシャキッと治りますように(今日はニャンコの日だった)。

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東京新聞(1月18日朝刊)


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2018年12月29日 (土)

2018年の振り返り その1

 気がつけば、今年も今日を入れてあと3日……早めに心配し始めていたにもかかわらず、やっぱり時間がごんごん過ぎて、いろいろなことを振り返ることもできぬまま年末になってしまいました……この2か月は特に忙しくて、まだヨレヨレになっております。でもせめて今年のうちに、いくつか振り返りを。
 今年は新しい仕事がいくつか始まった年でもありました。その一つが、東京新聞の文楽の記事。東京公演がある2月、5月、9月、12月の情報を、毎回お一人の技芸員の方にインタビューしながら紹介するというものです。5月公演の吉田玉輔さん、9月公演では竹本千歳太夫さん、12月公演では吉田一輔さんを取材。玉輔さんは襲名披露公演に合わせての取材でした。来年の2月公演の取材は、先日済ませて、原稿はこれから。
 4人の方々、皆さんお会いするのは今回が初めてで、いろいろと興味深いお話を聞かせていただきました。来年は文楽を通じてさらにどんな出会いがあるかしら
……楽しみです。


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♪来年もよろしくお願いいたします。

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2018年11月 5日 (月)

続:わらび餅を売る男

 8月から早めに今年の仕事の反省(?)をしようと思っていたら、案の定、でんでん進まず、もう11月になってしまった……。このままやるやる詐欺になってしまうのか……、とりあえず今日は気分を変えて、別の話題です。
 今から10年前の拙ブログに、友人がやっている移動わらび餅やさんのことを書いた。

http://warabi0620cy.cocolog-nifty.com/yoko/2009/11/post-d2c0.html


 その「わらび餅 小笠原」でお買い物をした人が当ブログにコメントを書き込んでくださることもあり、一番最近ではこの9月の末にも
……。ありがとうございます。
 「わらび餅 小笠原」は今も変わらず、美味しいわらび餅を作り続けている。ただ、販売スケジュールは
10年前のものからちょっと変わった部分もあるので、改めて最新のものをご紹介しておきますね。近くにお立ち寄りの時は、ぜひ♪。

「わらび餅 小笠原」
(月)14:00〜 世田谷区/馬事公苑正門前
(水)15:00〜 橘公園西側/川崎市高津区
(木)15:00〜 世田谷区/赤松公園横 世田谷線松原駅北側
(金)15:00〜 川崎市幸区/南河原公園 旧川崎幸病院横
(土)12:00〜 大田区/洗足池公園前 中原街道沿い
(日)12:00〜 世田谷区/用賀駅北側くすのき公園横

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♪メニューです
(photo/Ogasawara)

 

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2018年9月11日 (火)

雑誌「おとなスタイル」で取材した、犬や猫との付き合い方……。

 やっぱり9月に入ると、毎年あっという間に年末まで転がっていく感が拭えない。なので今年のうちに今年の仕事をいくつか振り返る作業をしておきたいと思います(8月から取りかかろうと思ったけど、やっぱりダメだったな……)。
 1月に取材して、2月末発行の「おとなスタイル」に掲載された記事は、作家の町田康さんに聞いた、犬や猫との付き合い方……。「おとなスタイル」では数回、このテーマで取材記事を書いたが、この号が最終回だった。町田さん宅のプードルさんたちはとってもキュートで楽しい撮影だった。わんこたちが楽しかったかどうかはわかりませんが……。同じ号で、犬や猫と一緒に暮らせる老人ホームの取材記事も書いた。この二つの取材は同じ日の午前午後で、神奈川県→静岡県へと移動。この頃はかなり忙しくて体は疲れていたけれど、犬猫たちに会える現場は気分が上がって元気をもらった。しかし、1月〜3月は体調も崩すことも多かった。今振り返ると、今年の前半はなんだかんだ病院のお世話になっていた。

Photo♪もふもふ

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2018年8月10日 (金)

気がつけば、猛暑の夏……

 7月に入って、気がつくと今年も折り返し……と思っていたら、あっという間に今日は8月も10日だ……。今年の1月2月は老体に鞭打ってよう働いた。それが原因なのかわからないけど、体も不調が続いた。それが4月からはなんとなく落ち着き、また一つ歳を重ねてなんだかんだやっていたら5月の連休明け頃からまたバタバタとしてきて、そのまま一気に夏まで来てしまった。しかも猛暑だ……。今もまたちょっとバタバタしている。
 数年前にフェイスブックを始めて以来、ブログの更新率がどんどん下がっているのが現状なんですが、でも、今年になってブログ2回目というのはいくらなんでも情けないので、今後は少しずつでも書きたいことを書いていけたらと思っています。
 というわけで、今年が終わってしまう前に(笑)、今年の仕事をいくつか振り返ってみたいと思います。
 2月。写真家の上田義彦さんの写真展の話をPen Online に書きました。取材は昨年の12月の末。押し迫った中で、上田さんにお時間をさいてもらった。この写真展、素敵だったなあ。

 https://www.pen-online.jp/news/art/yoshihikoueda/

 てな感じで、振り返りも含めてこれからブログ、まめに続いていきますように♪。

 

 

 

 

 

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«そう、今年は戌年……。